【10/6(土)】☆参加レポ☆ 千葉県フリースクール等ネットワーク 総会記念シンポジウム
こんばんは。熊谷です。
2018年10月6日 土曜日 千葉県弁護士会館にて、
『千葉県フリースクール等ネットワーク 総会記念シンポジウム
学校外で学ぶ子どもたちの新しい支援って?』
に参加しました。
■4人のシンポジスト
石原 美佐子さん(市川市議会議員)
古山 明男さん(多様な教育を推進するネットワーク代表)
亀田 徹さん(文科省、文化庁、福岡県教育委員で勤務した後、現在は株式会社LITALICOに入社)
関 政幸さん(弁護士。千葉県議会議員)
■10/6のシンポジウムに参加して、、、個人的に印象深かったお話
【1】経済的負担
子どもが不登校になり、フリースクールを選択した場合、フリースクールにかかるお金の負担が大きいという問題があります。
それは我が家も同感です。
現在、我が家の第二子と第三子は、「週1=地球の家+週4=ホームエデュケーション」という教育環境を選択しているので、それほど経済的負担は感じていないのですが、例えば、中学生になったタイミングで、週5のフリースクールを選択することになった場合、二人合わせたフリースクールの月謝は、おそらく7万円前後になるでしょう。第一子の教育費もそれにプラスすると、、、かなりの経済的負担になります。
【2】IT等の自宅学習を出席扱いとするケース
平成17年に文科省より、「IT等の自宅学習を出席扱いとすることも可能」という指針が出ていますが、13年経過して、全国の事例がどのくらいあるか質問したところ、「200事例ぐらい」なのだそうな。
13年間で、200事例・・・・・・・・少ないでしょう。ものすごく!!
せっかくの指針なのに、現実に取り入れるとなったら色々とハードルが高いのでしょうね。
(ここまでやって、出席扱いがほしいかというと・・・我が家はいらないかな・・・)
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※自宅学習を出席扱いにするための5つの条件
https://www.hutoko.biz/sien/shuseki.html
1 親と学校とでしっかりコミュニケーションが図られているか
3 民間業者の場合は、ただ勉強を教えるのではなく、不登校という事に理解のある業者であること
4 その対面指導している人は、在籍している学校の校長と連絡をとって状況を知らせる必要がある
5 学習活動については計画を立ててそれを学校側に知らせる事
【3】不登校でもいいんだ、と周りの大人が認めることで・・・・
亀田さんのお話の中で、イイネ!!と思ったのがこの言葉。
「不登校でもいいんだ」と周りの大人が認めることで、子ども本人が前進していける。
子ども本人にとって必要なことは、子ども本人にしかわからない。
決めるのは子ども自身。
子どものありのままを承認して、応援すること。
それが最高のサポートだとわたしも思っています。
■千葉県の動き(概要)
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千葉県フリースクール等ネットワークは、2017年9月に設立した団体です。
現在12団体が所属。
1 フリースクールネモ ・フリースクール ・習志野市
2 ゆうび小さな学園 ・フリースクール ・柏市
3 東京シューレ流山 ・フリースクール ・流山市
4 フリースクールJAT ・フリースクール ・千葉市
5 アロマスプーン ・ホームエデュケーション ・千葉市
6 こんな学校にしたい会 ・オルタナティブスクール ・浦安市
7 共育ステーション 地球の家 ・オルタナティブスクール ・松戸市
8 千の葉学園 ・オルタナティブスクール ・長生町
9 ちばこど森学園 ・その他 ・千葉市
10 NPO法人こころね ・親の会など ・千葉市
11 不登校に学ぶ船橋の会 ・親の会 ・船橋市
12 クリオネ ・親の会 ・市川市
千葉県議会では、超党派による「千葉県議会フリースクール等教育機会確保議員連盟」が48名の所属をもってスタートしており、
議連と千葉県フリースクール等ネットワークは合同で活動を続けてきました。
また、9/13には、千葉県議会フリースクール等教育機会確保議員連盟の勉強会が行われ、千葉県フリースクール等ネットワークは『普通教育機会確保法に基づいた千葉県条例を制定してほしい』という要望書を提出しました。
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10月中に、千葉県フリースクール等ネットワーク のHPができあがるそうです。
全国的にも、県議会議連と合同でフリースクール等ネットワークが活動している千葉県のこの動きは珍しいケースです。
みなさん、どうぞ応援してくださいね!!