なぜ料理を生業にしようと思ったのか? | 名古屋の宅配仕出し弁当屋~現代の食を見直す弁当屋のブログ~

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現代の「早い」「安い」「手軽な」食から原点に戻り、素材や出汁そのものの味を感じて頂ける料理を創っています。無添加冷凍惣菜通販サイトも運営しています。

おはようございます。

イケメンです。

 

「いつか自分でお店をやりたいな」

何かそこには自由がある気がして、漠然と思っていた中学生時代。

 

小学生で日商の珠算と暗算の一級を持っていた事もあり、高校は普通科ではなく商業科へ進みました。

 

大学へ行く気は全くなく、卒業と同時に家を出たかったから。

 

高校時代は、公認会計士や税理士になろうと思った事もありましたが、じっとしているのが苦手でデスクワークには不向き。

 

中学・高校と陸上競技にのめり込みましたが、憧れのマラソンランナー・瀬古利彦や中山竹通のような才能はボクにはなく、実業団で走る事はないと納得したのです。

 

考えた挙げ句、手に職をつけようと職人の道を模索します。

食いっぱぐれがないから、技術は一生モノだからという理由でした。

 

理容師や調理師などが候補になりましたが、なにせファッションやおしゃれに興味がない。両親が居酒屋を経営していた事もあり、なんとなくの流れで料理の道へ。

 

 

 

 

 

今から30年前。

ボクが通っていた私立東邦高校において、高卒は生徒一人あたり50社ほど求人がありました。

 

が、求人の出ていなかったホテルオークラにあえて問い合わせ。2年ほど前に先輩1名が就職しており、そのツテを頼りました。

 

入社試験にも合格し、上京して晴れて翌年4月から東京で働き始めました。

同期は200名ほど居たかな。

 

 

 

美味しい物を食べたかったから?

 

親が調理師で憧れたからとか、小さな頃から美味しい物を食べていて食に興味があったからとかだと格好いいのですが、実際はそんな事はありませんでした。

 

「美味しい物を食べたい、作って食べたかったから」ですね。

 

 

家族みんなで食べた、美味しい食の記憶が殆どないのです。

母が作ってくれた料理は、所々覚えているんだけど。

 

父が32歳、母が19歳で結婚。と同時に小さな居酒屋を始めます。

その2年後に、長男のボクが産まれたのでさあ大変。

 

店が軌道に乗っていなかった事もあり、邪魔な乳飲み子のボクは長野県の祖母の家に預けられっぱなし。

 

おまけに風邪で投与された薬でアレルギーが出て、0才児でアナフィラキシーショックによる危篤になりました。死ななかったけどな。笑

 

その後、妹と弟も産まれて5人家族になりました。

 

が、父は今で言うDV。当時はそんな言葉はありませんでした。

 

おまけに酒癖がとても悪い。

居酒屋の経営者なのに、キレイにお酒が呑めないのです。

 

酒を呑んでは気分次第で家族に当たり散らすし、子どもにも平気で手を上げる。その上昔の芸人みたく呑む、打つ、買うのフルコースに加え、浮気も平気。

 

ある時は、父の浮気相手が酒乱だった。

その女が真夜中に包丁を持って、寝静まったアパートまで大声で怒鳴り込んで来た事がありました。「おまえら家族全員殺してやる」って。母は小さな安アパートの世間体を気にして、警察を呼ばなかったのでしょう。

 

母はボクたち子ども三人をパジャマのまま連れて、真夜中にタクシーで逃げ回ってたな~。当時は子どもで状況が理解できなかったけど。

 

 

当然、父の人間性に問題があるのですが、昔は「女房の甲斐性がないから」

なんて意味不明の理由で、家庭不和は全部妻のせいでした。男尊女卑があたり前だったからね。

 

その結果、13歳も年下だったのに旦那より先に死んじゃったけど。

母もよく耐えたと思います。三人の子どものために辛抱してくれてたんだよね。

 

 

そうそう。こんな記憶も。

小学生の時、同級生と初めて校庭でつかみ合いの喧嘩をしたのです。

 

殴ってきた子どもの力はこんなに弱いんだ、と妙に納得した事があったな。そりゃ、大人の力で殴られ慣れてたから。

でもボクは、殴り返しませんでした。
殴られると痛いことを知っていたからです。

 

酔った父に殴られたり怒鳴られた我々は「何に対して怒られているのか」がわからない状態なんですよね。

 

それが積もり積もると、もう殺意しかわかないんですよ。こいつさえいなければ、家庭は平和なのにって。みんなが笑顔なのにって。

 

それでも、家族のために父が働いてくれている事だけは感謝していました。

でもね、心の中でこんな大人には、父親には、夫にはなりたくないと心底思っていました。

 

そんなもやもやを抱えながら、早く家を出よう、早く大人になりたいって、ただそれだけの子ども時代でしたね。子どもは親の所有物ではないとは思っていても、どうしたらいいのかわからなかったのです。

 

 

 

家族と食

 

我が家で家族5人が全員テーブルに揃って食事した事って、ボクの記憶では人生でたった2回しかないんです。家族というより、そもそもが共同生活なんだな。

 

19歳の春。ホテルオークラに入社して、従業員食堂で会話をしながら笑顔でで食事をする。とても不思議でしょうがなかったんですね。だって原田家には、食事の時間を楽しむという発想がなかったから。

 

実家だと、食事中に一言でも発すると父の罵声が飛ぶ。

「集中してご飯を食べなさい、ご飯が冷めるから。農家さんに感謝しなさい」って。

 

そのくせ、毎日食事を作ってくれる母には感謝やねぎらいの言葉は一切ないんだけどね。

 

父は一切家庭の事をやらないので、母は一人で家事も店の事も、仕込みもワンオペで頑張っていました。

 

手が回らず、時折みんなの食事はおろそかになる。カップラーメンやハンバーガー、菓子パン三昧の時期もあったのです。

 

「食べる事は生きる事」なんて言いますよね。

選べるうちはまだ幸せ。

 

生きるために、あれはカラダに良いとか、健康の為になんて発想はしてる余裕がなかったんだと思います。

 

 

 

ボクが今、こうして食の世界に飛び込み、料理を生業として生活させて頂いている理由。それは、子どもの頃の食と家族の記憶を新しい記憶として、行動で書き換えたいからだと自己分析しています。

 

子どもの頃の思い出って、痛いとか怒鳴られて怖かったくらいしかないんだもの。どこかで人生をやり直したいと感じていたのでしょう。

 

なのでボクは、自分が実現できなかった「幸せな食」「家族団らんの時間」を、大人の今になって記憶から引張り出そうとしているのです。

 

 

 

単にあれが危ない、これが危険と煽るだけの安全な食をボクは求めていなくて。その先にある食卓の風景こそが大切な気がして。

 

皆が一緒に楽しく食べられる時間は、子どもの頃の無いものねだりであり、ずっと心に描いていた理想なんだよね。

 

食べるという行為は奥が深くて、食材だけあればとか、空腹だけ満たされればとかでもない。美味しさだけ求めたり、栄養価だけ気にしていても本質には届かないのです。

 

 

 

 

残りの人生の時間を使って、ボクの両手と料理でたくさんの幸せを伝えていけたらいいなと思っていますよ。それは、食べて下さる人の幸せはもちろん、ボク自身の幸せの為にも。

さぁ、自分の人生を生きなおそう♪

 

 

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1月1日~1月5日、12日、24日、28日

2月2日、3日、12日、21日、28日

3月3日、12日、14日、28日、

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