志賀島に打ち寄せる白波/福岡市 | 史跡散策

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古代からの歴史や史跡散策が趣味です。
プロフィール写真は、備後・福山城

 志賀島には数十回訪れていまかすが、今回の様に快晴で殆ど

 風もないのに力強く美しい白波の帯を見ました。

  最初の写真は、島の東側の岩場に玄界灘打ち寄せる波です。

 

 次は、志賀島の略図ですが、最初の写真は②の地点です。

 ②の場所を含めて島の東側は、山の急斜面が迫って、海岸から

 直ぐ近くを道路が通っている。東側には民家はない。

 この島の民家は志賀海神社の有る南側と西側の弘地区

 そして休暇村のある北側の勝馬地区の3ヶ所のみです。

  次の写真2葉は、①の地点の勝馬地区のたるみの浜

 東海岸に波が打ち寄せる時は、ここの北側の長い砂浜にも

 長い白波が打ち寄せますが、当日は②の場所と1kmも離れて

 いないのに、静かな海岸で驚きました。

 左沖の小島は、志賀海神社の沖津宮です。 

 

 次の写真は、②の波打ち際で拾った深成岩の角閃石斑レイ岩(?)

    の小石です。 海岸は同様の大小の石&岩が多く散在している。

 

<ご参考>

 ①志賀島の地質は、約1億年前の中生代白亜紀後期にマグマが

  地中でゆっくり冷やされ固まった深成岩で構成されたそうです。

② 志賀海神社は、綿津見3神を祀る全国の総本社です。

  (しかのわた神社) (わたつみ3神)    

    即興ですが

     "  綿津見の  神座す島へ  大古より

         寄せては返す  白波の帯 "

 

  "