もう先月のことになってしまいますが、ある方から食生活についてレクチャーを受けました。

 

ドイツ在住の方でしたが、なかなか日本に住んでいる身には衝撃的な内容でもありました。

 

しかし一方で、私にとっては相当な助け舟でした。

 

まず、油について。

 

2、3年前の通販生活にも書かれていましたが、

一番体に良い油は、バターやラードなどの動物性脂肪なのです。

 

 

トランス脂肪酸の弊害については、かなり前から取り沙汰されていましたが

 

世の中がマーガリンを推奨していた40年前からすでに、私はバター一点張りでした。

 

というのは、成分云々より、ただ匂いがダメだったからです。

 

小学校の給食で、1年生の最初から、マーガリンにえづいていました(笑)。

 

包装紙にラクダの絵が描かれていたので、ずっと「らくだのコブ」の中の油で作られていると思っていました。笑

 

 

同様の理由で、アマニ油やエゴマ油もダメでした。

 

油については匂いがあるので、それがダメなら全く受け付けられませんでした。

 

 

オーストラリアやフィジーでも、ホテルのパンや菓子に独特の匂いがあり、おそらく使われていた油によるのだと思いますが、口元に持っていった時点でダメでした。

 

酸化した油にはどうやらごまかしが効かないらしく、賞味期限切れのラーメンでとんでもない頭痛が来たこともあります。

 

そうとう毒性が強いんだと思います。

 

昔のバタークリームのケーキでは、よく頭痛がしましたね。

 

かなり古い油を使っていたのではと思います。

 

理屈云々より、匂いがダメならダメでした。

 

 

さらに、魚や野菜の方が体にいいという幻想についても指摘されました。

 

それらは体を冷やすのです。

 

 

ベジタリアンやヴィーガンは必ずしも推奨されないのです。

 

ダライ・ラマは肉食です。

 

まず第一にチベットは野菜が育たない高地なので仕方がないのですが

寒すぎるから体を温めるためにも肉なんだと思います。

 

私も肉ナシですと、グラウンディングが非常にむずかしいです。

 

グラウンディングには肉・油・塩が必要です。

 

でも、海の近くで美味しい魚が手に入るなら、そちらの方が体にはいいんじゃないかと個人的には思います。

 

農村で野菜が豊富に手に入るなら、それを食べた方が合理的だと思います。

 

たとえそれで冷えても、温泉が近かったりして、かならずカバーできるのではないでしょうか。

 

そこにあるものを食べるより、仕方ないんだと思います。

そして体が受け付けるものを食べるより仕方ない。

 

さまざまな食事療法がありますが、相反する内容のものも多いのでは。

 

すべての人に完璧な食事療法はありません。

 

感覚を鋭敏にして、自分の必要とするものを選びとって摂取すればいいんだと思います。

 

わからない場合には情報を入れてもいいとは思いますが

自分に合ってないと思ったら、やめればいいんです。

 

トライアンドエラーですね。

 

あんまりギチギチになるほうが良くないかな、と思いますね。

 

 

というのは、結構20代後半から、私は健康オタクで

相当ギチギチやっていたからなんですね。

 

良いことをし過ぎるという極端さがアンバランスにつながり

結局からだと心には良くない食生活になっていました。

 

 

油をほとんど取らないとか。

 

それやってると、カカトとかガサガサになるんですね(笑)

 

でも油を取っても私のカカトはガサガサなので、関係ないのかもしれません。

 

 

で、いろいろやっているうち、疲れちゃったんですね。

 

「これがいいから」で食べても楽しくないし、美味しくない。

 

美味しくなければ苦行でしかありません。

 

 

私は10代の早いうちから貧血があったので

来る日も来る日もレバーとか鯨の肉とかほうれん草でした。

 

親は心配してそうしてくれていたんでしょうけど

私には苦痛でしかありませんでした。

 

 

療養食でも、うまく取り入れられる人もいるのでしょうが

母はそんな感じで、私も同様でした。

 

家の雰囲気や私の性質もあって、修行体質だったものですから

結婚しても毎日野菜の煮物(筑前煮)だったりして、ストイックに邁進していました。

 

 

子供に関しては、幕内秀夫さんのお話を参考に

ご飯・トウモロコシ・じゃがいものでんぷん質中心で

 

タンパク質は納豆中心で、肉・魚は普通に与えましたが

ハンバーグと卵は小学校に上がるまで出しませんでした。

 

そしてほうれん草などの青菜やピーマン、筑前煮は食べさせませんでした。

 

ジュースは果汁100%のブドウかリンゴだけにして、

基本、嫌いなものを無理に食べさせるということはありませんでした。

 

 

小学生になると食べられるバリエーションが増え

特に制限はしませんでしたが和食中心でした。

 

現在は朝は果物だけ、夜は糖質を取らない食生活になっています。

 

 

私はそうして極端な制限に疲れたため、現在はほぼ

食べたいものを中心に食べています。

 

楽しいかどうかが基準になっているので、彩りやバランスはある程度考えますが、ほとんど気を使っていません。

 

喫茶店食は、往時の反動だと思います。

 

他の人、特に女性からは眉をひそめられるような内容ではないかと思います。

 

女友達からは、

「かなりボリューム満点でワイルドなものを食べているね」

という感想をもらっています(笑)

 

もちろん私は辺鄙なところに住んでいるので、そうした魅力的な喫茶店に行けるのはせいぜい1週間に一度くらいで、毎日ナポリタンやオムライスを食べているわけではありません。

 

サンドイッチやカレーは比較的頻度が高いかもしれませんが・・(笑)

 

米食は重すぎて1日に1回になってしまいましたし

パスタはひと月に1度、玄米は3ヶ月に1度ですね。

 

努力しても食べられないものは食べられないですし

ま、仕方ないかな・・と思ってますね。

 

いいのか悪いのかわかりませんが。