自分探しの旅☀ 第２1話 宝塚歌劇時代 衝撃 10のエピソード

宝塚歌劇団に入るとまた一番下級生になるので、

学校時代に自由に過ごせたのは束の間.

またまた大変な生活が始まったのでした。

前回の記事→第 20 話 ついに宝塚歌劇団入団！！！

さて、

衝撃エピソードをザッと箇条書きで 10 個上げてみたけど

１つのテーマごと相当語れる

①　こそこそ話で基本的には笑顔無し。静かにひっそり存在し

　　お化粧を研究したり、差し入れを運んだり、伝達を伝えたり、反省述べたり。

初舞台生はこのような格好が楽屋着です。

②　心臓が止まりそうな電話当番（順番に回ってきます）

　　そう言えば携帯がない時代なので　黒電話？ピンク電話？だったような？
    　今は電話なんてたいしてかかって来ないんだろうな〜。

　　良いな〜。

③　何か失敗があれば、決まった言葉を間違えないように反省を述べる

　　言葉間違えたら、間違えたという反省が出来る

　　舞台でイヤリングとか何か落としたら、部屋中に響き渡るように反省を述べます。

　　これ、ホントに緊張でした。

　　振りを１回間違えたら勿論1回ずつ反省です。

　　場面の長にお謝りをし、幹部部屋でお謝りをします（言葉を間違えないように）

すべてがトレーニングですよね！！！

④　誰かの失敗を聞いてなかったなんてことはあり得ないので徹底的に伝達する

　　誰かの失敗は二度としてはいけないので、

　　同期10名でとにかく団結してどうしたら失敗しないかの対策を練る。

⑤　お稽古中にどこか床が滑ると話していたら、スタートダッシュで

   　ビニールテープをシャープ＃に貼り対処

⑥　「ちょっと寒くない？暑くない？」

　　この空気を察知して　とにかく気にしている感、いつでも走ります感出す！

　　必要そうであればダッシュして温度調節

　　同期の九路あかりには誰にも勝てないくらい　彼女の動きが素晴らしくてね、

　　私は　そうかな〜どうかな〜　まだ良くない？　

　　なんて思ってしまい

　　瞬間的に身体が動かず、、、だめでしたね、、、、

　　良く「し〜〜〜」って怒られてた方でした

いつでも周りが見えていないとダメ
気が利かないとダメ

⑦　ファンレターや差し入れを上級生に配るなど、芸名、愛称どちらでも

   　分かるように出来る限り早く暗記。

　　約60名の難しい芸名と、何故その名前？という愛称を覚えるのです、120
　　私は宝塚ファン歴もなく、殆ど聞いたこともなく大変でした。

⑧　旧東京宝塚劇場で最下級生の動きはまたモーレツ凄く、ちょっとやそっと

   　じゃ語れない感じです。

　　エレベーターガールが衝撃的！！！
　　どなたが何階か全部暗記してボタンを押さねばならなくて、

　　エレベータ乗らずにおりゃ〜〜〜〜と階段を何階までかな？
　　けっこう駆け上がっていました

　　たまに上級生が
 

　「良いよ良いよ　エレベーター乗りなよ！！！」

　　と神様のように優しく導いて下さるのですが

　''　いやいや　そりゃ乗りたいですよ~💦　'' (心の声）
 

　　でも、間違えないで何階 かのボタンを押す自信がない訳ですよ

　
　’’　どうかほっといてください〜〜〜〜　’’　とうのが本音。

　　
　　息が止まりそうになりながらエレベーターに乗りましたが　

　　優しい上級生が、ササっとボタンを押して下さることも多く
　　救っていただきました。

　　ボタン間違えたら、モチのロン、反省が出来ます

　　神のような優しいお方は、見逃して下さる時がありますが

　　覚えてしまえば怖くなくなるんですが、
　　旧東京宝塚劇場は　とても複雑だったんです。

　　
緊張感の中で生活

度胸作り

暗記力
 

⑨　 初舞台は花組でしたが、一度別の組を経験するという決まりがあり、

　　私は旧東京宝塚劇場では星組を経験させていただきました。
　（トップさんは麻路さきさん、白城あやかさん）

　　組によって規則や習慣が違いそれはそれは大変な日々なのです
 

⑩　 娘役はかつら、髪飾り、アクセサリー、自腹です。

　（かつらは　学年が上がるごとに　カツラ代を出していただける数が増えますが、

　　全場面出ることはないですね）

　　結構お金がかかります

　
　　夜な夜な髪飾りをつくるので寝れず、朝は早く、

　　お化粧をしながら寝る。
　　ウォーミングアップをしながら寝る。

　　ご指導いただいているとき、
　　新人公演のお稽古中にはまた寝ないように

　　赤まむしドリンクやら、腕や脚はツネってツネってアザになってました

　

自分でどんな髪型かアクセサリー考えることで

どんなデザインが似合うか

何色が似合うか

ずっとずっと考えていることで

センスも磨かれ　自分を素敵に魅せる力がついていきますね

そうそう、寮生活ならタダで住めるくらい安く住めるのですが、

歌劇団時代は１人暮らしをしていました。

両親に感謝です。

色々笑える話あるんだけど、当時は勿論笑えませんよ

暫くは自分を殺して生きてました

宝ジェンヌ

結構大変ですよ

でも本当に全てが素晴らしい経験でした。

コロナ時代を経験すると

何もかもが

幸せな出来事ですね。

何か少しでもお役に立てたらと思っています。

次回はもう1回くらい大変エピソードを書こうかなと思います^^
いつもありがとうございます

人生ストーリー50話まで続きます。

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自分探しの旅
目次
第 1 話 「はじめに」
● 1 幼少時代
第 2 話 「奇跡の生還」（家族構成）

● 2 小学生時代
第 3 話 「 叱られても聞き流せるようになったのは何故？」

第 4 話 「苦労した分強くなれるはず」

第 5 話「男に生まれてくれば良かった」（いじめ）

● 3 中学生時代

第 6 話 「全国大会でが届かず」

第 7 話 「一生忘れない後悔」（いじめ2)

第 8 話 「人を好きになるって馬鹿力でるよね！」

宝塚への旅

● ４ 高校生時代

第 9 話 「何故宝塚音楽学校を目指したか？」（大転機）

第 10 話 「やる時はやるよ！やらないことはやらないけど」（大転機）  ①宝塚らしさ

第 11 話「マイ・フェア・レディの生活〜客観視出来た時に変われた〜」　②宝塚面接

第 12 話 「技術UPするための3つのポイント」  ③歌やダンス

第 13 話 「宝塚的「3つの魅力の育て方」　

第 14 話 「男性ホルモン打っちゃだめ〜」〜容姿端麗×9つの美肌作り〜

● 5 宝塚音楽学校編

第 15 話 「 80期 宝塚合格！」〜猫100匹被れたかも〜

第 16 話 「第16話 宝塚の方は花嫁に向いてる？〜厳しい世界」

第 17 話 「ひみつの花園での3つの出来事」

第 18 話 宝塚音楽学校時代〜スキルアップのポイント〜

第 19 話 宝塚音楽学校時代 ~ひみつの花園シリーズ2~

● 6 宝塚歌劇団編

第 20 話 ついに宝塚歌劇団入団！！！

第２1話　宝塚歌劇時代　衝撃　10のエピソード

番外編
① 「本日宝塚受験スタート」（自信と緊張について）
②「宝塚への夢」結果には必ず意味がある！

③ 「魔法がかかった！！！出版にむけて佐藤伝先生の個人コンサル」

④ 「何故出版講座へ」〜損することなんてなにもない〜