こんにちは、ちむです。
前回は私がとにかく数字を追い求めてでライザップ形式で生徒を伸ばしましたよ〜というお話をしました。
国際コースの子達を卒業させてから、今度は特進コースの担任になった私。国際コースの卒業生の言葉が引っかかっていた私は、少しずつアウトプットにも力を入れるようになりました。
特進コースの子たちが目指す主な進路は国公立大学。そもそも国公立大学は和文英訳や自由英作文も配点が大きく、ライティング力の養成は必須だったので、定期テストのたびにスピーチのテストをすることにしました。
「受験に関係ない」と嫌がるかなと思ったのですが、意外に生徒たちは頑張って原稿を書き、時にはパワポを作り、Show&Tellで思い出の品を持ってきたりと毎回クオリティは上がっていきました。
三年生最後のスピーチのお題は「みんなに伝えたいこと」
在日韓国人であることをカミングアウトし、差別のない世界を訴えた子。愛犬が死んでしまったことから動物愛護に関わりたいと涙ながらに訴える子。大好きなアイドルについて踊りながら話す子。聞いている生徒たちも、時には大笑いし、時には涙し、
「英語でこんなに感情を揺さぶり、揺さぶられることができるんだ」
と感動した瞬間でした。
何より「お受験」のための特進コースで、こんなことができるんだ、というのも私にとっても、そして他の先生たちにとっても大きな収穫で、見に来ていただいた先生方に褒められて生徒たちも嬉しそうにしていました。
でも、ここには大きな落とし穴があることに、天狗になったちむ先生はまだ気付かないのでした…。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
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