昨日は会場の都合により、県西校でのスクール開催となりました。テーマは「決定力」
その中でも特にフォーカスしたのは、ゴールを決めるためのシュートエリアの意識です。
データによると、ゴール中央から約11m以内の「ゴールデンゾーン」からのシュートは成功率が40〜50％。一方で、ペナルティエリア外からのシュートは成功率10％未満とも言われています。
この統計をもとに、今回は「どこから打つか」「どう打つか」「どこを狙うか」というフィニッシュの質を高めるトレーニングを行いました。
選手たちは、単に「シュートを打つ」だけではなく、成功率が高いポジションへ入り込むことの重要性や、ゴールキーパーの位置を見てコースを狙う視点を持ちながらプレーしていました。
特に、最後の3対3のゲーム形式では、彼らの意識が見事にプレーに現れていました。ゴール前の落ち着き、ラストパスの質、タイミングの良い動き出し、そのすべてが噛み合い、気持ちいいほどゴールが決まっていきました。
このように、「ゴールは運や感覚で決めるもの」と思われがちですが、実は確率や再現性のある理論のもとで鍛えることができるのです。
感覚も大事。だけど、それを裏打ちするのが、こうしたデータと練習の積み重ねです。
今後も、「どこで、どう打つと、入りやすいのか？」を常に問いながら、成功体験を積み上げていくサイクルを大切にしていきます。
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