Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪


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このところ、すっかりばぁばっ子になってしまった息子は、夜泣きも寝言も、淋しい時も、おなかがすいたときも、全部、「ばぁばー!!」。


この前の夜泣きのときは、「ばぁばー!」と泣く息子に、声をださずにトントンして、ばあばだと信じ込ませてみた。そうしたら、なんとか寝付いた。


朝6時過ぎに私が会社に出かけるときも、息子がおきてくると、何の躊躇もなく、手を振る。「バイバイ。早く、仕事に行け」ってこと(笑)


そういう、情けないハハになりさがってしまったので、心の中では、いつか見てろ、と「ハハ権」を奪回する機会をうかがっている。


この週末は、息子の大好きなばぁばが、泊りがけで出かけている。「ハハ権」奪回の絶好のチャンスだ。


相変わらず、朝から晩まで「ばぁばー」を連発している息子。でも、いつもばあばにやってもらっている一通りのことを、全部やっていたら、まぁ、なんとか私でも我慢できるようで、大きなトラブルもなく、一日終了。寝付く時も、私の顔をマジマジみつめ、やっぱり、「ばぁばー」とつぶやきながらも、すやすや寝付いた。


よし。

明日1日で、完全に「ハハ権」奪回を目指そう!


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先日ロタウィルスによる嘔吐下痢症に苦しんだ息子@1歳は、その前からもそうだけど、ずっと母が付きっきりで世話をしてくれたおかげで、すっかりばあばっ子に仕上がった。


それまでは、そりゃ、ばあばは大好きだけど、私もまあまあ大好きそうだったのに、今は、とにかくばあばじゃなきゃ、ダメ!というようになってしまった。


夜泣きをして起きる。多くの子が、「ママー!」と泣く所だろうが、「ばぁばぁー!」と泣く。隣で寝ている私が「よしよし」とやっても、「ばぁばぁー!」。


朝おきて、「おはよう!」と言うと「ばぁばぁー!」と、まず、ばあばあの膝に飛び込んでいく。私の顔を見ると、「ばいばい」。要するに、早く仕事に行け、と。。。


世の中の多くの忙しいお父さん達の気持ちが分かる気がする。


自分の子なのに、顔を見れば「ばいばい」と手を振られ、泣いているときなだめても、「オマエじゃない!」とさらに泣かれ。


母親としては、何とも複雑な気持ちだけど、結構面白かったりする。ちょっと、マズイかしら、なんていう気がしないでもない。


息子よ。

それでもね、ハハは、あなたの育児に100%コミットしているつもりだから。

一緒にいる時間は長くは取れないけど、「ばあばっ子だから、甘えん坊主になっちゃった」とか、「ばあばが育てたから」なんていう言い訳は、しないから。


あなたが、今、一番甘えられるのがばあばなら、それでいい。だって、実際、ハハは、普段あまり一緒にいてやれないんだから。大切なのは、あなたが一番甘えられる存在をつくってやり、安心できる家庭を持たせてやることだと思っている。


それから、ハハ自身、日中の世話はばあば任せだけど、だからと言って、全責任をばあばに押し付けるつもりも、全然ないのですよ。息子よ、あなたは、ハハの可愛い可愛い息子なのですよ。何かあったとき、いや、何もなくても、あなたへの責任は、ハハ自身がとるものだと、思っていますから。


だから、これからも、思う存分、ばあばに甘えなさい。


けどさ、もう少し、病気の前みたいに、独立心持って、一人遊びしてよ。ばあば、あんまりに「抱っこ、抱っこ」だと、疲れるってさ。。。(笑)

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よく、ロタウィルスとか、ノロウィルスとかで、嘔吐下痢症になった子供たちの保育園友達の話を聞いていた。が、娘@4歳は、幸い比較的体力のある子供で、そういうものに、殆ど無縁だった。だから、我が家には、縁遠いものと、勝手に思い込んでいたが、うちにも、すごいロタウィルスがやってきてしまった。


先週から、息子@1歳が、ロタウィルスによる嘔吐下痢症で、すっかり消耗。1.5時間~2時間おきに下痢をして、すっかり痩せてしまい、何も飲まない夜もあった息子に、このまま消耗しきってしまったらどうしよう、とハラハラしていると、看病してくれた母にうつり、母もダウンしてしまった。


その後、看病していた私にもうつり、父にもうつり、家族のうち、娘@4歳だけを残して、家族全員がロタウィルスの洗礼を受けるはめになってしまった。


いやはや、参った、参った。最後は、私も点滴までうけて、なんとかかんとか、復活した。


ロタウィルスの嘔吐下痢症は、大変だとは聞いていたが、本当に大変であった。すっかり小さくなってしまった息子を抱きながら、「代われるものなら代わってやりたい」と思ったが、そのとおり、身をもって経験した。

(いや、ホントはそういう意味じゃなくて、息子の病気が治って私にうつってくれれば、っていうイミだったんだけど...)


いやぁ、あの小さな身体でこの病気は、参ると思う。とにかく、全部出てしまうんだから。


サイトをググってみると、横浜市衛生研究所 のサイトに、アメリカでは毎年5万5千人の子供が入院、全世界では60万人の子供が、ロタウィルスによる感染症で亡くなっていると書かれていた。


入院するのは分かるし、万一っていうことも分かる。本当にあなどれないなぁと思った。



ところで、この病気で全世界で60万人もの子供たちが亡くなっているのは、本当に心が痛む。いや、この病気だけじゃなくて、他の病気や、他の原因でも、たくさんの子供たちが亡くなっているだろう。


本当に微力だけど、ページ下に「クリックで救える命がある」というサイトにリンクをはってみた。このページ下だけでなく、このブログのプロフィールの上の方にバナーを置いたので、きてくださった皆さん、どうか、クリックして、その先にある協賛企業の募金サイトをクリックしていってくださいね。



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うちは、母子家庭ということになる。でも、実際は両親と子供たち2人と私の5人家族だというのもあり、あんまり「母子家庭」ということを意識しないようにしていた。それに、自分自身も、ゴメンナサイ、白状すると、実は、「母子家庭」という言葉の響きに暗いものを感じて、このブログには、あまり書かないようにしていた。


けど、今日のYahoo!ニュースで、「母子家庭の年収は一般の4割弱」という記事を読んで、なんだか、いてもたってもいられない気持ちになってしまった。


母親が働いている母子家庭のうち、母親が正規雇用されている世帯は、03年で39.2%。平均年収は、234万円。


正直言って、愕然とした。


私は、幸い正社員だけど、出産で仕事を辞めていれば、どうなっていたか分からない。ギリギリまで考えて、シングルママになる、なれる、なるしかない、と思ったのは、仕事があり、社会・経済的になんとかなると確信できたからというのが、大きい。


別に、母子家庭の全てが離婚じゃないことは分かっている。死別だってある。もともと、未婚で子供を産む人だっている。


個人のレベルでは、どんな状況であれ、生きていく糧を確保しておくことが、大切なんだろう。端的に言えば、経済力≒仕事。それから、家事全般などの生活力。あと、気持ちの強さや明るさといった、精神力。


しかし、社会面では、どうしたらいいんだろう。何から変えていけば、良いんだろう。未婚、既婚、子持ち、子無しにかかわらず、女性の就労率を上げるのか?離婚を防ぐのか?男性も含め、ライフバランスが取れるような社会風潮を、制度面で整えていくのか?一人親家庭への支援を増やすのか?


シングルママになるまでは、他人事としか思っていなかったけれど、せっかくシングルママになったんだから、このテーマは、これからも考えていきたい。



以下、参考までに、Yahoo!ニュースのリンクと記事前文を掲載。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000013-yom-soci


「母子家庭の年収は一般の4割弱・・・厚労省調査」


 母親が働いている母子家庭のうち、母親が正規雇用されている世帯の割合は、2003年で39・2%と5割を割り込んだことが、厚生労働省が13日に公表した、「母子家庭の母の就業の支援に関する年次報告」の骨子案でわかった。

 同省では、景気後退による就業状況の悪化が主な原因と見ている。

 調査は5年ごとに実施される。93年の調査では、母親が正社員などの形で働いている世帯は53・2%、98年は50・7%だった。

 一方、臨時社員・パートの割合は31・3%(93年)、38・3%(98年)、49・0%(2003年)と増加している。母子家庭全体の平均年収は234万円(03年)で、一般世帯の589万円より大幅に少なくなっている。

(読売新聞) - 4月13日23時13分更新

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ついでに余談ではあるが、もう一つ、愕然としたニュースを同掲。

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妻の3人に1人がDV被害=4割が離婚を断念-内閣府調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000101-jij-pol


 内閣府が14日発表した「男女間における暴力に関する調査」結果によると、夫から心理的攻撃を含む暴行(DV被害)を受けたことがある妻が3人に1人に上った。このうち、離婚を考えたものの踏み切れなかった妻は4割を超えた。
 調査は2005年11月から12月にかけて、全国の成人男女4500人を対象に実施した。有効回収率は64.2%。 

(時事通信) - 4月14日19時0分更新

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程度の差はあると思うけれど、「3人に1人」というのは、尋常な数字ではないと思ったのは、私だけだろうか。。。
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4月になって、育児休暇を取っていた方々が、何人か復帰してきた。


保育園にお子さんを迎えに行くために、さっさと仕事を切り上げる彼女達を見て、そうだ、私も、もっと、さっさと仕事を切り上げて、早く帰ろうと思った。


私も、シングルママになる前は、さっさと仕事を切り上げて、とっとと帰っていた。保育園に子供たちを迎えにいかなければならなかったから。保育園の延長保育にも時間に限りがあり、最高まで引き伸ばせて、18:15には、会社を出なければいけなかった。


でも、今、通勤に2時間半もかかると、どうやりくりしても、子供たちを朝晩保育園に送迎することはできない。だから、母にお願いしている。私は、独身時代に戻っちゃったみたいに、好きなだけ仕事をしている。


早く帰りたいな、と思っても、仕事が終わらないと、ずっと残業してしまう。良いんだか、悪いんだか。。


時間を気にせず働かせてもらえる事は、間違いなくありがたいのだけど、やっぱり、もうちょっと、「早く帰る」すなわち「効率よく仕事をする」ことを、心がけてみようと思う。


とはいっても、「早く帰る」強い動機や理由がないと、仕事をしちゃうんだよなぁ。。その方が、楽だから。


一番変えなければいけないのは、多分、「仕事をしている方が楽」っていう、マインドだろうな。

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小さい頃、私は、引っ込み思案で臆病な子供だった。今ではそんなことはないけれど、小さい頃のことを考えると、そのために、たくさんチャンスロスをしてきたなぁと思う。ま、だからこそ得たものもあったかもしれないが。


その私の性格に、娘@4歳がそっくり。「もうちょっとがんばってみなよ」ってところで、「子Chipapaちゃんは、いいの。。また今度にする」って言う。


そんな娘の性格に気づいた時、私は、親として、娘の勇気にちょっと手助けをしてあげようと決めた。なぜならば、私も、本当は、そうやって、手助けして欲しかったから。いつも、もうちょっとだけ、背中を押して欲しかったから。自分から勇気が出せなくて、誰かに背中を押して欲しかった弱虫の私だけど、「あんたは臆病なんだから」って、親から言われるのも、そう決めつけられるのも、キライだった。


先日遊びに行った近所のフラワーパークに、着ぐるみの人形がいた。フラワーパークのマスコットを模した、人が入っている、大きな着ぐるみ人形。キモカワイイっていうんだろうか。いや、はっきり言って、コワイ。


その人形が、子供たちとじゃんけんをして、勝った子供にキャンディーをプレゼントしていた。娘は、興味津々で、そばまで近づいていったものの、じゃんけんをする勇気が出せないない。あとから来た他の子供たちに、どんどん抜かされていく。


本当は、じゃんけんしてみたいくせに。キャンディーが欲しいくせに。


もじもじして、じゃんけんできないでいる娘に、「ねぇ、どうするの?じゃんけんしたら?」と、ちょっとイライラしながら言うと、「ハハも一緒に来て」と言う。一緒に行ってやっても、「最初はグー!」の手が出せない。


そんなことしている間に、また別の子供に先を越された。時間ばっかり過ぎていく。


「そんなことやっているんなら、もう、帰るよ!(怒)」と言うと、「うん、いいの。帰る。また今度、子Chipapaちゃん、じゃんけんするから」と自分で自分を納得させる娘。


プンプンして歩き始めてから、はたと思いなおした。


そうだ、そうだった、私、小さい頃、こういうとき、ポンって背中を押して欲しかったんだった。そうだ、ここはグッとこらえてみよう。


もう一度、娘に向き直って、言ってみた。


「いーい?子Chipapaちゃん、ちょっとだけ、勇気を出せばいいんだから。そうすれば、じゃんけんできるよ、子Chipapaちゃんなら、大丈夫。それにね、あの人形、グーしか出してないから。パー出せば、勝てるわよ」

と入れ知恵までした。


その私の言葉に勇気付けられ、ついに娘が、「最初はグー!」の手を出した。そして、パーを出して、勝った。


イチゴ味のキャンディーをもらった娘は、ニコニコ笑って、「勇気出してみて、良かったー!だって、キャンディーもらえたもんねー」と何度も言い、満足げで、自信満々。


よかったな、と思った。

同時に、これで本当によかったのかな、とも思った。

いつまで、背中を押してやればいいのかな、と思った。


小さいうちは、いい。私や、周りの大人が、手を出してやれるときは、まだいい。

でもいずれ、自分のアタマで考え、自分の心で感じ、判断し、自分で勇気を出して、自分の道を進んでいって欲しい。いつまでも、ハハはいるわけじゃないんだから。


小さいうちの成功体験や、親や周りの大人から自信をつけさせてもらうことで、自分の中に本当の自信をつけて欲しいと思うんだけど、うまく行くかな。甘ったれになってしまったら、本意じゃないし。


背中を押したり、突き放してみたり。私も不完全な人間だから、なかなか上手に出来ないけど、ちゃんとちゃんと考えて、子供たちのことを信じて、ちょっとだけの勇気が、自分で出せる人間に、育てたいなぁと思う。



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子供たちの春休みに合わせて仕事を休んだ、平日の夕方。でたらめにピアノを弾いていると、玄関のところで、娘@4歳が、誰かと話をしている。


出てみたら、私の中学生の頃の同級生だった。ずっと地元で、お母さんと一緒に小さなお店をやっている彼女。私の両親がやっている動物病院に、ペットの薬をもらいにきてくれたという。今日はお店は休みだと言うので、お茶を飲んでいってよ、と誘った。


子供たちを連れて実家に帰ってきてから、こういうことが、たまにある。地元のスーパーで、ばったり小学校の同級生に再会したり、道端で同級生のお母さんに出会ったり。18歳で家を出て、大学、就職、結婚と、全く故郷を振り返らずに突き進んできたけれど、こうして思いもかけない形で地元に帰ってきたら、思いもかけない再会が、ポロポロと。


彼女とは、久しぶりに会った。何年か前に、彼女のお父さんが亡くなったことは、知っていた。私も祖父母の逝去があり、ここ何年かは喪中ハガキを交わす仲だった。彼女がお父さんのことにショックを受け、仕事もなかなか手につかず、お母さんと一緒に暮らしていることも、伝え聞いていた。


お互いに、状況が変わって、色々な事を話した。彼女は、前回会った時よりは、随分明るい顔をしていた。


そうして、「引っ越すの」と言う。一人暮らしをしてみるんだ、と。


「え?近くなの?」と聞く私に彼女がこたえる。


「ちょっと遠いのよ。京都にね、行くの。ずっと京都で着物関係の仕事がしたいと思っていたから。」


ツテはないという。これから、仕事も探すし、着物関係の勉強もすると言う。


驚いた。唐突で。


でも、それを語る彼女の顔は、幸せそうで、不安はあるけれど嬉しそうで、なんだか眩しかった。


お母さんも、賛成してくれたようで。そうか、よかった。確か、お姉さんと弟がいたはず。「お姉さんはどうしているの?そばにいるの?」と聞いてみた。そうしたら、淋しそうに笑いながら、彼女はこたえた。


「それがね、亡くなったのよ」


言葉がなかった。どう言葉を返したらいいのか、すぐには分からなかった。やっとの思いで、「そうだったんだ。。」とだけ言えた。


そうしたら、お姉さんの事を、ちょっとずつ話してくれた。


亡くなったとき、まだ31歳だったこと。闘病1年弱だったこと。お父さんが亡くなってから、1年も経たずに亡くなったこと。お姉さんとは仲が良かったから、すごくショックだったこと。何回「どうしてお姉ちゃんが?」を繰り返しても、答えが見つからないこと。ずっと、ここ最近まで、何もする気にならなかったこと。だけどやっと、立ち上がる気になれたところだ、ということ。


人生は、一度きりなんだ、ということ。いつ終わるか、分からないんだ、ということ。


決して早いスタートではないけれど、やりたい事をやろう、行きたいところへ行こう、と思ったということ。


だから、京都に行く事を決心した、と。


それを話す彼女は、ゆっくりと、でも、自分の考えで、自分の言葉で、自分のやりたい事を、希望を、語っていた。


一般のモノサシから考えたら、ちょっと遅めかもしれない。初めての一人暮らし、何の縁もないところでの、ゼロからのスタート。でも、今の彼女なら、大丈夫だと思った。


他の人が、前に進んでいた時に、止まっていただけ。しかも、ただ止まっていただけではなくて、どうしようもない疑問と闘い、答えを出していたんだから、ゼロじゃない。ダテに時間を過ごしてない。そう思う。


だから、彼女は大丈夫だと思った。


彼女には、幸せになってもらいたいと思った。コブ付き出戻りの私が言うのも、変かもしれない。でも、本当に幸せに、なって欲しいと思った。お姉さんの分も、お父さんの分も、いっぱい、いっぱい、生きて欲しい。


夕食の時間が近くなり、彼女を途中まで送った。玄関を出ると、雨上がりの空気の中、西の山にかかった夕日がキラキラ光る。私たちのふるさとは、関東平野が一望できる赤城山の麓にある。西には榛名山や浅間山、西南には、信州、秩父の山々まではるか遠くに眺めることができる。


「身体にだけは、気をつけて。いざとなったらさ、帰るところはあるんだから、あんまり頑張り過ぎないで」私が言う。


「そうだよね。無理しすぎないようにするね。いつか京都に遊びにきてね」と彼女が言う。


夕日と、何回も振り返って手を振る彼女と。娘の手を引いて、彼女を見送る私と。


ふるさとは、こういう私たちのことも、普段と変わらず、抱いていてくれて。別に何を言うわけでもないんだけど、ただ、そこに、いてくれて。同じふるさとを、共有する私たちが、何を話すか、とか、どんな気持ちを持つかとかなんて、全然知らん振りしているくせに、でも、いざっていうときには、いつもと変わらず、あったかくて大きな存在でいてくれて。


だからこれからも、ふるさとが、懐かしいんだろう。懐かしい時は、頼ってしまうんだろう。

頼っても、いいんだろう。そういうのが、ふるさとなんだろう。

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子供達二人を見ていると、「個性」とか、「持って生まれたもの」というのは、あるんだなぁと思うことがある。


たとえば、娘@4歳は、工作や絵を描くことが大好きである。1歳の頃には、積み木を重ねていた。3歳前から、ハサミを使い始め、ペンを持てるようになってからは、たくさん、たくさん絵を描いている。


その代わり、赤ちゃんの頃、私が膝の上に乗せてピアノを弾いても、あまり関心を示さなかった。女の子が生まれたら、ピアノを習わせて、将来は一緒に連弾しようなんて思っていた私の夢は、ちょっとくじけ気味である。


一方で、息子の方は、音楽が好きな様子。CDプレイヤーのところに歩いていって、お姉ちゃんが通うヤマハ音楽教室のCDをかけろ、とせがむ。私がピアノを弾き始めると、嬉々としてやってきて、当然のように膝の上に乗る。お姉ちゃんと一緒に行くヤマハ音楽教室では、先生の振りを見て、一緒に身体を動かして楽しむ。このままいくと、連弾の相手は、娘じゃなくて、息子かもしれない。


息子は乗り物も大好きで、自動車や三輪車、コンビカーに乗るのはもちろん、手に取るおもちゃは、車や電車のおもちゃだったりする。娘は、車や電車にはそんなに興味を示さなかったのに。


子供の興味を観察して、得意なことや好きなことをのばしてやれるように、ひょいっと道をつくってやるのも、親の務めなんだろうな。同時に、興味の幅を広げられるように、色々な経験をさせてやるのも、親の大事な仕事なんだろうな。いまさらながら、親ってなかなか、奥が深い。

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子供たちの春休みに合わせて休みをっている。夕食の後、娘@4歳が、「散歩しよう」と言う。

「暗いよ~」というと、「そうだよ。だって、月が出てるでしょ。星も出てるでしょ。キレイだからね、見たいの」。


4月とはいえ、まだ肌寒い。早くお風呂に入って寝せたいし、皿洗いもしたいけど、ちょっとだけなりゃいいっかっていうのが、私の本音。


でも、娘は、三日月を眺めては「きれーい!月の上に言ってみたいな。」星を見ては、「星もいっぱいだねー!星の世界に言ってみたいなぁ」「ね、お庭のまわりを3回まわろう」。」


そうっか、そうだよね。

たまには、娘と散歩しながら、娘の感受性と想像力を楽しんでみるっていうのも、なかなか良い。


もっと小さい頃、都会で育ったせいなのか、彼女の個性なのか、子供はみんなそうなのか、彼女の感受性に驚くことが、最近多い。花や空やそういう自然のものを見ても、じいじとばあばとの交流の中でも、思いもかけない言葉を、娘の口から聞く。


「月に行きたい」という娘に、「行けるよ、きっと。子Chipapaちゃん、一生懸命勉強して、科学者になればいい。そうして、月はどんなところだか、調べに行けばいい。」とこたえる現実的な、私。


そうだよ、子Chipapa、今からなら、何だって出来る。何にだって、なれる。


「星の世界に行きたい」という娘に、「そうね、そういう世界があるかしらね」とこたえながら、星座の本でも買ってやろうと思っている、やっぱり現実的な私。娘は、「星の世界があってね、もし、恐いところだととしても、『そういうところだ』ってわかったらそれでいいの」なんて、彼女なりの現実感でこたえる。



おしゃべりが上手になって、何かを抽象的なレベルで考えられるようになってきた子供との会話って、こんなに面白いんだ。ホントに、人間って不思議だと思う。私は、彼女の感受性に対して、なにも教えていない。想像することを、教えたこともない。


でもちゃんと、何かを見て感動するし、想像することもできるように育っている。


面白いな、と思う。普段、他にやることがあったりすると、自分の都合で娘の話も切り上げてしまう短気な私だけど、もうちょっと、娘の話に耳を傾けてみようと思った。そうすれば、娘の成長に良いっていうだけじゃなく、私自身も、気づかされる事がたくさんある。

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我が家には、今年15歳になるグレーのシマネコがいる。その名も、「グレちゃん」。


私がまだ高校生の頃、兄が友達にもらってきた。我が家にやってきたときは、ダンボールの箱に入って、自転車の荷台にくくりつけられてきた。双子の茶色のシマネコも一緒だった。


箱から飛び出した時の、可愛さといったら。今でもよく覚えている。大きな耳、クリクリ動くまん丸の目、長い尻尾、つやつやの毛。双子の可愛い、子猫たち。


そのとき一緒にやってきた、茶色のシマネコ「チャァちゃん」は、何年も前に、なくなってしまった。それ以来、グレが一匹で、我が家の癒し猫をつとめている。


1歳8ヶ月の息子にとっては、格好の遊び相手であり、初めて出合った、四つんばいで歩く、毛むくじゃらの動物、「ンニョンニョン」である。本当は、「ニャンニャン」と言っているつもりのようだが、どう聞いても、「ンニョンニョン」。ついでに言うと、息子は、犬を見ても、馬を見ても、牛を見ても、みーんな、「ンニョンニョン」である。


動物は、赤ちゃんに対して、絶対に危害を加えないと聞いた事がある。ホントかな、と思っていたが、我が家の1人と1匹には、当てはまるようである。


グレは、息子が何をしても、絶対に怒らない。尻尾を引っ張っても、ムチャクチャになでまわしても、毛をさかなでしても、こんなふうに、


グレとおー


上に乗っかっちゃっても、おとなしくしている。それどころか、自分からゴロンと横になり、尻尾をパタン、パタン、と振って、息子をあやすこともある。


グレは、娘@4歳には、ここまで寛容ではない。もう大きくなってしまったからなのか、彼女の性格を見ているのか、自分の気分なのか。当然、私に対しても、全く寛容ではない。不思議である。


これから、息子がもう少し大きくなったら、グレの寛容も、変化するのだろうか。息子が、手加減するようになるだろうか。どんなふうに、この一人と一匹の関係が変化していくのか、楽しみである。


だから、グレちゃん、長生きするんだよ。ずっとずっと、元気でいるんだよ、ね。

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