ちくたろうのパパとの出会いを綴りたいと思います

本当はちくたろうが大きくなったらパパとママはね〜
なんて話したかったんですけど。

ちくたろう、お空から聞いてもらえますか?



ママは学生時代からとある飲食店で働いてました。
卒業してからもそのお仕事を続けていてママが22歳の時パパとママは出会うことになります。

パパはお店のお客様。よくお店に来る常連さんです。
普通どんなお仕事でもお客様とプライベートな関係にはならない。
だから自分の個人的な話なんてすることないけどパパに対してはママはなぜか心が打ち解けたのか色んな相談聞いてもらうお兄さん的な存在だった。

それからその年のクリスマス辺り、ママはパパに対して運命の人だと悟ります。
嘘のように聞こえるかも知れないけど本当にいきなりビビッと来たんです。
そこから一気にパパとママはお店とお客様の関係以上に仲良くなりました。

とは言ってもママは今までにないくらい照れ屋さんでパパの目を見て話すこともできず、手を繋ぐことも恥ずかしくて、ラインですら30分以上考えないと返信できずにいました。
でもある日突然パパとママは、ちゃんとお付き合いする前に大喧嘩しちゃって連絡すら取れなくなりました。

当時は本当に落ち込んでたけど、そこから自分のやりたい仕事を見つけてママはそのお仕事のために一生懸命お金を貯めて頑張りました。
そしてママは24歳の時に1人暮らしを始めます。

そんなある日ふとママはパパのことを思い出しました。
実はママはパパのこと、人生で1番好きになった人だったんです。
だからどうしても忘れれなくて、喧嘩したことを謝れずにいたことをずっと後悔していました。
連絡が取れなくなって1年半も経っていたからもう返事すら来ないし連絡先も変わってるかも知れないけど、ママは勇気を出してパパに連絡しました。するとすぐに返事が来ました。

パパは最初とても驚いてたけどすごく喜んでいて、パパもママにずっと謝りたかったけど頑固で今まで連絡できなかった、ごめんと言いました。
ママがあの時連絡してなかったら一生再会することはなかったです。
それからパパとママの時間は再び動き出しました。

10月10日。
ママとパパの入籍日でもあり大切な記念日です。

ママはパパに初めて好きと言われた時は本当に嬉しかったし、パパと初めて一緒に寝る夜も夢のようでした。

パパと離れてからママが始めた仕事をパパはとてもとても応援してくれました。
だからママはやりたい仕事を本気で追いかけることに決めました。
ママは頑張って一生懸命勉強して1つの資格を取ることができました。
これもパパが全力でママを応援してくれたおかげです。

25歳の夏ママはパパと結婚前提で一緒に住むことになります。
ママもパパも今まで自分の仕事や趣味などを優先にしていたので結婚願望なんて更々なかったけどママは結婚するならパパとがいいなと思ってました。

きっとパパも同じ気持ちだったんだろうけどパパは結婚するまで同棲なんてしないとずっと話していたのに、突然一緒に住もうと言われた時は頭でも打ったのかなと正直思いました。

そして一緒に住んでからは、ぎこちない生活が始まります。
ママは遠方までお仕事、パパは趣味に没頭。
一緒に住んでるのに生活リズムが合わなくて会話のない日が2、3日続くことなんて普通にありました。

とても仲は良かったけど、あの時はお互いが自律しすぎていて中々自分の内をさらけ出すことすらできなかったかな。
だからママもパパに甘えるのが下手だった。
パパはいつも優しいけど家に居ない時にママは寂しい。だとか仕事で落ち込んでも辛い。だなんて言えなくてずっと強がってました。
だからあの頃はお互い本音がよくわからなかったかな。

26歳のママの誕生日。
パパがママのお誕生日旅行にと沖縄に連れて行ってくれました。
それはそれはとても素敵な旅行でした。

その日の夕方、パパが浜辺で夕日を見ながら指輪を持ってプロポーズしてくれました。
今までパパはそんな話一言もしなかったからママは冗談だと思ってパパを笑ってしまいました。
あの時はごめんね、パパ。

入籍は記念日にしようと話していて、新居へ引っ越したり、ママももっと仕事頑張ろうと色々準備していたら突然ちくたろうがお腹にやってきたんだよ。

パパとママはいっぱい喜んだ。
それからママはちくたろうと一緒に過ごす時間を大事にしたくて仕事を一旦辞めました。

ママは今まで仕事ばっかりしてきたから、ずっと家にいるのは初めてでどうしていいかわからなかった...
なんか怠けているみたいで初めはすごく嫌だったけど
パパがちくたろうが生まれたらもっと忙しくなるから人生一度くらい仕事しない時間があってもいいんじゃない?
そう言われたからママは安心して家にいることができました。

家にずっといることで、パパとの距離がぐっと縮まりました。
それもちくたろうがお腹にいたから。
毎日毎日、パパはママとちくたろうのためにお仕事頑張って、今日の体調はどう?と気遣ってくれました。
そんなパパを見てママもようやく甘えることを知りました。

ママもパパのために美味しいご飯を作って毎日帰りを楽しみに待っていました。

きっとパパも同じ気持ちだったと思う。

今まで絶対話さなかった悩みを打ち明けてくれたり、ママと過ごす時間を今まで以上に大切にしてくれました。


そんなパパとママとの子供がちくたろうです。

ちくたろうもパパみたいに優しい子に育ちますように。
そう毎日願ってました。

きっとお空でもパパのように優しさいっぱいの元気な男の子でいてるよね?

ママはパパと出会えて結婚できてちくたろうを授かれて本当に幸せ。

いつもママが寝る時の口癖でした。
だから早くママとパパのところに戻って来てね。ちくたろう。


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