春に向けて勝負の日々がスタートしました。しかし昨日は雨で夕方の外が使えず、今日は僕の仕事の出張があり練習を見ることができませんでした。今日の夕方は、自分たちの時間「与えられた75分」でした。朝、少しだけ課題を出しておきました。


ちょっと話題が変わります。

先ほど、ある指導者の人の「ミニで何を教えるべきか?」問いかけのブログがありました。

僕は以下のように答えました。一部をここにも載せます。


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一般論ですが、小脳の発達と共に、運動神経が6歳までに形成されるといわれます。7歳から9歳の時期は、6歳までに形成された運動神経を安定させる時期、10歳~12歳は、複雑な運動、頭を使って行う運動が身につきやすい(ゴールデンエイジと呼ぶ人もいます。)。体力の形成は14歳までに形成され、それ以後は、戦術で差がつく、大学以降は自分たちで考えることも必要です。 (以上、指導員講習会で習った内容)


年齢に応じて伸びるものが違います。なので、例えば高校の優秀な指導者がそのまま中学に来て勝てるか?というと、同じ練習では上達しない、といえます。 さて、前書きが長くなりましたが、ミニの年齢では、フィジカル、ハンドリング、ボディーコントロール、が身につきやすいのかなと思います。基本の反復がもっとも身につきやすい、逆に言うとこの時期を逃すとなかなか身につかないとも思います。


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さて、いまのチームの練習の話に戻ります。


現状で、あまり時間がありません。平日の朝のメニュー、夕方のメニューに分けています。また場所も外だとオールコート、体育館だとハーフコートの練習。


朝は朝食を採って間もない時間です。心身の発達に過度に負担をかけないことを意識してメニューを組みました。その分、夕方は体力を維持・向上する練習をしていく感じになります。


一応、朝夕ごとの練習場所に応じての練習メニューを表にまとめてあります。土日はじっくり確認しながらできるでしょう。しかし、平日の練習時間は特に限られているので練習から練習への移動時間も大切にしたいですね。


先に記述したとおり、年齢に応じて獲得しやすい能力があります。しかし、できなければ、基礎からやらなければ、力になりません。今まで勝てなかったチームに勝つためには、本当の意味で力をつけないといけない、そう考えているわけです。


そうやって考えていると、やりたいことは山のようにあります。


しかし当たり前ながら、時間は限られている。限られた中でできることを精一杯やる・・・すべての練習に意味があります。また練習以上のことは試合ではできません。


「春にむけて」最高の練習をしていきたいと思います。