目が少し覚めた

カーテンからはまだ光が
差し込んでいなかったから部屋は暗く
時計の針の音のみの部屋だった

まだ日は登ってないのだろう 

もう一度布団の中に潜って
眠ることにした

目を瞑ると








「り、さ……す…き……大好き……」 







と消えそうな声が聞こえてきた

どうせ寝言だろうなと
思いながらも内心は嬉しくて頬が緩んだ


くるっと寝返りを打って
愛しい彼女の方に顔を向けた

緩んでいた頬は元に戻り
今度は眉毛が下がった

だって、彼女の頬には一滴の涙があったから。

すごく悲しい顔で涙を流しながら
泣いている彼女





「り…さ……グスッ」





どんな夢を見てるのかな

そっと手を伸ばし涙を拭って
頭を撫でた

するとゆっくりと瞼があいて
ぱちぱち瞬きをして私の顔を見つけたらしい
愛佳は私の胸に飛び込んできた

ぎゅっと抱きしめられて
それは私がいるのを確認しているみたいでだった








『まなか?』

「...」 

『まなかの事好きだよ』

「…私も好き……グスッ」

『うん    怖い夢でも見た?』

「理佐に私の気持ちが届かなくて遠くに行っちゃう夢」

『そっか、、現実にはならないよ絶対』

「うん…理佐好き  大好き  離れてかないで」 

『離れてかないよ   私だって愛佳いないとやだもん』  
    





そう言うと 
安心したのか抱きしめられている腕の力が
弱くなって

数分後
スースーと規則正しい寝息が聞こえた





薄暗い部屋の机から時間を確認しようと
目覚まし時計の明かりを付けた

針ではなくてその下の枠が目に入った   

その枠には今日の日付と思われる数字が。



そっか、だから愛佳はあんな夢を見たんだ



そう、今日は
愛佳の両親がなくなった日

喧嘩をしていたからもう仲直りができない
って泣きじゃくっていた日



自然と私の腕に力が入り
ぎゅっと愛佳を抱きしめた




「愛してる   絶対離れないし離さないからね、まなか」 





そう言っておでこに軽く
ちゅっとキスを落とした


思いっきり頬は緩みにやにやしている愛佳

うん いつもの愛佳だ



私も寝ようかな
まだ起きる時間でもないし瞼をそっと閉じた




ちゅっ



私は動いてない

唇に暖かくて柔らかい感触

瞼を開けるとにやにやしている愛佳がいた





『起きてたの?』

「キスされて起きた」

『…おやすみ』 

「えぇー折角起きたんだしいちゃいちゃしよーよ」




と私の返事を聞かずに
私の上に来た


あー変態愛佳になっちゃった


そのまま愛佳の行動は止まることなく
始まった


































『んっ、、、あっ、んんんんっ!』

「りさ可愛い」

『ハァハァ、ばか愛佳、、、でも好き』

「!?  それはずるい反則」

『え、ちょ、、んっ、、まって』

「まてない」
















その後私に怒られたのは言うまでもない





fine