この物語は、BL創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
「！！！」
僕が女になってる！！
『男女でないと恥ずかしくて
僕の女の姿が嫌なら
君が女になればいいんじゃない？
かわいいよ💖』
頬杖をつき
優を見つめながら
真面目な顔をしてそう言う耀
耀は決してふざけているわけではなく
この状況を乗り越えるために
彼の中でいろいろ考えた結果なのだろう
こういう時って
あからさまに
否定しちゃいけないんだろうな・・・
「確かに 可愛く作られてるけど」
「これは・・・ちょっと
恥ずかしくてできないかな・・・」
『僕は恥ずかしくないよ！
僕の女装どうだった？嫌い？』
「君も可愛かったけど
あそこまでやる必要はないんだ」
『どゆこと？』
「君が男でも女でも 多分
好きな気持ちは同じだと思うから・・・
ただ、この件はもうちょっと
待ってもらえるかな？」
耀はちょっぴり
不満そうな表情を見せたものの
特にストレス症状は見られなかった
それでも なんだか
目を離すのは心配で
しばらく耀の部屋に住み込むことにした
勿論 彼を大切に思っている祖母は
大歓迎してくれた
エピローグ
ねえ、優
こっちはどう？
こいつ、まだ諦めないか？？？
つづく
