オヤノドク日記 -9ページ目
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この子の心、壊しちゃった!

そもそも、うちの息子はイイ子だ。


ご飯をよく食べ、ムラ食いがない(これは関係ないか~)
聞き分けがよい。悪さをしない。叱れば素直に従う。すぐに謝る。


イイ子すぎて、不安だった。
反抗期、来るのかな・・・
来なかったらどうしよう・・・


自分が思春期の反抗期をやってなくてとても苦しんだ記憶があるので、
この子が幼年時代の反抗期をしなかったらと思うと、ものすごく不安だった。
だってそれだけこの子は「不安」を抱えてるってことだから。


しかし私の方もまっとうな精神を持ち合わせていない。
何しろ、怒るということができない人間なのだ。
何か理不尽なことがあっても、随分たってから
「アレ、私もしかして傷ついてたのかな?」と思う。
「あれはもしかして怒っていいところだったんじゃないか」と悩む。
イライラも、カチーンと来ることも、全部後から気づく。
それも、「イライラしてよかったんじゃないか」と正誤を考えてしまう。
気持ちに正も誤もないものだろうに。
でも後から考えたって相手に訴えることもできないし、まぁもう落ち着いたから
いいか~と流していた。
自分は、あまり怒らないのんきなタイプなんだと思ってたのだ。



ところが、子育てはそうはいかなかったのだ!
働いたこともあったけど、これまでの人生でここまで自分のままならないことって
なかった、と心から思う毎日。
オマエのためにやってるこれが何故不満だ!
オマエのために出かけようとしてるのに何故ぐずるんだ!
キー!!ムッカー!!!イライライラ!!!!
心はゆすぶられる。振り回される。
毎日毎日、嵐のように、子供への愛と苛立ちと怒りの中でもみくちゃにされる。


彼が2歳になるまで、何とか押さえ込んでいた。
でも、押さえ込んでたの、知ってたんだろうと思う。
X-Dayにいたるしばらく前から、「ごめんなちゃい号泣攻撃」が始まってたから。



「ごめんなちゃい号泣攻撃」ってのは、まぁ何だ、言葉どおり、

「ごめんなちゃいごめんなちゃーい!!」と連呼して号泣する攻撃だ。


いや攻撃ではない。防御だ。
母ちゃんの怒りから身を守るためなのか。
私が何か一言叱ったり注意したり(おやつもう終わり、と言っただけでも)
しようもんなら速攻で号泣しながら
「うわぁぁぁんごめんなちゃいごめんなちゃいごめんなちゃい!!!」


注意も説諭も何もあったもんじゃない。
とにかくこちらが怒りを解いて抱いて落ち着かせるまでひたすら続く。
閉口するまで続く。
閉口しても続く。


これをやられると、本当に神経が参ってくるのだ。


私はこの子をどれだけ傷つけてるんだ?!
どうしてこの子は泣きつづけるんだ?
私の話を聞いてくれず、差し伸べようとした手も振り払われて、
一体私はどうしたらいいの?
こんなことでこんなに泣かれるんじゃ、私はどうやってこの子を
育て、しつけたらいいのだろう??


本当に涙が出る。友達の前で不覚にも落涙したこともある。

んで、その日も始まったわけですよ、「ごめんちゃい号泣攻撃」が・・・。


つづく。




***


それにしても今日は寒かったですねぇ!

ダンナ、マンションの行事で出なくちゃならんのに風邪で倒れてくださって

代理で寒風吹きすさぶ中テントの設営とかしてきましたよ・・・。

なんて都合のいいときに風邪をひくんだダンナ。

熱が下がってきて布団の中でビデオ見たりしてのんびりしてて

しんどいのは気の毒だけどちょっとうらやましいぞダンナ。

・・・出社するまえにうつせ!そして会社を休んで私を休ませろ!!


なんてね、やだけどね、インフルエンザ。


でもそう思っちゃいますナ。

夫婦喧嘩・・・これって逆切れって言いませんか~

1月もそろそろ終わろうというのに、1月2日の
夫婦喧嘩が忘れられない!納得いかない!


ので、ブログを開始した早々からあまり主題と
関係のない夫婦喧嘩ネタ(笑)をお送りします。


最初は、単に「部屋を片付けると不思議とイライラが
すっきりするって言うけどホントだよね」

言いたかっただけなんですよ。
で、話の流れで、


たとえばこのテーブルの上、
散らかってるとイラつくんだよね。ついでだから
言いたいんだけど、
私が一山にきれいにたたんだ
新聞を散らかしっぱなしにするのやめてくれないかな


と言ったら、返ってきた言葉が


「だっていつも散らかってるジャン」


・・・ハ?
だからナニ?


「キミだってキレイにしてないのに、俺だけ
そんなに責められるいわれはないよ」



・・・・・・・ハァ?!



イヤイヤ待ってくださいよ!
別に「テーブルの上が片付かないのはアナタのせいだ」
とか一言も言ってませんけど?!
ピンポイントで「新聞を散らかしてくれるな」と
言ってるだけで、新聞だけで言うなら私はいつも
キレイに積んでますけど?!


「だってキミだって3日分とかテーブルの上に
ためてるじゃん」


たまってたって一山にキレイに積んでますよ?!
それを散らかされるのが嫌だって言ってるだけですけど?!



「とにかくテーブルの上はいつも散らかってる。

努力してない人にそんなに責められる筋合いはない!」


・・・お話になりません。
ヤツに言わせると、「新聞を片付けてほしい」と言うからには
がいつもテーブルの上をキレイに片付けている、という前提がなくては
ならないんだそうで。


ナニソレ?!
理解できん!!
新聞の話してるんだってば!!
テーブルの上が片付いてるかどうかとは別の話でしょ!!


「それとこれとは別じゃない。


キミの言うことは全くもっておかしい!俺には全く理解できない」




シャッターどーん。




閉じられちまいました。



これ以降、ヤツは


「努力してない人に責められる筋合いはない」


「そんなに責められて、新聞散らかして悪かったなんて反省も謝罪も
する気になるわけがない」


「キミの言ってることはおかしい」


以外全く言わず。ヒトの話には一切聞く耳を持たず。



つーかさ、「責められる」ってほどのことなのかなぁ?



こちらが「言い方が悪かったかもしれないけど、それは反省するけど」
とかいくら譲歩しても全く聞く耳を持たず、こちらを責める一方。


つか、そもそも私がアナタに腹を立ててたんですけど。

それ逆切れやん!!

新聞を散らかしてたことに対しては一言の謝罪も反省もないのか?!
ないの?!
ないのね?!


「ないね」




2時間も号泣しながらループを繰り返した後、


「で、キミはどうしたいわけ?どうしたら納得するわけ?」

どうってテメーが謝ればいいんじゃい!!


「それはないね。で、どうしたいわけ?」

どうしたいって・・・どうしたいって・・・


この段階でもう責められる一方でもう言葉が継げない私。
アナタはどうしたら納得するのよ?


「キミが納得すれば俺も納得するよ」


言ってることがわけわかりません。
謝罪や反省どころか1mmたりとも譲歩さえしないアータに
対して私が一体何をドウ納得したらよいのか。


その上、ケンカが終わらないことさえアタシのせいかよ。

で、つまり、私はアナタに少しでも苦言を呈するためには、全てを完璧に
する努力をしなくちゃいけないわけね?
そう納得すればいいのね?


「そうは言ってないじゃん。テーブルの上をきれいにしたいという

目標を設定してお互いに共有すれば

俺だって納得して協力するよ」


はーそうですか、たかが新聞を散らかさないというだけの
ことにそんな


「目標を設定してお互いに共有する」


なんて大仰なことをしないと、

アータはたかが新聞をたたむことさえできないですか。


いいかげんうんざりして、コイツとのコミュニケーション自体を
あきらめようかと思い始めたころ、子供の夜泣き。
その場はそのまま終了。




後日、いやみったらしくこまめこまめにテーブルの上を
片付けてた私に対して、


「あのケンカも意味があったじゃん♪あれ以来テーブルの
上がキレイになったよね」




・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・



ふ、ふざけんなぁぁぁぁ!!!!!!!!!




ケンカ両成敗っつーんじゃー!!!!!

テメーは一言も謝罪も譲歩もしなかったんじゃー!!!



ナニが



「こういうとき子はカスガイって思うよね♪」



じゃ!


ふざけんなあああああああああああ!!!!!




※のっけからこんな内容ですみません(汗)
旦那も悪いヒトじゃないっつーか、オットとしてパパとして
見るとかなり満点に近いヒトなんですが・・・
責められたと思ったときのこの過剰な反応。

た、多分こいつもACだよ・・・

私の道のりはイロイロと長く険しい様子です。ハイ。



はじめに

私は、アダルトチルドレンです。


32歳、子供は2歳半の男の子。ダンナ1人。
適度な大学を出て、そこそこ働き、予定外ではあったけれど専業主婦になって子育てをしています。

ダンナは子煩悩で料理洗濯掃除すべてこなす、満点パパ。

マンションも買って、客観的には順風満帆、喧嘩1つとっても「平和だね」とコメントされるような

家庭を築いています。


しかし、ある日、息子の顔に見たものは。
それは、恐怖でした。
見捨てられる不安。自分を認めてもらえない恐怖。


ごめんなさい、ごめんなさい。ボクが悪かったです、謝るから許して、許して、棄てないで。

ママ、ボクを愛してください。


それを見て取った瞬間、私が築き上げてきたものは全て砂上の楼閣だったことに気づきました。

母親である私に、「土台」がない。土台のないところにどんなものであれ築き上げられるわけがない。


そこには、「アダルトチルドレンの世代連鎖」がありました。


私は、自らを省みなくてはいけない。
自分を救わなくてはいけない。
いとしい我が子のために。これ以上、この子の心を壊してしまう前に。


私が抱いている怒り。
私が感じることのできない怒り。
感じることのできない、喜び、悲しみ、楽しみ。


それを、見つめなおすために、これを書きます。
今までの人生の軌跡であったり、愚痴であったり、父母への手紙であったり、内容は様々ですが、私は私の心に何が浮かび、何を感じるのかを知らなくてはいけないから。


「話す」ということは、1つの癒しになると聞きました。
カウンセリングに通う勇気はない、でも誰かに聞いて欲しい。
訴えたい。本当は、両親に訴えなくてはいけないことだったりするけれども。
しばし、おつきあいいただければ幸いです。

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