2005年08月26日

仲良し・・・無機物だけど

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記憶にゃ~ないが、三歳から一緒いるブースカのソフトビニール人形。

オトッツァンの仕事の都合で日本全国をテンテンとして育ったんですよ、アタクシ。

で、四国にいた頃、アパートの隣のお兄ちゃんにもらったらしい。

神奈川に住んでる時に・・・。
親に怒られ、家から出されても、すぐに玄関の戸が開き・・・「コレもって出てきなさぁい!!」
ブースカが放り出されてくる・・・踊り場に転がるブースカが可哀想だと思ってまた泣くンすよ。

・・・ブースかは無機物・・・。


                    ブースカ     

コレを抱えてずいぶんと遠くまで泣きながらテクテク歩いっててぇ~・・・家ではいなくなったと大騒ぎになる。

暫くして見つかって「ドコに行ってたのぉ!!」・・・また、怒られる。
出てけっていったのはクソ婆手前ぇだろぉ、クラァ!!

巳年のオッカサンはシツコイ・・・家に戻ってからも、いなくなったコト、その日に怒られた理由、過去のコト・・・クドクド怒られる。

怒られるというよりも、詰問される感じ、感情だけでモノを言って来るんで子供の頃に何がしちゃいけない事だったのか、よく訳が解らなくなった・・・。

玄関に立ちながら、ヒックヒック泣きながら、ブースかを抱いているンすよ。
風呂もよく一緒に入ったスねぇ・・・。
寝るときも一緒に寝たけど、硬いからね、痛かった・・・。

中三の頃にオヤジが、遊びに来た子供に・・・「いい加減にソレから卒業しろ、コノ子にやれ!」
無理やりあげさせられた。

オトッツァンは、爺さん・・・つまり親父の父親とは、やっぱり仕事の関係で殆ど一緒にすごした事がなかったらしい。

離ればなれでずっと乳母に育てられた・・・ンなもんで実ぁ、"父親"として子供にどう接していいか死ぬまでずっと探ってたンす、アタクシが25歳のくらいの時に気づきました(笑)。

話がそれましたが、ブースカ、ブースカ。

それからぁ・・・十年後くらいに、ブースカ、返って来たました。

あげた子の親・・・オイラが凄く大切にしてるのを知ってて大事にとっておいてくれて、いつかは返すつもりでいてくれたらしい。

実は、神奈川に住んでる時にお向かいに住んでたオバサン。

オッカサンに追い出される度に、オバサンが、顔を覗かせてくれた。

その度に、アタクシがブースカを抱っこしてたんで、大事にしてたのを知っててくれたんですね・・・。

玄関先で泣いてるアタクシを見て・・・「許してあげてぇ」・・・オッカサンに、優しく仲介をしてくれた。


と、そのオバサンの甥っ子だったんで、ブースカとオイラの関係を覚えててくれてたンす・・・。

なんてコタァない人形なんスけど、間空くけど33年一緒に入るオモチャ。

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2005年08月20日

続・土地神さま・・・

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土地神さまへの質問がありました、書いている内に長くなりそうだったので・・・一つの記事にします。


土地神像 《我が家の土地神》


『今土地神様のことを色々調べてるんですがいまいちぱっとしない物ばかりで・・・。

土地神様はその土地に貢献した人がなると聞いたんですが具体的にどのような物なんでしょうか?ゴミ拾いとかでもまじめにやっているとなれるんですか?昇進や左遷というのは仕事(?)がうまくいったかできなかったかということですよね?土地神様のどんな行動が評価されるんですか?・・・スイマセン聞いてばっかりで・・・。』


いろいろ本を読んだり、お話を聞いたりしてはいるんですが・・・中国の神様はイロイロ複雑なようです、分かっている範囲で書きますね・・・もっと詳しいかたいらしたらご教授ください。


まずは、土地神さまは天界ではなく冥界の神さまだそうです。

起こりは、五穀豊穣の祈願。
そこに歴史が重なるに連れ、人間の思いから村落を守る神になっていったようです。


今、現在のご利益は・・・。
ある区間の人々の財務を掌握し、富をもたらす財神。
人々の生死を司り、人が死ぬと魂を冥界まで案内をしてくれるそうです。

子宝の神さまと言う訳。


土地に貢献した人と言うのは、封建時代にその場、城、関所、国境等を守った将軍やら、と大きな功績を持っている人です・・・まさしく歴史上の人物の様です。

なので、"その土地"では土地神さまとしてお祀りされているという事だそうです。


人間は神の世界にも封建的な皇帝制度を持ち込んだようです。
土地神さまは、町会長。その上には城隍神がおります。

城隍さまが、市長、県知事にあたる様なもんなようです・・・変な日本語。


左遷、昇進の件は・・・物語に出てくるものがそのまま民間の"信仰"になったようです。

例えば・・・

とある人間の決まった寿命を、とある土地神が賄賂をもらい、個人の寿命を勝手に延ばし、それがばれて城隍神から処罰を受ける・・・など。


要するに、土地神さまは、政府から任命される町会長。

人によっては、土地神の地位から城隍神になる事もある、と言いますがその土地土地によって考え方、お祀りのしかたが違うそうです。

大陸ではあくまでも、土地神。

台湾などでは、福徳正神。

広東辺りの客家は、伯公。

と、呼ぶ・・・須保さんのコメントにもありますね。

しかし、これを土地神さまの"地位"として別ける土地もあるようです、土地神~伯公~福徳正神~城隍神へと昇進する、といった具合に。


『西遊記』の中の土地神さまの扱いは酷いですよ。

孫悟空は行く先々でその土地の情報を得るために、よく土地神さまを呼び出しますが、如意棒で地面をブっ叩き驚いて飛び出てきた土地神さまの首ネッコを捕まえる的な扱いを受けてます。


大陸の田舎では、奥方と一緒にいる土地神さま・・・土地婆。
台湾等では、あまり土地婆を一緒にお祀りしないんだそうです。


土地神さまは、玉帝からの命令で下凡する際に人間を平等で裕福にする、と誓いを立てたんだそうです。

それを聞いた奥方・土地婆は激しく抗議をした。

・・・「この世から貧乏人がいなくなったら、私たちの娘が嫁入りする時に、いったい誰が娘の輿を担ぐんですか!!」・・・。

土地神さまは反論できずに、「しょうがない・・・」と、自分の誓いを諦めた為、今日も人間社会に貧富の差は存在し続ける・・・と、いう言い伝えがあるそうです。

これによって、土地婆を憎みお祀りしなくなったそうです(苦笑)。

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2005年08月17日

京劇衣装探訪・・・かぶりもの篇

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次は、冑や帽子について・・・ただ、この時工場には帽子類の制作は無かったンで殆どが冑類でした。
主な材料は薄い金網と紙、ニカワです、これらでベースを造ります。
出来上がった物に銀・金などを吹き付ける、塗る、箔などを貼ります・・・今は殆どが吹き付けです。


冠  女冠


クラフト用紙の様な物を二、三枚重ねてデザインを移し、小刀で切っていきます・・・コレは装飾的な部位。
金網は木型がありソレに被せるようにして軽く叩くなどして成型します・・・コレが冑、冠の土台になる。

                   クラフト

張り子のように紙だけで作るモノも帽子もあります。


できあがった紙の装飾部位にニカワで盛り上がりなどをつけます、乾いたら色を吹き付けます。
土台も同じ色に・・・次はシルクを貼り色をのせます。
出来上がったら、金網の土台に装飾を針金などで固定してする。


 貼る1 ポンポン


その後には、真珠の飾り、シルクで出来たボンボン玉をつけて・・・完成。


            鳳冠


・・・紫禁城にある京劇の被り物などは高価な素材で造りますので、冑も純銀だったりするそうで、重くて重くてどうやって芝居するンだろうというくらいだそうです。
それそ宦官などが被り演じていたンでしょうから、凄いもんです・・・それとも造るだけで使用してなかったのかもしれません。
・・・憶測はいけませんね、調べてみます。

周りにつく細々とした真珠の飾りも本物の真珠で飾られるンだそうですがぁ~、一つだけ観た事がありますが、正直言うと・・・あまりイイセンスじゃないっスねぇ(苦笑)。

残念ながら画像資料はありません・・・。


今は頭に乗せるモノ、殆ど薄い金網と紙で造ります、非常に軽いです。
ただ潰れる危険もあり、消耗品です。
真珠の代用品は、プラスチックですから、本番中に割れたり穴があいたりもします。
飾って置くぶんには何の問題もないのでしょうが、実際に使っていると極小さな事故しょっちゅうです、しょうがありません。

また演出のたまに頭を小刻みに震わせて音を立てます。
飾りを震わせて「パタタタタタ・・・」と音を立て喜怒哀楽を表現します、そんな時に割れたりもします。

芝居の最中に舞台で落ちたりもします、楽屋ではずし置いたつもりが、落としたり・・・ニセ真珠は本当に消耗品です。


京劇のあらゆる装飾品は、決して伊達でついているモンじゃありません。

喜怒哀楽によって使い分け、表情を表現を伝えるための身体の一部ってな訳です。

・・・以下は、ちょっと前に書いたモノですが、関連してますので添付いたします。


  冠1 冠2


京劇で一番辛いことはなんっても、冠などを頭に載せること。
とにかく衣装の中ではかぶり物が一番大変、締め付ける何本もの紐で締め付ける・・・しかも舞踊、立ち回り等、動きが激しい芝居になるとよけいに落ちないようにシッカリ締めるから、慣れないと舞台に立つ前にガンガンしてくる、吐き気ももよおす。

硬いかぶり物になると額が凹む程。
かぶり物は殆どが、後を紐で縛るんですがぁ、紐を縛ばってくれる人間も指が痛くなるほど締め上げる。
特に隈取役は殆ど後頭部だけでかぶるので、かぶり物が落ちないように執拗以上に締め付ける・・・大変(汗)。

そんでまた舞台上でかぶり物を落とすのは役者の末代までの恥と言うほど・・・だった。
かぶり物を落とした場合は、かぶり物を管理する人(かぶせた職人)の責任になる。
頭に巻いている黒紗や布製の羽二重ごとかぶり物を落とした場合は役者=自分の責任になる。
・・・どちらにせよ恥である。

んでも、西暦二千年に御世にいまだこんなかぶり物まま、進歩しない・・・どうにかせねば。

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2005年08月07日

京劇衣装探訪・・・頭にのせる物 篇

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衣装と被り物は一体です。
冠は、舞台で落とせば役者の恥・・・大切です。

てな、コトでまずは女性の髪飾り・・・日本式に言うと、かんざし・・・を今回は紹介しま
しょう。

髪飾りは二種類あります、ビーズ物と、シルクを貼った物。

蝶  鳳凰

本来、このシルクを貼った飾り、シルクではなくカワセミの腰の部分の羽を一本一本
貼った物でした。
しかし、保護動物に指定され捕獲が出来なくなりました、当然、エラく高価な物に
なったため、誰も買わなくなり・・・代用品としてシルクを貼る事になりました。

カワセミの腰の羽、一羽の鳥から親指の爪程度しか採取できません。
一セットのかんざしの為に何羽のカワセミが必要になるか・・・一番美しくツヤのある羽の部分だけを使う訳です。

本当にソレはソレは綺麗です、がぁ~、個人的にはちょっと可哀想で、あまり賛成できるモンじゃないっすねぇ。
とりあえずは過去の物となりました。


”画像ですが、コレだけは本物を探せあてたら、載せます・・・勿論、以前に造られた物をです”

さて制作の工程です。
まずは、薄い鉄の板をプレスで押して型を取ります。
その後にハンダで繋げて形にしていきます、そんでメッキを吹いていきます。

  

パンチ  型


ビーズ・・・はチェコからの輸入です、他にもガラス、プラスチックなど値段によってそれぞれ・・・。

小さなビーズを一つっつはめていくんですから、気の遠くなるような作業です。


そんでもって、シルクを貼っていく作業も・・・


          貼る


                       箱でセットになって売れます。


箱  箱2


コレ等の飾りを着けると・・・画像の様になります。

NHK教育・中国語会話でも、横浜中華街・チャイナスターでも活躍中のロシーさんです。


                     ルー



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