昨日(11/24)、文科省主催の『全国フリースクール等フォーラム』に参加させていただきました。
全国各地から、フリースクール等の代表・スタッフ・保護者・子どもたち約500名が参加し、会場は熱気に包まれていました。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20141124/k10013450811000.html
わたしが一番感動したのは、下村文部科学大臣をはじめ、
文科省内にも確かに
「学校に行かない選択をした子どもたちを支援」しようと
する方々がいらっしゃるのだとわかったことです。
フォーラムの終了後、文科省の方と名刺交換をして
お話をさせていただきましたが、
フリースクール・オルタナティブスクール以外にも、
ホームスクール(自宅学習)の子どもたちの存在も認識
されていらっしゃって、
「すべての子どもたちの学習権を保障する」という
同じ方向を見ている方たちが、
文科省の中できちんと動いてくださっているのだと
とても嬉しくなりました。
また、フォーラムの最後にお話をされた
永田佳之先生(聖心女子大学教授)、
とても素晴らしかったです。
「不登校支援」という切り口以外に、
「未来型・環境循環型・新しい公共性」という切り口で
オルタナティブスクールやフリースクールを
取り上げてくださって、本当に共感いたしました。
下記の「新たな時代の教育をつくる鍵概念」の考え
にも心から同意します。
/////////////////////////////////////////
【新たな時代の教育をつくる鍵概念】
◆人権
◆子どもの最善の利益
◆子どもの参画
◆受容と自己肯定感
◆学ぶ喜び
◆表現力
◆他者へのケア
◆環境へのケア
◆地球へのケア
◆自身へのケア
//////////////////////////////////////
この日本において、小学校や中学校でも、
子ども一人一人の個性に合わせて「教育選択」をすることが
確かに可能なのだという事を多くの親子が知り、
そして実際に各家庭が選択をしていくことで、
ウェルビーイング≪身体的・精神的・社会的に良好な状態≫へ
シフトしていく、そのように考えます。
共育ステーション 地球の家
熊谷 亜希子