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CHIKAKO姫のブログ

ある日気が付いた身体の異変。
乳癌と言われてからのバタバタブログ。
たまには毒もはかせていただきます。

大好きな父が亡くなって1カ月過ぎました。

世帯主が、亡くなると色々とやらなきゃいけない事がたくさんで忙しい。

先日、やっと遺族年金の手続きも終わり一安心。

自営業で、厚生年金をほとんどかけていないので驚くほど遺族年金が少なくて笑ってしまった。

これから、生活をどうしょう、、、、、。

悩んでも仕方がないから働くしかない。

で、やっと涙がジワジワと出てくるようになった。

苦しみから解放されて良かったんだと言う思いと、娘としてもっと何か出来たのでは?と言う気持ちでいっぱい。

病院のご好意でコロナ過なのに、私限定だけど付き添いをさせて頂き看取る事ができたのは凄く幸せだったと思います。

私も病院に缶詰だったから、かなり追い詰められてはいたけどね。

看護師さんも父だけじゃなく、私にも気を使って下さって感謝しかないです。

ある看護師さんが『自分も父を亡くした時に後悔したから、少しでもそんな思いをしない様に力になりたい』と言って下さった時は涙が出ました。

コロナ過で病院全体が緊張している中で特別に取り計らいをしてくれただけでもありがたいのにね。

父はとても優しくて、他人のために損得勘定抜きで尽くす人でした。

私もこれからは『お父さんならどうしたかな?』と考えて行動したいと思います。
とうとう、最愛の父が亡くなりました。
コロナ騒動中の中、入院しても側にいられないから自宅で看取りたいと思って手配を進めていたけど間に合いませんでした。

連休中に自ら病院に連れて行って欲しいと言い、緊急入院。

本人を入れないでドクターと話し合い。

『もういつどうなるかわからない状態になります。時期をみて一時退院して会わせたい人に会って下さい』

わかってはいたけど、、、、、

コロナだから面会出来ないしね。

家でみたいけど、まだ介護申請出来ないし、一人で全部するのは無理だ(>人<;)

でも、父は家で過ごしたいはず。

一時退院して自宅に戻った。

医療用麻薬を使って、ふらふらなのに自室のある二階で休むと言ってきかない。
トイレは一階にしかないからトイレに行くたびに階段をふらふらと降りて行くから心配で仕方がない。
手伝いも拒否。
父は、私の前では「頼りになる父」のままでいたかったのかなぁと思う。

父の兄弟や友達が着てくれた。

夜は大好きな王子と怪獣姫家族が着てくれて鴨鍋をした。
父は知り合いの中華料理屋さんに「向かいに鴨食べさせてあげるから」と言って取り寄せたらしい。
みんなでワイワイと楽しい時間を過ごす。

二泊した朝、自ら病院に戻ると言った。

かなり辛そう、、、、、、。

病院に戻りお別れ😭

と、思ったら『個室に入るから一人だけ付添して良いですよ』と配慮して下さった。

ありがたい。

急いで帰り、着替え等取りに行く。

病院に戻ると付添用の小さなベッドが用意してあった。

父は腎機能が急激に悪化して、殆ど排尿がなくなっていた。
だんだん、錯綜してる事が増えて訳のわからない事を言ってる。
食べるのも自分でスプーンを持つのも大変になっていた。
しかし、大好きな花奈からゼリーの差し入れが届いた時には急に元気になり勢いよくゼリーを食べた。


 このせい二日後に息を引取りました。

意識が混濁する中、私が『お父さん』と呼ぶと反応してくれた。

最後は、深く息を吐き睡る様に逝きました。

享年80歳

長く治療したとは思えないくらい肌艶が良く綺麗な顔でした。

父の娘で本当に幸せでした。

ありがとう。