本日2回目の更新です!
今日、めでたく院内喫茶の社適の修了とアルバイト移行が決定した私。
私のブログの昔からの読者さんは、よくご存知だと思いますが、ここまで来るまでに本当に紆余曲折あって、長い道のりでした。
16年前に統合失調症を発症。
発症から10年の間に、2度の長期入院と、1度の自宅療養(ほとんど入院と同じ状態)をしました。
11年前の再発は本当に重症で、酷い幻覚、幻聴、妄想で自宅2階から飛び降り。
退院後の私は、ひどい倦怠感、体力もなく、自分の身のまわりのことをするのがやっと。
正にゼロからのスタート。
その頃からOT(作業療法)に通い始めて、母に援助を受けながらの家事と子育てをしながら、週に2回OTに通う生活を続けました。
OTでは、自分の好きな手芸を中心に、マンダラ塗り絵、習字、アンデルセン手芸、革細工、パソコンなどもやりました。
その頃の私は、自分は一生OTに通いながら、病気とつきあって生活するだけと思っていました。
でも、再発を繰り返しながらもOTに8年通って、8年目には、もう少しステップアップができる兆しが見えてきました。
不安をたくさん抱えながらも、主治医の先生やOTのスタッフさん、保健師さんに支えられながら、作業所見学に行くことに。
そしてC作業所と出会いました。
多くの作業所が週3回からの通所という中で、C作業所だけは、週1回から慣らしていきましょう、とおっしゃってくださり、体力のない私でも通ってみようという気持ちに。
試し通所で慣れた私は、OTを卒業して、C作業所に通うように。
C作業所に通い始めの頃は、まだ体力がなく、午前中3時間の作業をするだけで疲れてしまい、家に帰ってから寝込むこともありました。
家事を工夫して、手を抜ける部分はたくさん抜いて、次第に母の手を借りなくても、何とかこなせるようになっていきました。
毎朝、短時間ではありますが、ジョギングをするようになったのも、この頃からです。
そして、通所を始めて半年経った頃、C作業所から出向というかたちで院内喫茶でお仕事をしてみないかというお話をいただきました。
そして、憧れだった喫茶のお仕事をすることに。
体力がまだあまりない私だったので、ここでも週1回からゆっくりやらせていただきました。
そして、週2回に増やし、C作業所のお仕事も両立。
1年半が経って、C作業所を卒業。
院内喫茶で社適(社会適応訓練)の制度を利用して、週3回お仕事するようになりました。
始めた頃から、院内喫茶でいつかはアルバイトに!とずっと希望して、お仕事を頑張ってきました。
社適の間にも、調子を崩したこともあって、アルバイトのお話が遠のいたこともありました。
でも、真面目に日々のお仕事をこなし、ひたむきに頑張ってきたことを、ちゃんと職員さんは見てくださっていました。
そして、院内喫茶の母体のU法人の会議で、私をアルバイトにすることがようやくこの夏に承認されました。
キリのいいところで社適を修了しようということで、今期の終わり(’14、1月末)で社適を修了することになって、同時にアルバイトに移行ということが決まったわけです。
今では本当に体力がつき、少しくらいハードなお仕事も難なくこなせるようになりました。
病的なひどいだるさや疲れを感じることもありません。
やっぱりこれは、慎重に少しずつお仕事を増やしていったのが、よかったのだと思います。
OTからいきなりのアルバイトだったら、きっと調子を崩してすぐにダメになっていたでしょう。
これは、やはり、元主治医のA先生が、
いつも6割で!
決して無理をしないで焦らずゆっくりと。
調子の安定が第一なのだからね、
といつも私をしっかり見守ってくださってきたおかげ。
もちろん、主治医のT先生の支えも大きいです。
そして、保健師さんや、院内喫茶の職員さんやスタッフのみなさん、作業所やOTのスタッフさん、忘れていけない家族のみんな、私のまわりのたくさんの方々の支えなしには、私の快復はなかったと思います。
OT、作業所、社適という長い道のりでしたが、ひとつひとつ、少しずつのステップアップが、成功に導いてくれたということは言うまでもありません。
発病する以前は、私は子供もまだなく、専業主婦でした。
今では、ダンナを支え、子育てをしながら家事をこなし、家庭を守りつつ、自分の体調に気をつけながらお仕事をこなせるまでになりました。
院内喫茶のアルバイト、たかがアルバイトかもしれませんが、私にとっては、とてもすごいことなんです。
ここまで来れたことは、本当にほんとうに嬉しい。
精神の病気で苦労してきた私だから、院内喫茶に来るお客さんの気持ちもすごく理解できる部分も多いと思います。
来た人が、ホッと安らげるような、そんな癒される院内喫茶の店員さんであり続けたいな。
これからも、日々お仕事できることに感謝しつつ、丁寧なお仕事をしていきたいな。
夢は叶う。
そう信じて頑張ってきて、本当によかった。
私の姿が、同じような病を持つ人の励みになれば嬉しいです。
私をいつも応援してくださってきた全てのみなさんに、心からありがとう。
長文最後まで読んでくださって、どうもありがとうございます。
今日、めでたく院内喫茶の社適の修了とアルバイト移行が決定した私。
私のブログの昔からの読者さんは、よくご存知だと思いますが、ここまで来るまでに本当に紆余曲折あって、長い道のりでした。
16年前に統合失調症を発症。
発症から10年の間に、2度の長期入院と、1度の自宅療養(ほとんど入院と同じ状態)をしました。
11年前の再発は本当に重症で、酷い幻覚、幻聴、妄想で自宅2階から飛び降り。
退院後の私は、ひどい倦怠感、体力もなく、自分の身のまわりのことをするのがやっと。
正にゼロからのスタート。
その頃からOT(作業療法)に通い始めて、母に援助を受けながらの家事と子育てをしながら、週に2回OTに通う生活を続けました。
OTでは、自分の好きな手芸を中心に、マンダラ塗り絵、習字、アンデルセン手芸、革細工、パソコンなどもやりました。
その頃の私は、自分は一生OTに通いながら、病気とつきあって生活するだけと思っていました。
でも、再発を繰り返しながらもOTに8年通って、8年目には、もう少しステップアップができる兆しが見えてきました。
不安をたくさん抱えながらも、主治医の先生やOTのスタッフさん、保健師さんに支えられながら、作業所見学に行くことに。
そしてC作業所と出会いました。
多くの作業所が週3回からの通所という中で、C作業所だけは、週1回から慣らしていきましょう、とおっしゃってくださり、体力のない私でも通ってみようという気持ちに。
試し通所で慣れた私は、OTを卒業して、C作業所に通うように。
C作業所に通い始めの頃は、まだ体力がなく、午前中3時間の作業をするだけで疲れてしまい、家に帰ってから寝込むこともありました。
家事を工夫して、手を抜ける部分はたくさん抜いて、次第に母の手を借りなくても、何とかこなせるようになっていきました。
毎朝、短時間ではありますが、ジョギングをするようになったのも、この頃からです。
そして、通所を始めて半年経った頃、C作業所から出向というかたちで院内喫茶でお仕事をしてみないかというお話をいただきました。
そして、憧れだった喫茶のお仕事をすることに。
体力がまだあまりない私だったので、ここでも週1回からゆっくりやらせていただきました。
そして、週2回に増やし、C作業所のお仕事も両立。
1年半が経って、C作業所を卒業。
院内喫茶で社適(社会適応訓練)の制度を利用して、週3回お仕事するようになりました。
始めた頃から、院内喫茶でいつかはアルバイトに!とずっと希望して、お仕事を頑張ってきました。
社適の間にも、調子を崩したこともあって、アルバイトのお話が遠のいたこともありました。
でも、真面目に日々のお仕事をこなし、ひたむきに頑張ってきたことを、ちゃんと職員さんは見てくださっていました。
そして、院内喫茶の母体のU法人の会議で、私をアルバイトにすることがようやくこの夏に承認されました。
キリのいいところで社適を修了しようということで、今期の終わり(’14、1月末)で社適を修了することになって、同時にアルバイトに移行ということが決まったわけです。
今では本当に体力がつき、少しくらいハードなお仕事も難なくこなせるようになりました。
病的なひどいだるさや疲れを感じることもありません。
やっぱりこれは、慎重に少しずつお仕事を増やしていったのが、よかったのだと思います。
OTからいきなりのアルバイトだったら、きっと調子を崩してすぐにダメになっていたでしょう。
これは、やはり、元主治医のA先生が、
いつも6割で!
決して無理をしないで焦らずゆっくりと。
調子の安定が第一なのだからね、
といつも私をしっかり見守ってくださってきたおかげ。
もちろん、主治医のT先生の支えも大きいです。
そして、保健師さんや、院内喫茶の職員さんやスタッフのみなさん、作業所やOTのスタッフさん、忘れていけない家族のみんな、私のまわりのたくさんの方々の支えなしには、私の快復はなかったと思います。
OT、作業所、社適という長い道のりでしたが、ひとつひとつ、少しずつのステップアップが、成功に導いてくれたということは言うまでもありません。
発病する以前は、私は子供もまだなく、専業主婦でした。
今では、ダンナを支え、子育てをしながら家事をこなし、家庭を守りつつ、自分の体調に気をつけながらお仕事をこなせるまでになりました。
院内喫茶のアルバイト、たかがアルバイトかもしれませんが、私にとっては、とてもすごいことなんです。
ここまで来れたことは、本当にほんとうに嬉しい。
精神の病気で苦労してきた私だから、院内喫茶に来るお客さんの気持ちもすごく理解できる部分も多いと思います。
来た人が、ホッと安らげるような、そんな癒される院内喫茶の店員さんであり続けたいな。
これからも、日々お仕事できることに感謝しつつ、丁寧なお仕事をしていきたいな。
夢は叶う。
そう信じて頑張ってきて、本当によかった。
私の姿が、同じような病を持つ人の励みになれば嬉しいです。
私をいつも応援してくださってきた全てのみなさんに、心からありがとう。
長文最後まで読んでくださって、どうもありがとうございます。