中国の保育所事情 | ひでジイの上海紀行
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日本では「一億総活躍」政策がテーマとなり、老若男女みんなが活躍する社会を作ろうという機運が高まっています。

特に、日本女性の社会での活躍は欧米、アジアの国々と比較してもその比率がかなり見劣りするといわれています。

従前より安倍政権は女性の活躍を一つのテーマとして取り組んできました。ところが最近、保育所に子供を入れられなかった方のブログが炎上し、子供を持つ女性の社会復帰が問題となっています。

横浜市などでは一時、待機児童ゼロと報道され、この問題は収まったかのように見えましたが、実はまだ解決されていない根深い問題のようです。

では、お隣の社会主義国「中国」では女性はどのように活躍をしており、政府はどのようなバックアップしているのでしょうか?

ご承知の通り、中国は社会主義国で男女という社会的格差はありません。また、かなり多くの家庭が夫婦共働きです。

日本より所得水準は低いのに、日本に来て爆買いができるのは、多くの家庭がダブルインカムだからではないでしょうか?

そして、多くの女性は出産後も社会復帰し活躍されています。

私が中国でお会いする中国企業では、かなりの割合で女性社長がいらっしゃいます。日本にも最近は女性社長が増えてきましたが、業種的には美容や化粧品会社の社長が多く、珍しいところでITやホテルなどといったところでしょうか?どちらかというと綺麗な業種が多いようです。しかし中国はさにあらず、私の知っている中国人の女性社長はクレーンや土木建設機器リースの会社の社長や印刷会社の社長、船舶運航会社の社長など、日本ではあまりお目にかからない業種の女性社長がいらっしゃいます。

では中国では女性の職場環境はどうなっているのでしょうか?

次の2点を調べてみました。

1、 子供を産む女性の処遇はどうなっているのか?

2、 社会復帰した場合子育てはどのようにしているのか?

中国は長い間一人っ子政策をとってきました。したがって基本的には産休を取る機会は1回だけです。

中国企業での女性の産休は法律で128日と決まっているようです(24歳以上の女性が第1子を出産する場合)。また、中国の社会保険制度は養老、医療、労災、出産、失業という5つの保険制度となっており、出産にかかわる休業時の給料は生育保険で補てんするようなシステムになっています。保険で給料が補填されますので、会社側の負担ではないようです。(上海クイック)

では、女性が産後社会復帰した場合、子供は誰が面倒を見ているのでしょうか?

以前は、じいさん、ばあさんが孫の面倒を見るケースが圧倒的に多かったようですが、最近はアイさんというベビーシッターの家政婦さんを雇うケースも多いようです。

中国の保育所は朝早くから夜遅くまで、しかも食事等も充実しているようですが、日本と同じように数は不足しているようです。

民間の保育所もあるようですが、費用も高く富裕層の子供しか入れないという話も聞きます。

(注:上記保育所の情報につきましては正確ではないかもしれません)

日本と比較して、一長一短と言うところでしょうか?

いずれにしても、女性の活躍がその国の経済を向上させるかどうかのキーポイントとなっているのは間違いないようです。