梅雨は何処へ行ってしまったのか…と思うような真夏のような日々が続いています。
まだまだ身体が暑さに慣れてはいませんので 体調に気をつけてこまめな水分補給を忘れずに。

さて、今日は店頭でお配りしております「歳時記」をご紹介させていただきます。

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ー歳時記NO.38ー

紫陽花

梅雨の時期の外出を楽しませてくれる紫陽花。

紫陽花は日本が原産であり語源は諸説ありますが「集真藍(あづさい)」と書き、藍で染めたような小さな花が集まった、と言う説もあるそうです。

江戸時代に来日していたドイツ人医師 シーボルトは数々の日本の植物を持ち帰ったそうで品種改良により、色とりどりの西洋紫陽花となった、とのことです。


雨の中、美しく咲き誇る紫陽花。

お茶室でも雨音を楽しみながら、紫陽花が描かれているお道具で一服いかがでしょうか?



福本未来未来「色絵額紫陽花茶碗」



久田春景 自画賛色紙

高野昭阿弥「紫陽花蓋置」