「塩素より手軽でノロにも効く」食品用ノロ対応エタノール

こんにちは。
イケメンです。

先日、結婚式場で起きたノロウイルスによる集団感染のニュースを見て、ちょっと気になる点がありました。

>>>結婚式場で男女27人集団“ノロウィルス”食中毒、5日前この式場で乳児が便をもらし…効果がない“エタノール”で消毒し感染拡大札幌市保健所

乳児の便の処理に使われたのは「エタノール」だったけれど、そのエタノールがノロには効かない種類だったために、感染が広がってしまったというものです。

一般的に、寒い冬に増えるのが、ウイルス性食中毒。（ノロやロタなど）
そして、夏に増えるのは、細菌性食中毒。（カンピロバクターやO157など）

2024年～2025年は、悪い意味でノロの食中毒の当たり年。

この暑さでも起きるなんて、以前は考えられませんでした。

ウイルス性食中毒は、ごく微量のウイルスで感染します。

一人の嘔吐や便の処理から一気に広がるのが特徴です。

自分への再確認と、さらに気を引き締めるためにも。

今日はこんなお話しです。

一家に一本、「食品用ノロ対応エタノール」のすすめ

こうしたウイルス性食中毒の感染拡大を防ぐのに有効なのが、ノロウイルスにも対応した食品用アルコール製剤です。

一般的な消毒用アルコールはノロに効きにくい。

確かに5年くらい前まではそうでしたね。

ところが今は技術が進み、
ノンエンベロープウイルス（ノロ・ロタ）に対する除去効果がある、食品やまな板・調理器具に直接使える「食品添加物」タイプなどが、たくさん出てきているのです。

塩素系消毒との違いは？

ノロ対策といえば次亜塩素酸ナトリウム（ハイターなど）を薄めて使う方法が知られていますが、

◆脱色や金属腐食の心配がある
◆強いニオイや肌荒れのリスク
◆使用時に換気・希釈の手間がかかる

◆作り置きしておいても、塩素が失活してしまう

など、扱いに注意が必要です。

高価な真空調理機を拭いたり、冷蔵庫の扉を拭くとか。

現実的じゃないのです。匂いも残りますし、床や壁も傷みます。

それに対して、食品用ノロ対応エタノールなら、

◎手軽にそのまま使える
◎食品の近くでも安全（食品添加物に分類）
◎ニオイも穏やかで比較的手肌にも優しい
◎布・木・金属など幅広く使える

つまり、家庭にも現場にも向いた即戦力の1本なのです。

一応食品添加物なので、微量が口に入っても許容できます。

次亜塩素酸ナトリウムが口に入ったら大変ですよね。

情熱弁当の現場でも
この食品用ノロ対応エタノールは欠かせません。

◆包丁・まな板・調理器具の除菌
◆盛り付け台や床

◆ドアノブなど手が触れるところ
◆配送容器や保冷バッグの清拭

◆包材全般の消毒

またボク自身、飲食店店長が長かったこともあり、経験済みのこととして。