こんにちは、ちむです。

早期教育のことも一旦書き切って、何より生まれてもいない子のことは書けないので(笑)、私自身のこれまでを振り返ってみようと思います。

 

外国語学部英米学科を卒業して、就職してすぐに国際コースに配属された私。その時の使命はとにかく「進学結果を出すこと」でした。英語に特化している(はずなの英検2級も全員取れるわけではない)国際コースにメスを入れるべく配属されて、とにかく英検対策やTOEIC対策に明け暮れました。

 

数学や理科は苦手、という子たちが取る進路はAO入試や公募推薦。「海外研修や留学生の受け入れ、探究活動などの多彩な活動」+「英語の資格」で国公立大学や有名私大を目指し、なるべく実績を残す、というのが当時の私に与えられたミッションでした。

 

AO入試は早い大学で夏休み中、多くの大学が夏休み明けには出願が始まります。つまり3年生の6月の英検、TOEICも7月くらいにはベストスコアを出さないと進路に繋がりません。中学校で英検3級〜準2級の子達を準1級まで引き上げるのは、それはそれは並大抵のことではありませんでした。

 

毎日単語テスト、文法のテスト、多読、多聴…。大量のインプットと演習を、それこそライザップのようにこなす日々。生徒たちはグングン伸びて行き、ICUや上智大学に合格していきました。新任で「落ちこぼれ国際コース」をここまで伸ばし、校内でも褒めていただくことが増えました。自分でもやりきった感はありましたし、生徒たちも入学当初は考えていなかった世界に羽ばたいてチャンスを広げ、今はもう社会人ですが感謝してくれる子も多いです。だからこの時の方針に後悔は全くありません。ありませんが…。

 

ある時同窓会で言われたことはずっと小さな棘のように刺さっていました。

 

「恥ずかしくてTOEICの点数言えないんです。大学でも英語の授業免除されるくらいの点数ですが、とにかく喋れなくて。点数隠してます。」

 

その子はうちの学校で初めて純ジャパで800点を超えた子でした。

 

「高得点が恥ずかしい」資格って、点数って、何なのかな〜

 

とチクチクと引っかかりながら、でもインプットさえしていれば訓練すればアウトプットはできるようになるし、お預かりした3年間でなるべくその子の人生に良い影響を与える結果を、とこれまでと同じように「数字を出す指導」を続けました。

 

長くなってしまったので続きはまた今度。

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