見捨てられた宮島の鹿 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

宮島の鹿の問題で、署名を募集されています。

 

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戦時中食糧難で鹿を食べ頭数が減ったことにより、昭和25年奈良から遠路はるばるつがいを連れて来させ、

宮島の観光資源として保護育成が始まり、頭数を増やし、予算の都合で檻が壊れて鹿を街中に逃した。

 

宮島は、花崗岩が隆起された島で塩分を多く含む特殊な土壌により、鹿の餌となる植物が育ちにくい環境。

餌となる植物が乏しく、2007年迄は旧宮島町が給餌をしていたが、繁殖制限せず増え過ぎてしまい、

口減らしの為2008年より突如、「鹿は野生動物のため、行政による給餌禁止」となり、鹿せんべいも販売禁止になる。

 

これに対して複数の愛護団体、多数の個人、団体から猛反発あるも、無視する形で鹿の口減らしを断行。

 

餌をもらえず、衰弱して餓死していく鹿を見兼ねた広島県在住の高齢のご夫婦が、沢山のフードを乗せた車を本土よりフェリーで渡り、約14年前より鹿の給餌ボランティアを始める。

 

350-450キロものフードを個人で調達し、鹿の口減らしをしたい人達からの様々な妨害に合い、困難を極めながらも毎週日曜に、約300頭の鹿に給餌をされている。

 

給餌日の日曜以外は、僅かに残った枯れ葉や草、

はたまた石やブルーシートや金たわし等食べ物ではないものまで口に入れ、飢えを凌いでいる。

 

僅かにもらえる食べ物を求め、商店街や市街地を彷徨う鹿が邪魔者扱いをされ、金属棒で叩かれたり、蹴られたりなどの方法で、追い払われる光景がたびたび目撃されている。

 

街中で飢えている約300頭の胃袋を満たす植物があるかどうかの第三者の専門家による調査はほぼ行われてないが、市民や団体から数々の要望を現在に至るまで跳ね除け、ながきにわたりこの問題を放置してきた。

 

「餌やり禁止」を貫き続ける行政は無責任であり、鹿を餓死させたいとしか思えない。

 

どうか対策をよろしくお願いします。

 

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要するに、観光客を呼び込むために、勝手に鹿を連れてきて、

囲いきれなくなったら野生化させて、勝手に増やして、

島民からクレームがくるようになったら、鹿は野生動物だからという言い訳をして、餌やりを禁止して餓死させようという、

身勝手極まりないことを行っているのが宮島の行政という事です。

 

 

痩せていく鹿を見かねた人たちが、鹿に餌やりをして命をつないでいるそうです。

 

 

しかし、それでも十分な餌はまかなえないようで、

お腹が空いた鹿たちは、ブルーシートやプラスチックゴミを食べてしまうそうです。

 

 

宮島の鹿問題には、一定数のアンチがいるらしく、

鹿は痩せていないなどといって、(比較的)太った鹿の画像を上げたりしているようですが、

そりゃ、餌をあげている人がいるからには、中には太った鹿もいるでしょう。

 

そこを崩せない限り、画像を上げたところで、太った鹿の画像=痩せた鹿はいない、とはならないはずです。

しかし、それをあっさり信じ込んで、アンチに寝返ってしまう人も多いようですね。

 

 

こちらの動画の概要欄によると、

 

廿日市市は、

宮島の鹿の大きさが奈良や山口の鹿よりも小さいのは、栄養状態が悪いため、と認めており、

さらに、市のどこに鹿の餌となる植物が、どのような範囲で生えているのかなどについて回答できていないそうです。

 

にも関わらず、300頭半に減少させたいという目標は掲げているそうで、

 

つまり、鹿たちは餌が足りておらず、餓死させようとしている、ことを市が認めていることになります。

 

 

市が、鹿をなぜ殺そうとしているかというと、一部の島民が鹿を極端に嫌っているから、であるようです。

 

嫌っているのは、商店街の人たちが多いようですね。

 

この方も、商店街の方のようです。

 

鹿は野生動物である。

餌をもらうことで、人に慣れた鹿が、角で人にケガをさせたり、

人の荷物をかじったり、食べ歩きのモノを奪おうとする。

交通事故が起きる。

 

などと書いていますが、それは建前で、

本音は、自分の商売を鹿に邪魔されたくない、ということでしょう。

 

お腹の空いた鹿たちは、店の商品を何でも口にくわえたりするそうです。

 

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お腹だけ大きくて他はガリガリのこの鹿さん

食べ物を求めて毎日何度も商店街にやってきます

 

昨日は5回

多い日には8回も

 

もみじ饅頭だったり

店頭に置いてあるお店のメニューやパンフレットだったり

鹿のイラストが印刷されたハガキや手ぬぐいだったり

なんでも食べてしまいます

 

なので

お店の人達は鹿を店から遠ざけるために

蹴ったり叩いたり水をかけたり

後ろ脚を蹴る

お尻を足の甲で回し蹴りしてさらに踵で突き飛ばす

妊婦だとわかりお腹を叩く

シャッターを上げ下げする鉄の棒で脚を突く

霧吹きで顔面に水をかけ続ける

一斗缶を耳元で叩く

 

「足を狙えばいい」と親切に教えてくれた人もいます

 

「足を怪我したら歩けなくなって商店街には来ないから」と

 

実際、足のない鹿さんもいますよね

原因は謎だけど。

 

「やめて」と言ってもやめない

「それ虐待ですよ」と言っても

「こうでもしないとまた来るから」とさらに叩く

 

「その行動、拡散されたら店潰れますよ」と言うと

慌ててやめる。

 

自分の店の前からだけ退けるので

お向いや隣の店と揉めることになる

 

お客さんの前で店同士で喧嘩

 

どんなに邪険にされてもお腹の大きい鹿さんは何度でも来ます

お腹がすいているから

ここにしか食べ物がないから。

 

鹿さんが痛い目にあわされるのを見たくないので

商店街に入ってくると海や山へ誘導します

 

蹴られても叩かれても動かないのに

わたしが話しかけながら背中をトントンすると一緒に歩いてくれます

 

追い出す方法は虐待に近いけど

そうでもしないと何度でも来るからと

その言い分はわかります

 

ただ

商店街から追い出すことが解決策ではないことに気付いてほしい

 

なぜ来るのかということを

お腹がすいているからということを

 

お店が被害者なら

鹿さんも被害者だということを

 

そこを解決しないとダメでしょう。

 

実際に宮島から鹿がいなくなったら困るのはお店の人たちです

 

「鹿は神の使いです」と

どこの店もなんらかの鹿グッズを売っています

 

修学旅行生なんてほぼ全員が鹿の被り物していますから

ものすごい売り上げだと思いますよ。

 

鹿グッズを売っている店の人が鹿を邪険にしているけどなぜ?と

誰かが疑問に思ってほしい

 

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こうして商売の邪魔をされるのが嫌で、鹿を極端に嫌っているというわけです。

 

お腹の空いた鹿がよってくると、二度と寄ってこないように、叩いたり、蹴ったり、傷つけたりといった虐待を行うようですね。

 

口を縛られた鹿。

 

 

耳を切られた鹿。

足を折られた鹿。

鹿さんへの虐待は許せない!

 

刃物で首を切られた鹿。

 

 

足を切りとられた鹿。

 

 

ちなみにですが、先ほどの商店街の人物も、虐待自体は否定していません。

追い払うために仕方なくやっている、という主張になっています。

 

観光客は、何度も虐待のシーンを目撃しているようです。

 

仕方ないにしろ何にしろ、商店街の人たちが鹿を虐待しているのは事実のようです。

 

 

ただし全員そういう人なわけではなく、商店街の人の一部は、鹿を大事にする、鹿擁護派の人もいるようです。

ですが、多くの人は鹿を極端に嫌っていて、その人を潰しにかかってくるため、鹿擁護派の人も声をあげられないようです。

 

 

商店街の人が商売の邪魔をされて極端に嫌うのは理解しますが、

嫌っておきながら、観光資源として利用しようとするのがとても卑怯なやり方ですね。

 

鹿とは関わりたくはない、鹿を完全排除という主張なら分かりますが、

この人たちは、なんだかんだ鹿のおかげで観光客が集まり、その利益を得たいわけです。

 

鹿を嫌っておきながら、グッズ販売をして、露骨に鹿をアピールする連中もいるのです。

 

もちろん、観光の目的は鹿だけではないでしょうが、鹿が大きな貢献をしているのは間違いないわけです。

それが分かっているから、彼らも、完全排除とは言わず、共存・共栄などといった曖昧な言葉を使います。

 

利益となる資源としての鹿は利用したいけど、損失となる目の前の鹿は、暴力によって排除したいのです。

 

人間の都合の良い程度にしか存在してほしくない、人間だけが栄えるのに、どこが共存で共栄なのでしょうね。

 

 

餌やりを禁止したところで、餌やりをする人はし続けます。

この現実を、商店街の人たちも、行政もそろそろ学ばなければならないでしょう。

 

なので、行政が関わって、適切な場所で、適切に餌やりをし、繁殖制限をし、

商店街に近寄らないように工夫するなどして、鹿を管理した方が丸くおさまるはずです。

 

 

というわけで、行政に対策を求める署名になります。

 

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昨日の、オープンセサミの小屋崩壊の件。

 

ブログやSNSなどで多く拡散されたようで、昨日だけでクラファンの資金が100%を達成しました。

 

この様子だと、ダイレクトの寄付金もかなり集まっていると思います。

ご協力いただいた方々、ありがとうございます。

 

とはいえ、まだまだオープンセサミは資金が必要なはずです。

オープンセサミには、水道設備すらありません。

 

クラファンの資金はあくまで最低限のものですので、引き続き支援可能な方はよろしくお願いします。

 

返礼品などが不要な人は、以下の方法で、直接寄付をしてあげてください。

 

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★クレジットカードでのご寄付

https://k-open-sesame.com/free/kifu-creditcard

 

★ゆうちょ銀行(振替口座)から募金: 

01770-4-136101

口座名 オープンセサミ

 

他の金融機関から募金:

郵貯銀行179店 当座 0136101

口座名 オープンセサミ

 

★paypalでのご送金

ご自分のpaypalアカウントを開きfarmsanctuary.opensesame@gmail.com 宛に送金頂けます。

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と言いますのは、クラファンは、手数料が取られるからです。

 

例えば、以前クックハウスが支払った手数料は以下になります。

 

12%が手数料となり

支援金1200万円のうち、手数料146万円が運営側に支払われています。

 

 

例えばクラファンで、オープンセサミさんに1万円支援しても、

8800円しか入らないセサミさんに入らない計算になります。

 

それなら、直接1万円寄付した方が使ってもらえる金額が増えます。

 

なので、目標金額を達成した今、返礼品を望まないなら、直接寄付がオススメです。

 

※クラファン運営側は、その分広告をうって、集客してくれているので、運営側を批判するものではありません。