《答えを知るコツ》 NO.6339

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

本当の答えは問いから生まれる。
問いがわたしを導いてくれる。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日は愛知県知多郡の
“いのちつむぐ里”でのリトリート、
３日目、最終日でした。

内側を何度も探究していくと、
違った層が見えていきます。

何重にもなった固定概念や肉体の中に残る
過去の痛みが受容され、それらが剥がれて
いくと、人は本来のわたしに出逢います。

自分を明かしていくことで、
自分が何者かが明らかになります。

ある参加者の方は、

「今まで、これがあってる、
　間違ってると答えを探してきた。

　自分はいてもいいのか？
　深いところで思っていた。

　この三日、

　答えを求める生き方ではなく、
　“問いに至る道”でいいんだと実感した。

　問いに至る道でいいんだと思えたら、
　色々あるけど、これでいいんだな。

　人生かけてこちらでいいんだ
　と安心感が湧いてきた。

　それは、今から始められる。」

と言いました。

答えを求める生き方をすれば、
やり方、結果に一喜一憂し道に迷います。

問い。

例えば、愛を生きるとは何か？

内側に問いかけ続けながら、
返ってくる内なる声を生きる。

試行錯誤しながら、
問いに至る道を歩み続ける。

そして、
問いは深まっていく。

ある参加者は、

「今までないと思っていたものがあった。

　自分に今あるものを全部出していったら、
　内側に、目の前に全部あると分かった。

　それは、ただ氣付いたとかではない。
　そこにあると実感するものだった。」

と、普段涙を流さない人が、声をあげて
涙を流すほどの体験になりました。

２歳前後、
私たちの自我は芽生えます。

そのとき生存本能は生き残る為に、

自分に何が“ない”“欠けている”
“足りない”かを判断します。

生存本能はそれ以降、ないものを
伸ばし、補い続けます。

それは人によって違い、

ある人は自分には力がない、
ある人は自分には愛がない。
能力がない、存在価値がない

など、その人の特性や置かれた
環境によって固有になります。

自分の自我の動きを
日々観察していない限り、

自分の奥底にある自我の特性を
明確に自覚することはありません。

ただ、人と喧嘩をしたときなど、
自分は優しくないと思ったり、

上手くいかないと自分が無力、
無能、無価値に感じるなど、

欠損している自分に氣づき、
反省や満たす努力で終わります。

例えば、

２歳前後の私の生存本能が
自分には力がないと判断すれば、

その後、力をつける事に
時間や力を使います。

もしくは、弱い自分を演出し、
人に助けてもらおうとします。

しかし、

自分の凹を埋める為に、
力をつける努力をいくらしても、

この世界は常に誰かとの
比較が生まれる為、

人からあなたは強いといわれても、
本人はそれを受け取りきれません。

あなたは愛があると人に言われても、
受け取りきれないのもその為です。

人の変容の第一歩は、

幼少期からずっと自分には
“ない”と思っていたものが、

実は自分の内側にあったと、
氣付くことから始まります。

そしてそのときようやく、

自分の内側にある力、愛を
自他の為に活かすことができます。

それは天から与えられた才能。
まさに天才です。

他の人たちもそれぞれが自分に
必要なことに氣付く時間になりました。

この３日間、僕が何かを
教えたわけではありません。

個々、自分が持ちたい“問い”を持ち、

僕は場の力を借りながら、

その人が自分の内側奥深くに入る
サポートをさせてもらっただけです。

今回のリトリートは言葉にならない、
２度と同じことが起こらないと感じる、

それぞれが天の祝福を受ける様な、
素晴らしい時間になりました。

今日も生きとし生けるものが平和で、
幸せでありますように。