楽しみ方は自由。人それぞれで何が悪い? | 名古屋の宅配仕出し弁当屋~現代の食を見直す弁当屋のブログ~

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名古屋の宅配仕出し弁当屋『玄米と大自然の恵み 情熱弁当』のイケメン店主が書くブログです。
現代の「早い」「安い」「手軽な」食から原点に戻り、素材や出汁そのものの味を感じて頂ける料理を創っています。無添加冷凍惣菜通販サイトも運営しています。

おはようございます。

イケメンです。

 

ある格式のある日本料理屋で、コース料理を食べていた少人数の団体がいました。

 

事前にご予約頂いていたコース料理は前菜、吸物、お造り(刺身)、焼物と一品ずつ順番に進んでいきます。

 

焼物を食べ終わろうとしていた頃でしょうか。

 

お客さまの若い女性の一人が

「さっきのお吸物が美味しかった!おかわり下さい」と言いました。

 

さて、ここで問題です。

順番通りに出てくるコース料理で、このお客さまの「おかわりのご要望」はルール違反でしょうか?

 

一般の方からすると、こんなお店でそんな事を言ったら、お店の人に叱られると思うでしょうね。また、日本料理の常識を知らないと笑われると思うかもしれません。

 

お店側の答えは通常、「喜んでお作りさせて頂く」です。

 

だって、美味しくておかわりって言ってくれてるのに、なんで否定するのさって話でしょ。会席料理の順番が法律で決まっており、違反すると禁固刑にでもなるんかい?

 

だって、お客さまに満足して頂く為の料理屋ですから。

 

 

 

 

また、バブル時代はこんな寿司屋がありました。

 

お客さまが入るなり、勝手に寿司が一通り出てくるのです。

 

そもそも寿司屋に来る人は、刺身で一杯飲みたいだけの人もいれば、飲んだシメに握りを食べたい人など様々いるんですね。要するに、色んな要望やそれぞれの楽しみ方があるのです。

 

にも関わらずその店は、着席するなり何も頼んでいないのに白身、トロ、光り物…と続き、巻物まで勝手に出てくる。拷問かよ。笑

 

確かに、寿司職人として食べてほしい順番やその日のオススメなど考え方は個々にあるでしょう。

 

でも、頼んでもいない物を延々と出して、得意満面なのはただのバカですって。

 

そんな寿司屋は、バブルが弾けて30年たった今はまずありません。

 

だって「お客さまに楽しんで食べてもらいたい」という大切な事が抜けてるんだもの、店は続かないよね。

 

回転寿司の方がお客さまを楽しませる事に長けてるので、よほどマシです。

 

 

食べる順番を板前が指定するのではなく、寿司ごとに少量のガリで口の中を洗い流すと味がわかりやすいですよとか、お茶のおかわりは遠慮せずいつでも私にお声掛けくださいとか。

 

『お客さまが楽しんで食事できる環境を作る事』こそが、店側の全うすべき仕事なんですよね。

 

玉子焼きはどのタイミングで頼むべきなのかって、考えながら食べてて美味しいですかね?好きな時に頼めば良いんですよ。

 

作り手の価値観や食べ方を全部カッチリ指定するのが、作り手の本来の仕事じゃないんだよな。

 

物を作って一度手放したら、あとはお客さま任せ。

どう楽しもうが、基本的には人それぞれですってば。

 

 

年末のある出来事

 

この年末に、ある女性陶芸家へ「今年も干支の置物はある?」と問い合わせをました。

 

帰ってきたメールには、置物は「ペーパーウエイトなんかに使わないでほしい。他のお客さまは大切に敷物に乗せて大切に飾っているのに」「お皿は本来食品を置くものなので、釣り銭皿に使われるのは嫌だ」など、驚愕のお返事を頂きました。

 

汗水流して夜通し作った、ボクの手作りチラシ。

マルシェ出店時に風で飛んでいかないように、お気に入りの置物で押さえているのです。

 

お客さまとの大切なお金の受け渡しだからこそ、可愛らしい干支の皿でお出迎え。それで会話が弾んだりもするのです。

 

置物は飾るべきとか、皿に何を乗せるかという視点よりも、そこから会話という新しいコミュニケーションが生まれるという視点は無いのでしょう。

 

なにもサインペンで落書きしてたり、皿にう○こでも乗っけてるわけじゃあるまいし。笑

 

理由も聞かずに全否定。作り手の一方的な価値観の押しつけは嫌だと思ったので、もう二度と彼女の器は使いません。怒りよりも寂しさだよね。

 

相手は変わらないし、変えようとも思わない。それが一番の解決方法だから。さよなら♪

 

『彼女は一体、誰の為に作品を作っているんだろう?』

 

 

 

自由に食べてよい情熱弁当

 

お弁当は、日本が誇る携帯食です。

英語圏だってBENTOで通じます。

フランスでも通じるらしいけどね。

 

好きな時に、好きな人と、好きな場所で食べられる。

その自由さが魅力でもあります。

 

マルシェで買ったものは、東別院の境内で食べても、持ち帰って家でゆっくり食べてもそれはお客さまの自由です。(でも消費期限は守ってね)

 

「レンチンはどれくらいするの?」

と聞かれても、頭ごなしに否定して、延々と電磁波の害を説明する事はありません。

 

「情熱弁当は常温に合わせて味付けしてありますので、そのまま食べるのがオススメです。どうしてもレンチンされるなら、ご飯部分だけをお椀に移して温めてください。お弁当ごとだとごま豆腐とか溶けちゃいますし。」

 

仮にお弁当を食べ残されても、お客さまを捕まえてぶん殴る事はありません。笑

 

きっと何かがご不満だったのだと、自問して考えます。

俺の味なんてわかりゃしないんだ、二度と来るななんて思いません。

「なんで残されたのかな」って考えます。

 

 

 

お客さまから頂ける言葉や意見、使い方の提案は作り手としてとてもありがたいもの。それを頂けなくなったら、誰からも相手にされてないって事じゃないのかな。

 

作り手が自分の価値観を、一方的にお客さまにぶん投げる物ではないんですよ、というのが今日のブログで一番言いたかった事。ちゃんちゃん♪

 

 

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●本日以降の店休日(増減の可能性あり)
1月1日~1月5日、12日、24日、28日

2月2日、3日、12日、21日、28日

3月3日、12日、14日、28日、

情熱弁当の宅配弁当は不定休です。

不在時のお電話は、留守電に要件の録音を頂ければ折り返します。


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愛知県下最大の約40店舗のオーガニックが並びますよ。

●【1月24日】無添加惣菜販売会@自然茶専門店オレンジ・ペコーさま

11時半~13時まで販売させて頂きます。

店内で淹れたてのお茶や、ギフト用の茶葉もたくさんあります。

●【1月24日】無添加惣菜販売会@あさひ屋さま
15時半~18時頃まで販売させて頂きます。
野菜やお米もご一緒にいかがですか?

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情熱弁当では、お弁当におでん、自家製調味料などをご用意しています。

 

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