お電話にてご相談ください。
2019年9月24日以前のブログは
https://chiisanamori.i-ra.jp/で確認できます
私たちの体は季節ごとに変化し春は肝、夏は心、土用は脾胃、秋は肺、冬は腎の働きが高まります。
これとは別に、その年の運気というものがあります。
1年を通じての影響です。
2021年は水運不及(すいうんふきゅう)の年(2021年2月4日~2022年2月3日まで)でした
2022年は木運太過(もくうんたいか)の年(2022年2月4日~2023年2月3日)になります。
木運太過の年は、木を表す『肝臓や胆のう、筋肉、目、爪、自律神経、子宮、涙、青、春、酸味、風、怒り等の感情等』の働きが高まる、力が強い、過剰に偏って無理がかかりやすい年になります。
また、理性や判断、慈(いつく)しみ、労(いたわ)り、思いやり、愛情への偏りが強くなり、意思や思考、記憶や集中を主る働きが抑えられやすく、信用や忠実、信頼が揺らぎやすい年と言われています
自然界では、木運(もくうん)である風や雷などが力を振るいやすくなるため、強風、突風、竜巻や雷に注意が必要です。
また、バランス的に土運(どうん)が弱まりやすくなるため、地震や地殻変動、土盤沈下、土壌の水や栄養が低下しやすく、干ばつや作物の不作、土による水を溜める力が弱まる恐れがあります。
木運は、曲がっていたものが成長と共に真っ直ぐになって、のびのびすくすく育つ『曲直(きょくちょく)』という特徴を持ちますので、2022年は特緊張やストレスでがんじがらめにせず、心と体をのびのびさせて前向きに成長していける方には、飛躍のチャンスとなります。
また木運太過の年は、『風(ふう)』の気が強くなります。
風はいろいろな方向から吹き、その強弱も、止むのも吹くのも気まぐれで、木の葉を揺らす気持ちの良いそよ風もあれば、台風などの暴風もあるように『変化しやすくよく動く性質』があります。
つまり社会情勢や自然環境、金融経済、生活環境、健康状態などの変動が激しくなりやすい年になります。
肝臓や胆のう、筋肉や爪、目、子宮系、自律神経系の働きは高まるために、体の調和がとられている人にとっては、例年よりも気持ちが良いと感じられることもあります
ただ無理をかけすぎると、これらの箇所に熱や気がこもり、例えば、筋肉や目に熱がこもれば肩こりや頭痛や目の疲れなどの症状が出やすくなりますので注意しましょう。
木運は芽吹く、生まれる、発生する力を持っていますから、妊娠もしやすい年と考えられます。
体内のものも外に出てきて現れやすくなりますので、今までの食生活や積み重ねの結果が症状や病気として発症もしやすく、また今までの自身で積み上げてきたことが様々な形として成果や結果として表に見えやすくなる年になります。
反対に1年を通じて膵臓や胃、口唇、肌肉(きにく:肌の肉、体表に近い筋肉、肉付き)体の土台の働きは抑えられやすく弱りやすい年になります。
体の土台が弱まれば、回復も遅くなり疲労も感じやすくなります。
精神不安も出やすく、胃腸を中心とする消化器症状も現れやすくなりますので、例年以上に胃に負担をかけないよう暴飲暴食に気をつけましょう。
木運のエネルギーは、心臓や小腸、舌、毛、脈や血液循環に注がれています。
これらにも太過のエネルギーが流れ、高血圧や不整脈、心血管系にも影響が出やすくなる場合もあります