こんにちは、ちむ先生です。
APUの先生のお話、続きをまとめていこうと思います。
2.大学選びのミスマッチ
前回、留学生は高い危機意識とチャレンジ精神を持ってくる、ということを書きました。ということは当たり前なんですけど、「なんで日本の大学にわざわざ来るの?」という理由がすごくハッキリしているそうです。中には「大統領になりたい」とか、日本人が言ったら笑ってしまいそうなことを本気で言ってくる、と。でも本人たちも困難さは百も承知。でも目標は高く掲げておくに越したことはないじゃない?という感じだそう。
その反面、国内生は雰囲気や偏差値で選ぶのでミスマッチが多い、とのことでした。
「夢を見る練習をしなきゃ夢は見れない」
とても印象に残った言葉でした。夢なんて変わっていく。思っていたキャリアは10年後そもそもないかもしれない。それでも夢を見続け、変え続け、立て直す練習をしておく。それができない、やったことがない日本人学生が多いよね、という話でした。
3.認知スキルと非認知スキル
これまでの教育は「認知スキル」いわゆる広範な知識や、知識獲得の練習を主たる目的としてきました。しかし、APUでは授業や課外活動において「非認知スキル」を伸ばすことにも力を入れているそうです。
その指標にされているのがBIG5と言われる性格診断の特性+GRIT(踏ん張る力)を軸にしているそう。
・開放性
・勤勉性・誠実性
・外向性
・協調・調和性
・情緒安定性
+GRIT(踏ん張る力)
これを普段の授業や課外プログラムにも当てはめて、このプログラムで何を伸ばそうとしているのか、の判断基準にしているそうです。これは家庭でも「こういうことやらせたら、これの強化になるな〜」という指針にしやすい指標じゃないかなと思いました。
毎度毎度短くまとめられず恐縮ですが、次で最終回にしようと思います!
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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