学生時代、基本、貧乏を旨としていた私は帰省するのに新幹線の切符を買うのが勿体ないと思っていました。

友人の中には帰省用の新幹線の切符や航空券を両親に無心したり、何も言わずとも実家から送られてるという裕福な家庭に育った人も確かにいました。

大学時代の私はお金は無いけど時間があるのを良い事に貧乏を楽しむ生活をしていたので、『何とかお金がかからない方法は無いものか?』といつも考えていました。

この頃にお参り貯金を始めていたら、きっとバイト代が『お参り貯金』に反映されていたと思われます。
学生時代もあちこち貧乏旅行してたので、色んな局名スタンプがget出来たでしょうね〜(*'▽'*)

さて、そんな私は大学一年生の夏、先輩たちにお得な『青春18切符』を教えてもらい、以来、帰省の度に使っていました。

当時の大学生協では『青春18切符』のバラ売りが出来たのもラッキーでした。

私が『青春18切符』で実家に帰省するにはほぼ一日かかりました。

朝昼用のパン、飲み物、沢山のおやつと漫画や小説、WALKMANは帰省の必須アイテムでした。

あと、飼っていた手乗りインコも籠ごと紙袋に入れて一緒に帰省してました。

切符を点検に来る車掌さんは紙袋の中を覗きこんで、インコとご対面しても
『インコは◯◯円です』という物騒な事は言われませんでした。(^◇^;)

余談ですが、私は時間があれば手乗りインコに沢山の言葉や歌を覚えさせました。
熱心な生徒だった私の手乗りインコはどんどん新しい言葉や歌を覚えていきました。

そして、紙袋の籠の中でいつものように、ひとりごとを反芻していました。
覚えた言葉を脈絡もなくこんがらせたり、キーをおかしくして歌ったり。
Σ('◉⌓◉’)

JRの快速列車に長い時間揺られて、車内にいる人達が出たり入ったりして話している言葉が、だんだん博多弁になっていくのを耳にして、
『あぁ、福岡が近付きよるねー』
と嬉しかったものです。

そんな中、紙袋の中からキーの少し外れた『春が来た〜♬』などが聴こえてきます。
JRの揺れも手乗りインコには心地よい揺りかごだったのでしょうか?
人に慣れているので紙袋の中で騒ぐ事もなく、楽しげにぶつぶつお喋りをしていました。
車内の方々が不思議そうに音?声?の源を探す様子をみて、私はにやにやしていました。



さて、時は流れ。

お正月も終わり、鏡開きも終わり、成人式も終わり、次はセンター入試っ!
という季節に、ふと思い出しました。

今も青春18切符って、あるとかいな?




調べました。
スマホでググッちゃいました。
世の中、便利になりました(*^o^*)


あっ!
まだ健在だったんだー!
青春18切符ーーーー!
(*゚▽゚*)

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これを使って日帰り旅行とかできるやんっ!
お参り貯金旅行できるやんっ!!!

と気分がぐんぐん高揚して来ました。

しかし、
残念ながら、よーーーく見ると、終わってましたね、冬季使用期限。

1/10に…。

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んもーーーーーっ。
ぷんすか!ぷんすか!
もっと早くに気付けば良かったー。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾



どうやら年齢制限はなさそうなので
いつかは青春18切符でお参り貯金旅行へと旅立ちたいものです。
(*´꒳`*)


開運本に、今年は小さな事でも積み重ねる事で運が良くなるって書いてありました。
お参り貯金で少しずつ貯金を積み重ねるのも『開運』に繋がるかも!
と、ほくそ笑む私なのでした。



今日もお立ち寄りいただきありがとうございました♡

明日もお立ち寄りの皆さまに素敵なことが起きますように。


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