人権と治安の問題 | 世界面白ビックリニュース

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> EUのロマ族問題 (人権か安全か)  


  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100905-00000015-maip-int


 『【パリ福原直樹】フランス全土で4日、国内を放浪するロマ族の国外追放や、移民出身の犯罪者の「国籍はく奪」などを打ち出したサルコジ政権に対する大規模な抗議デモが行われた。

  欧州各地の仏大使館前でも同日、同様の抗議行動があり、「移民・外国人排斥」施策への国内外の批判の高まりを改めて示した形となった。

 抗議デモはロマを支援する人権団体や労組が組織し、フランスでは、内務省によると7万7300人(主催者発表10万人)が参加した。うち5万人に上ったパリでは、サルコジ政権による不法キャンプ撤去で行き場を失ったロマも参加。

  「ロマ追放反対」「フランスは非人道的な政策を続けている」などの横断幕を掲げた。

  また、ロンドン、マドリード、ブリュッセル、ベオグラード、ローマなどの仏大使館前でも仏政府に「人権擁護」を訴えた。  


  パリのデモに参加したロマの男性(21)=ルーマニア出身=は「サルコジ政権の政策は人種差別であり、このままだと暴動が起きる」と発言。

  支援団体「市民権と援助・団結」の幹部、シャバン氏(55)は「政府はロマを拒絶するだけで、受け入れ策を見いだそうとしない。(異民族排斥を訴え)ナチスが台頭した時代と似ているのでは」と話していた。  


  フランスでは7月、アラブ系の移民や国内を放浪する「非定住者」による暴動が発生。

  政府は(1)ロマなどの違法キャンプ撤去(2)移民出身者が警官を殺害した場合の国籍はく奪--などの方針を示し、イスラム教に基づく「一夫多妻主義」を実践する移民の国籍はく奪も示唆していた。』  



  フランスのサルコジ政権は、移民に対してかなり強硬な姿勢を取り始めているね。

  フランス
では、7月にアラブ系や国内を放浪するロマのような非定住者による暴動が起こったらしい。  まあ、自分達の国をよそ者に好き勝手に荒らされ始めているという気持ちも理解できる部分はある。


   日本人だって、帰化した韓国人、朝鮮人、中国人に好き勝手され始めたら、そういう問題だって起こってくるだろう。  


  フランスが難しいのは、EU加盟国フランス国内法だけでなく、EU法も考慮しなければいけない事だ。


  EU法は、「ロマを含めEU加盟国の国民(欧州市民)は、公共治安にとって「深刻な脅威」となる場合を除き、EU域内で自由に移動、居住、労働する権利がEU法で保障されている。

  また、EU基本権憲章は国籍や民族、人種などを理由とする差別を加盟国に禁じている。」となっている。


  今回問題になっているロマと言われても?の日本人が多いのでは?? ロマと言うよりは、ジプシーと言われた方が日本人にはピンとくるのではないだろうか?

 


  移動型民族のジプシーと呼ばれていた人がみんな、ロマと言うわけではないけどね。  ジプシーのうち、北インドに起源をもち、ルーマニア辺りで暮らしていた系統をロマと言うらしい。

         ロマ民族  


  今回はEUの弱点が露出した感じだね。 元々拡大EUにした時点で、こういう問題は潜在的に存在していた。  なぜなら、EU加盟国内での経済格差が大きかったから。


  当初のEUですら、スペインが低いとフランスドイツは言っていたくらいだ。今はそれよりもっと経済力が弱い国が加盟している。


  移動の自由が認められると、基本的には人は金の稼げる国へ移動する。  

  07年に東欧のルーマニアとブルガリアEUに加盟すると、EU域内の移動の自由を合法的に認められたロマにとっては大喜びだったろう。

  ロマは経済的困窮や差別などを背景にフランスなどへ移動した。その一部が組織的な物ごいや犯罪行為に関与していたという事だろう。


  今回の事件の背景には、ロマの処遇に関する権限がEUと加盟国に分散している事情があり、それがEU最大の弱点でもある。


  「欧州市民の移動の自由」はEUを支える柱であり、これを禁止するとEUの根本理念が崩れてしまう。だから、EUはロマ差別の撤廃を言っているのだ。


  しかし、犯罪取り締まりなどの国内治安維持はEUではなく各国に任されている。 ロマは母国?ルーマニアでも嫌がられ、差別される存在らしい。だから、ルーマニアに帰国させても根本的な解決にはならない。


  フランスは自分達の国から出て行ってほしいという願いだけ。 移動型民族のロマは、全体的に教育レベルは低いようで、生活に困れば犯罪などに手を染めやすい位置にいるのは確かだ。


  ただ難しいのは、移動型民族のロマを社会に溶け込ませ、子供に教育をし、福祉なども面倒をみるというのは各政府の判断で、EUではない。


  フランス政府ロマに多額の費用を使えば、自国民、フランス国民から不満の声が上がる可能性もある。


  しかし、ロマを放置すればユダヤ人のように迫害の歴史を刻んで、しいてはEUの安全にも暗い影を落としかねない。  

  これはフランスだけの問題ではないだろう。 EUの足並みを揃えなければ、違う場所で同じような問題が発生する。


  実は日本だって将来、こういう問題が起こる可能性だってあるのだ。


    人権か、安全か。  



  その両方をうまくバランスを取って、改善策が出てくればいいんですけど。

  このフランスロマ族問題は要注目ですね。

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