こんにちは(^O^)
 
看護師の丹羽です。
 
 
今回は耳そうじについて書きたいと思います。
 
 
 
わんちゃんの耳そうじのやり方やポイントは
以前本山さんのブログにあった
ねこちゃんの耳そうじと同じです。
 
基本的にお家では綿棒は使わずに
洗浄液とコットンでお掃除してあげて下さい。
 
 
 
ねこちゃんにはわんちゃんほど大きく
垂れ耳や立ち耳の差はありませんが、
わんちゃんには垂れ耳の子もたくさんいます。
 
垂れ耳の子は立ち耳の子に比べて
耳の中が蒸れやすいため汚れやすいです。
 
 
またプードルやシュナウザーなどの犬種は
耳道にも毛がたくさん生えて
より蒸れやすい環境にあります。
 
 
 
分かりにくいですが、
耳道に毛が生えている子です↓
 
 
 
 
この子は耳道からは毛が生えていません↓
 
 
 
耳毛がたくさん生えていると
蒸れやすいだけでなく
お掃除もしにくくなってしまいます。
 
 
こういう子たちは耳毛の除去も
お耳のケアのひとつとなります。
 
 
 
耳の中がもじゃもじゃになるくらい耳毛の多い子は
抜くべき毛と抜かなくてよい毛の
区別が難しいかもしれませんが、
耳道(耳の穴の奥の方)から生えている毛を抜きます。
 
 
耳毛は指でも抜くことができ、
指でつまんで抜くと
あまり力を入れなくても抜けます。
 
力を入れないと抜けない毛は
抜かなくてよい毛である場合が多いです。
 
 
痛みを伴うほどに毛を引っ張ると
逆に炎症の原因になってしまうこともあるため
抜くときには少しずつ抜くようにします。
 
 
 
これから湿度も高くなり
お耳のトラブルを起こしやすい季節になります。
 
 
1度お耳の様子をチェックしてみては
いかがでしょうか?☺︎
 
 
 
 
 
みなさんこんにちは(^_^)
 
先日台風が去ったと思ったら
また暑い日々が続いておりますね
いかがお過ごしでしょうか
 
 
 
さて今回は猫ちゃんのケアを
おやすみさせて頂いて
我が家の愛犬ペルのことを
書かせて頂けたらと思います
 
 
 
☝︎よくブログの最後に載せていた
    この子がペルです!!
    MIX犬でラブラドールレトリーバーが
    混じっています(^O^)
 
 
 

 

ペルは元々違うお家のワンコでした

 

私が高校の帰り道によく立ち寄り

可愛がっていたワンコ

 

高校を卒業し専門学校へ通っていたある日のこと

たまたまペルの元々の飼い主さんに会い

少し立ち話をしていたら

信じられない言葉を耳にしました

 

 

「この子は飼えなくなったから

   保健所に連れていこうと思ってる」

 

とのことでした

 

私は目指していた夢が

動物看護師であったことから

こんなに可愛い子を人間の勝手で

死なせてはいけないと思い家族に相談

 

ペルを迎え入れることにしました

 

 

来てすぐのペルは痩せ細っていて

あまり表情がなく悲しそうでしたが

人懐っこい性格だったため

家族に慣れるのも早く

楽しい毎日を送っていました

 

 

我が家に来たときが8歳

2年前の冬には膵炎になったり

異物を飲み込んで詰まってしまい

緊急手術をしてもらったり

途中で心臓病が見つかったりして

色々ありましたが

それからは抱えていた病気も

落ち着いていました

 

 

 

しかし今年の4月末のこと、、、

仕事が終わり家に帰ると必ず玄関で

お出迎えをしてくれるペル

その日はなんだか私もペルの側に寄り添いたくて

一緒にケージに入り体を撫でていました

すると下腹部に違和感を感じ

よくみると下腹部の乳頭がかなり垂れ下がり

5〜6センチ程のしこりができていました

 

 

約1ヶ月前の定期検査の時は

確実になかったしこり

1ヶ月経つか経たないかで

ここまでしこりが成長したのかと思うと

これはまずいと思い

すぐ院長に相談をしました

 

 

診て頂いた結果は乳腺腫瘍でした

 

 

 

ペルは若い頃に1度出産経験があると

前の飼い主さんから聞いていました

それから避妊手術は受けていなかったようで

避妊手術をして頂いたのが

我が家にきてからのこと11歳の時でした

 

 

わんちゃんたちは1回発情が来るごとに

乳腺腫瘍のリスクがどんどん上がってしまいます

 

 

家にきた時まだ未避妊だったので

乳腺腫瘍や子宮蓄膿症など

病気が出てくるかもしれないと

少しは覚悟してましたが

まさか本当になるとは思いもせず

乳腺腫瘍と知ったときはとにかくショックでした

 

 

 

 

ペルは癌と闘いました

 

 

 

最期の最期まで頑張り屋さんでしたが

6月6日18:40に息を引き取りました

 

 

 

 

 

 

 

癌が見つかり早い段階で

手術をしてもらいましたが

ペルを苦しめた癌は特別悪性度の高いもので

腫瘍を取っても再発や転移の可能性がある為

転移場所によって

あとどのくらい頑張れるかが変わってくると

手術の時点で言われていました

 

 

それを知ったときはなんでペルなの

いついなくなってしまうんだろうと

毎日毎日心が押し潰されそうでした

 

しかし手術を乗り越え生きようと

頑張るペルの姿を見てたら

この先苦しまないように痛くならないように

できることはしてあげたいと

前向きに考えられるようになりました

 

 

私の当時の合言葉は

[穏やかな毎日でありますように]でした

 

 



 

 

 

手術後の数週間はとても落ち着いていて

いつものペルに戻りつつあり

お散歩もできてすごく嬉しかったです

 

 

しかし途中で元々抱えていた

心臓病と膵炎が悪化してしまい

腎不全も出てきました

 

それも全ては癌が元かもしれない、、、

また薬が増えてしまった上に

6月頭の検査の時にはあと1週間と

あまり長くないかもと余命宣告を受けました

 

私はペルがいなくなることが

考えられなくて絶対良くなると

希望を持ちペルと家族と頑張ってきました

 

 

でも癌はほんとに厄介で

ペルの体を蝕んでいきました

 

 

こんなにいい子で可愛いペルを苦しめた癌が

憎くて憎くて仕方ないです

 

 

最期の最期までペルは頑張りすぎなくらい

いっぱい頑張ってくれて

ずっと私たち家族のそばにいてくれました

沢山の笑顔とかけがえのない思い出を

残してくれました

ペルに教えてもらったこと山ほどあります

その全てが私の宝物です

 

 

 

 

 

 

 

息が止まる直前に

ペルは尻尾をパタパタしてくれました

私たちの声にしっかり答えてくれました

術後の毎日はそれまで以上に濃い日々で

いっぱい抱きしめてあげれたし

いっぱいお話もできたし

いっぱいありがとうも伝えられました

ペル苦しいことはもうないよ

ゆっくり休んでね

 

そう伝えました

 

 

 

 

6月7日にペルは虹の橋を渡りました

一緒に過ごした5年間ほんとに幸せでした

5年以上一緒にいたようなそんな感覚です

 

 

 

ペルがいなくなった今

私の中にぽっかりと穴が空いてしまい

写真を見ては泣いてばかりで

毎日のお散歩がなくなり

毎日のごはんや薬の準備がなくなり

毎日の抱きしめる日課がなくなり

何日経ってもやっぱり寂しいです

 

 

もっと沢山写真を撮りたかったし

川遊びやドッグランにも行く約束をしてました

ペルの大好きな車に乗って

ドライブにも行かなきゃ

なんて思っていたのに、、、

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

でも今1番なにがしたいか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルをもう1度ぎゅっと抱きしめてあげたいです

 

 

 

 

 

 

今はただただ寂しいけど

きっとまたいつか会えることを楽しみに

頑張っていこうと思います

 

 

 

ペル今まで本当にありがとう

また会える日まで見守っててね

 

 
 
 
 
ペルの看護を通して学んだことは
今後のお仕事に活かしていきたいと思います
 
そしていま病気と闘っている
ワンちゃんやニャンコさん
そしてそのご家族の方たちを
しっかりサポートしていきます
 
 
お困りのことなどございましたら
お気軽にお声がけ下さい
 
 
 
いつまでも元気でいてくれるのが1番ですが
動物は最期がどんな形であれ
どうしても人間より早く旅立ってしまいます
 
私も後悔しないように、、、と思って
術後お世話をしてきましたが
どうしても少しは後悔は残ってしまいます
 
でもできたらその後悔は少ない方がいいですよね
いつお別れの時がきても後悔少なく
心からありがとうと言えるように
1日1日を大事に
過ごしてもらえたらと思います (^_^)
 
 
 
 
最後まで読んで頂きありがとうございました
 
 
 
看護師      本山
 


こんにちは。小林ですユリオプスデイジー

寒〜い冬が終わり、
暖かい春がやって来ましたねいぬ

1年が過ぎるのが早いですね。
(私だけでしょうか…>w<)



さて。
春の予防のシーズンですお注射

ワンちゃん達にとっても
慌ただしい季節ですね!!



今回は
マダニの予防についてお話しします



自然の多い諏訪地域はマダニの寄生も多く発生しています
お散歩などで気付かないうちにマダニ寄生されていることが多いんですひらめき電球

お家の方が気付いたときには
吸血し、すでに大きくなった状態で発見されることがほとんどです


マダニは、吸血するだけではなく
様々な病原体を持っている可能性があります聴診器

そして、そのマダニが吸血する際に
唾液を介して病原体が動物の体に侵入し
病原体に感染する事があります



最近では、2011年に初めて確認された
『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』という
マダニが介在する病気が発生していますね


この病気は、
ワンちゃんやネコちゃんだけでなく
人間にも感染することがニュースにもなりました

症状としては、
発熱や下痢・嘔吐などの消化器症状、血小板減少などがあります

マダニの活動が活発になる
春から夏にかけて感染するケースが多いといわれていますが
真冬でも環境によっては感染することがあります



これらの病気を防ぐためには
やはり。。。予防が大切ですきらきら!!


当院でも、
背中に垂らすタイプの予防薬や
チュアブルタイプの予防薬などがあります
処方の際は、ご相談下さい


予防期間は、生活環境によっても変わりますが4月〜12月が理想です


また、
お散歩などで外から帰った際には
ブラッシングすることで
寄生する前のマダニを除去できる事もあります


それでもマダニに吸血されていたら…
その時は、
指でつまんで取るのは止めましょう

マダニの頭部が皮膚の中に残ってしまうだけでなく
マダニの腹部を圧迫することで
マダニの体液が動物の体へと注入する事になる場合があり
病原体の感染を手助けしてしまう可能性があります

マダニを見つけたら…
専用の器具によって除去する事ができます
自分で取らずに 病院を受診して下さいね太陽

小さいからとって侮ってはいけません

何よりも予防が大切おんぷですね