先生は二人の罪を自らの手で裁くため二人の牛乳パックに結婚するはずだった人の血液をいれました。では第4話 どぞ。
ほんの数か月前には、毎日顔を合わせていたことが信じられないくらい、先生の連絡先を捜すのは困難なことでした。大切な人の命を奪った二人を、先生は法に委ねることなく、自らの手で裁き、そのまま私たちの前から姿を消してしまいましたね。私はそんな先生をすこし無責任だと思います。自らの手で裁くという選択をしたのなら、ちゃんと責任をもって、その後、少年二人がどうなったのかも、見届けるべきではと思います。
裁きの後の出来事を、先生は知らなければならない。そう思って、長い手紙を書いたものの、それをどうすれば先生に読んでもらえるのか・・・・・・?。色々と考え、苦肉の策だと思いながらも、この手紙を先生が休憩時間によく職員室で読んでいた、文芸誌の新人賞に応募することにしました。近頃は10代の受賞者もたくさんいるので、可能性がないわけでもないと思ったのです。しかし仮に受賞しても先生に読んでもらえるかはわかりません。それでも、わずかな確立にかけたいと思います。
でも先生、私は決して先生に助けを求めているのではありません。ただ一つどうしても聞きたいことがあるのです。
本題に入る前に先生は空気を意識しますか?
空気はその場にいる人たちのオーラの集合体だと思います。それを毎日息苦しいほど意識してしまうのは私がうまく集合体になじめていないからでしょうか?とにかく春だというのに2組の教室内に漂っていた空気は一言で表すなら・・・・・・・・。
異様でした。