さくらんぼキューピッド
毎年、この時期になるとやってくるこの子たち。
ジャーン
山形のサクランボ
母方のバァちゃん、ありがどさま~。
今年もあまごくてあまごくて
うまいどごでねぇっけ~。
もちろんムスメはパクパク
コラコラ、パパの分も取っておきなさいよ
「ママ~おべんとうでたべたのといろがちがうよ~」
とムスメ。
「あじもぜんぜんちがうよ~なんで~」
ってアンタ・・・ありゃ真黒な
アメリカンチェリーでしょうが
この子たちはね、サトウニシキちゃんというのだよ
パンパンに張った朱色の実を口に入れると、
うすい皮が破れるプリッとした歯ごたえの後、
お砂糖のように甘くてジューシーな果肉が
口いっぱいに広がって・・・
「小さな恋人」とはよく言うけれど、
遠く故郷を離れた後は、
やっぱりサトウニシキは「女王」の存在感。
女王様を独り占めするなんて・・・
オラァ、オラァ、もったいなくてできねぇだよ
てな訳で、走りました
名づけて「さくらんぼキューピッド」
ベビーの頃からのムスメのおともだちの家4軒。
同じ市内とはいえ、
ママチャリ一時間爆走でした
おともだちの玄関先で、
得意げにさくらんぼを差し出すムスメ。
ほんのちょっぴりずつしか
おすそ分けできなくてごめんね、みんな
だけどこれで、ムスメにもわかったかなぁ
さくらんぼは山形生まれの誇り
大切な果物だからこそ、
山形から遠くにいる大切な人たちに贈られる。
そして、それを受け取った人は、
やっぱり身近にいる
大切な誰かに渡さずにいられない。
だからキューピッド
「小さな恋人」は「小さな天使」というワケ。
しかも、行く先々でゼリーいただいたり
スイカいただいたり、
おじゃがやヨーグルトいただいたり、
美味しいおやつをいただいたり・・・
さくらんぼをたっぷり食べた上、
イロイロたっぷりいただいて、
大満足なムスメでありました