地球環境問題に触れるテーマもあり、友人の紹介もありPHP主催シンポジウム『20年後の日本はこうなる』に出席。


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永久常務他、パネリストの竹村真一氏、冨山和彦氏他とも名刺交換。

各位と自由に意見交換でき、大いに示唆に富む意見を伺えたことは収穫であった。


中でも感銘を受けたのは竹村真一氏のお話。クリアーで好感が持てた。彼の「地球目線」というコンセプトが気に入った。


彼はこう言った。

ゴビ砂漠の4%の面積に日本の優れた太陽光発電パネルを敷き詰めればおそらく世界の相当部分の電力需要を充足できようし、危険極まりない原子力異存から脱却できるとの驚くべき提言。それに不可避的に来るであろう水位上昇を悲観的消極的にとらえるのではなく、むしろ弾力的に2~3階建て構造建築を建てていざ海水が床上浸水してきても2階を1階にするような逆転の発想で柔軟に対応できるはずで、ようは考え方次第とtって「達観」が実にこ気味よかった。



日ごろ徒然人の持論に近い部分もあり大いに意気投合。


【竹村真一氏】

京都造形芸術大学教授。(株)プロジェクト・タオス代表。1959年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院文化人類学博士課程修了。専門の人類学や比較文明論の視点から広く発言するとともに、最近は情報環境デザインやマルチメディア関連のさまざまなプロジェクトを推進。編著に「外在化する脳」(悠思社)共著として、岩波講座文化人類学第一巻「新たな人間の発見」岩波書店が刊行予定。

彼いわく、‘人工’と‘自然’を対立の図式でとらえるのではなく、人工をも含み込んだもっと大きな自然観の再構築。‘人為’あるいは‘人間’というファクターも地球進化の一つのプロセスとして内包するような、ポジティヴな‘人工自然’の概念。節約とか省エネといった消極的な発想を突き破る、強い技術思想。そして、‘人間’というこの奇妙な存在を宇宙的にどう位置づけなおすか。たとえば我々に不可欠の酸素も太古の地球にはなく、30億年近く前に光合成をする生物がそれを最初に生み出しはじめた時には、多くの生物にとって猛毒だった。いまの人類の環境破壊など比べ物にならないほどの大酸素公害により、多くの生命が死滅したと推測される。人類の自然破壊を軽んじるつもりはないが、進化のそれぞれの過程で、その時々の生命が環境を何らかの形で創りかえ、時には生態系の破壊もともないつつ地球と共進化していたのは普遍的な事実なのだ。と喝破。