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Chimyan's Workshop Blog

Chimyan's workshopが営む
Natural & Slowな、ちょっといい生活

Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
 
今日は、レザージャケットリメイク、おまけ編。
「おまけの小話」ではなく、「おまけの製作」ですね。
 
ジャケットの生地の余りを使って、お客様へのプレゼントをお作りしました~、、、勝手に(笑)
(^▽^;)
 
 
バッグ完成。
からの。
余っていた片方の袖を広げてみます。
 

 
サイズを測って、裁断し、直線に縫って完成したのが、
 
 
ミニバッグ。
 
 
布と違ってほつれない革ですから、ジャケットの縫い目をそのまま利用して持ち手にし、カシメでバシッと留めました。
 
 
B5が入る大きさです。
マチはないですが、少しの荷物であれば入りますね。
 
 
入れ口や、手縫いで縫うところは、補強のために二重にしました。
ミニとはいえ、内側は模様の付いた裏面ですから、なかなかオシャレな子になっています♪
 
さらに余ったところを使って、
 
 
ポケットティッシュカバー!
2つ出来ました♪
(*^^*)
 
こちらは敢えて、床面を表側にして作りました。
模様のプリントが映えて良いですね~。
 
 
コバを折り曲げて、縫い目の補強にしています。
 
と、いうことで、
レザージャケットリメイク、これにてすべて完了です。
ヽ(^。^)ノ
 
 
後日、お客様にお届けしたところ、とても喜んでくださいました!
持ち手が幅広なのも、ポケットが外にも内にも生かしたところも、底が丈夫になっているところも、すべてを気に入っていただけたご様子で、私自身も、心底ほっとしたのと、とても嬉しく思いました。
 
おまけのミニバッグと、ポケットティッシュカバーも気に入っていただけたとのこと。
 
もちろん、代金はきちんといただいたのですが、何度もお礼を言っていただいて、本当に有難く思っております。
(´▽`*)
 
 
お客様と一対一で、お互いの顔が見えるご依頼だからこそ、すべてに満足していただけるような仕事をしたいと感じています。
 
そうすることで、お客様が笑顔になってくだされば私も嬉しいですし、そうしてまた次の仕事に繋がっていければ、それほど幸せなこともありません。
 
「大変だったでしょう~?」
と、お客様には、とても気遣っていただきました。
 
ま、正直、大変でした☆
作業というよりは、頭をめっちゃ使ったところが。
(^▽^;)
 
でもとてもいい経験をさせていただきましたし、コツコツではありますが、これからも地道に頑張っていきたいなぁと思えたお仕事でした。
ありがとうございました!
 
 
それではまた!
(@^^)/~~~
Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
 
レザージャケットリメイク。
いよいよ組立工程です~!
 
この組立の工程は、手縫いで仕上げる場合、その順序がとても大事になります。
ミシンで縫うようにはいかないので、頭をフル回転させながら、工程の確認をしながら進めていきます。
(; ・`д・´)
 
 
まず、持ち手を作ります。
 
持ち手は、幅約6cm。
ワンハンドルなので、肩に食い込みにくいように、太めのデザインにしました。
補強のための芯を入れて、縫い合わせます。
 
 
グレーのレザーですが、糸は焦げ茶をチョイス。
 
 
コバを内側に折り込んで縫い合わせました。
こうすることで強度が出て、伸びにくくなります。
 
次に底部。
 
 
バッグの内側になる面です。
底部も強度を出すため、2枚重ねにして、芯を入れています。
芯といっても、底板のような固いものではなく、接着芯のようなものなので、適度に柔らかく仕上がりますね~。
(*^^*)
 
次に胴部。
 
 
外ポケットになる部分。
裏を返すと、
 
 
表と同じ位置に、内側にもポケットが付いていて、これが内ポケットになりますね♪
マグネットボタンをひとつ付けました。
(*^^*)
 
四方を折り返して、ボンドで貼り付けてあるところがポイント。
手縫いで縫う場合、「菱目打ちで穴を開ける」という作業をします。
「菱目打ちで穴を開ける」ということは、「斜めに切り込みを入れる」ことと同じことです。
薄手の柔らかいレザーですから、1枚のままだと、菱目打ちの穴が裂けてしまった時に対処のしようが無くなってしまいます。
また、仕上げた後にも、型崩れを少なくする補強、という意味でも、こういった手法を取りました。
 
そして、胴の組立。
 

 

前と後ろの胴を縫い合わせます。

今回は、中表に縫って、表に返すやり方です。

 
 
そして底部を合わせます。
 
いわゆる「バケツ型」と呼ばれるバッグの形ですね。
実際には長方形の底なので、バケツではないですが(笑)
(´▽`*)
 
最後に、持ち手を付けて。
 
完成!
 
 
ポケットが中心からずれて付いている、少し変わったデザインになりました。
(*^^*)
 
 
持ち手は外付け。
 
 
底もそこそこ丈夫です!
 
 
荷物を入れると、こんな感じ。
なかなか良くできたんじゃないかなぁ。
(´・ω・`)
 
そしてこの後は、おまけ編。
 
ではまた明日~。
(@^^)/~~~
Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
 
昨日に引き続き、レザージャケットリメイクの模様。
今日は裁断の工程です。
(*^^*)/
 
 

 

まな板の上の鯉、ならぬ、作業台の上のジャケット。

 

型紙を当てます。

 

 

これは、ジャケットの後ろ見頃の真ん中の部分。

比較的張りのあるレザーを使っていて、一番直線距離が長い部分なので、こちらは持ち手になります。

 

ハサミを入れるまでが緊張。

なんだか、断髪式みたい☆

(;´・ω・)

 

 

そして裁断!

こういう薄手の柔らかいレザーは、柔らかい分歪みやすいので、革包丁よりはクラフトばさみなどを使った方が、簡単で、キレイに切れることが多いですね~。

 

ちなみに、コバ(切り口)を見せるような構造にする場合は、革包丁で裁断したほうが、コバの仕上がりがキレイです!

(^_^)/

 

 

次に、バッグの胴部を裁断。

 

 

左右についているポケットは、そのままバッグの外ポケットとして生かしたいので、それを考慮して位置を決めていきます。

 

 

裁断後。

 

胴部を前後で2枚。

持ち手が1枚。

底部は袖の部分から2枚。

取りました。

(*^^*)

 

一度ハサミを入れてからは、思い切りが逆に良くなって、さくさく裁断しました☆

(^▽^;)

 

 

残った部分とボタンは、何かに使えるかもしれないので、保管しておきます。

 

裁断完了!

 

ここからは順序良く、組み立てていきます。

(^.^)

 

それはまたまた明日!

(@^^)/~~~

Chimyan's Workshopへようこそ!
大変ご無沙汰しております、YUKI です。
 
気付けばあっという間に時間が過ぎ、、、
やっとブログを再開させることができそうです。
(^▽^;)
 
これに伴って、
 
こちらもめっきりご無沙汰でした、インスタグラムにも写真をちまちまと出していきたいなぁと思いますので、もしよろしければ、そちらもご覧くださいませ。
 
ブログ、インスタグラム、それぞれの特性を生かしたような使い方をしていこうと、考えています☆
 
 
さて、ここからは、タイトル通りの内容を。
 
ご依頼を頂きました、レザージャケットのリメイクの模様を書きたいと思います。
 
こちら、レザーのジャケット。
お客様曰く、随分前に購入されたもの、とのことで、お話をいただいた時に、「レザーの状態を見させていただいてから、お返事させてください」とお願いしたのですが、古くなっているとはいえ、劣化等は大丈夫そうだったので、ご依頼をお受けしました。
(´▽`*)
 

 

薄手のレザーで仕立てられたもので、裏地はついていません。

内側に当たる革の床面(革の裏側)には素敵な模様がプリントされています。

 
 
この模様がキレイなので、そのまま生かしてリメイクをしていきます。
(*^^*)
 
お客様のご希望は、ワンハンドルのトートバッグ。
ジャケットのサイズを測りながら、どこからどのパーツを切り出すか、キチンと考えて、
 
考えて、、、
 
考えまくって、、、
 
ようやく型紙ができました。
(;´▽`A``
 
 
実はこの「考える」作業に、数か月を要しています☆
 
「え、そんなに?」
って思いますよね☆
(-_-;)
 
先ほども言いましたように、まず薄手のレザーであるということに加え、床面のプリントを生かしたい、トートバッグなので強度は保ちたい、手縫いで仕上げる、などの条件があり、そのすべてを網羅できる作り方がなかなか決まらなかったのです。
 
お客様のジャケットは一点物ですから、失敗はできません。
ジャケットをあれこれと広げてみたり、引っ張ってみたり。
頭の中で何度も組み立ててみたりしながら、熟考しました~。
( ̄▽ ̄;)
 
 
 
そしていよいよ。
ジャケット、スタンバイ。
 
ハサミを入れる前に、何度も何度も、型紙を確認して、いざ!
 
 
続きは、また明日!
(@^^)/~~~

Chimyan's Workshopへようこそ!

こんにちは YUKI です

 

 

今日は、前回の続きで、

レザー作業の独り言、後編です。

 

気楽にお付き合いいただければと思います。

(*^^*)

 

後編は、

「レザークラフト、ソコは慣れなくていいから!」

(-ω-)/

 

前回は、成長できたなぁと実感できる、いわば「良い方」のお話でしたが、今回は「悪い方?」のお話です。

(-_-;)

 

 

その①

接着剤に慣れすぎ。

 

 

クラフト作業全般に言えることだと思いますが、接着剤をたくさん使用します。

ここには写っていませんが、両面テープなどもあります。

 

自分でも「コレはちょっとなぁ」と思うのは、これらの、まぁまぁ強力な接着剤を、素手で平気で触ったり拭い取ったり、してしまうこと。

(^▽^;)

 

当然ですが、手に付きます。

洗って取れるものでもないので、ヘタすると肌が荒れます。

大抵は、固まってしまう前に落とすので、大事に至ったことはありませんが、考えてみれば危ないことですね~。

 

でも、

 

大事な作品に、ボンドが付いてしまってダメになる方が、ダメージが大きいので・・・自分の手を心配している余裕はないのです☆

 

しかたない!

(/・ω・)/

 

 

その②

薬品に慣れすぎ。

 

 

こちらは、仕上剤の類ですね~。

特に害のなさそうなものから、使っている時には換気が必要な溶剤系まで、様々使用します。

 

ま、予想通りです。

これも、素手で平気で触って処理してしまいます(笑)

(^▽^;)

 

接着剤以上に落ちにくいですねぇ。

でも、落ち切らなかったこともないし、いいかなって。

(-.-)

 

やっぱり、作品が大事なので、自分の手は二の次になってしまいます。

 

本当は、ゴム手袋とかするのがいいのかもしれませんが、なにしろ細かい作業なので、やりにくい!

 

だから、しかたない!

(/・ω・)/

 

 

その③

刃物に慣れすぎ。

 

 

こちら、刃物たちです。

知らない間に切れてるんですよねぇ、指とか。

(^▽^;)

 

刃物も、クラフト作業には欠かせないもので、レザークラフトに限らず、刃物を扱う作業人は多いと思いますね~。

 

上から時計回りに、クラフトばさみ、千枚通し、手縫い針、菱目打ち、彫刻刀、革包丁、です。

 

特に革包丁は、よく切れるように研いでいるので、指などに当たっただけで切れてしまいます。

千枚通しも革用なので丈夫で鋭いし、菱目打ちだって立派な刃物。

 

気をつけた方がいいなぁと思うのは、これらの刃物を、「切れるもの」として扱わなくなってきているという、無頓着さ。

(´・ω・`)

 

刃の部分を平気で触ったり、刃の近くに手を置いてしまったり、時々ヒヤリとすることもあり、こればかりは、大変な怪我に繋がりかねないので、本当に気をつけないと~と自分に言い聞かせています。

(;゚Д゚)

 

案外、盲点なのが手縫い針。

普通の布用の針と違って、レザーを傷つけないように、針先が丸くなっているけど、指に刺さるし、当然痛い☆

指サックなど試したこともありますが、どうしてもやりにくく、もっぱら素手で縫いますので、ついグスッと刺してしまいます。

(+o+)

 

細かい怪我は尽きないんだろうなぁ。

気をつけよう!

(/・ω・)/

 

 

最後に、その④は、未来形。

染料に慣れすぎないようにしたい!

 

いつか扱いたい、でもまだ扱えてないのが、染料。

ヌメ革を任意の色に染め上げてみたい、という願望があります。

 

この染料に関してだけは、素手で平気で触らないように、気をつけたいなぁと今から思っております・・・。

(-_-;)

 

でもいつか、染めてみたいなぁ♪

(´▽`*)

 

 

以上、あんまり慣れ過ぎると危ないぞ?な独り言でした。

 

共感していただける部分があるかしら?

(^▽^;)