長距離戦線難解極まる!天皇賞(春)!! | 伝説の予想家大川慶次郎流~競馬予想 徹底検証!「勝ち馬」推考ブログ

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阪神競馬場で開催される長距離GⅠレース。今年は京都競馬場が改修工事のため、阪神競馬場で開催される同レースは、昨年までのデータが殆ど役に立たない難解なレースだ。

さらに、2019、2020年と2連覇を果たした長距離王者フィエールマンがターフを去り、長距離戦線は抜けた競走馬がいない状況である。それは、つい数か月前まで同レースの鉄板馬と評されたアリストテレスが阪神大賞典でまさかの大敗を喫したことも理由としてある。

阪神大賞典と同じ阪神芝で雨天も考えられるレースでは、不安点しかない状況に陥ってしまった。良馬場だったら、アリストテレスに逆転の目はあるかもしれないが、当日の馬場状態には注意したい所だ。


アリストテレスとは逆に評価が一変したのは、ディープボンドである。この競走馬、阪神大賞典に出走するまで重賞馬ではあるものの、とても天皇賞(春)で本命候補になる様な競走馬ではなかった。前走アリストテレスを破ったことはもちろんだが、2着に0.9秒差の大勝とド派手な結果を残したことが支持を集めている要素である。阪神大賞典で出走した競走馬がディープボンドを逆転することは非常に想像しにくい。

また、別の路線として昨年2、3着馬を輩出した前走日経賞組からは、1~3着馬が登録している。そして、その内2頭が牝馬と過去10年同レースでは出走数が少ないものの1頭も3着馬が出ていないことは気になるデータだ。

そもそも牝馬にとって長距離戦に挑戦することのメリットは少なく、早い年齢で引退することが多い牝馬にとって、レース数が少ない長距離戦に的を絞ることは考えにくい。

残り1頭はアリストテレスと同じ菊花賞馬であるワールドプレミアである。距離適性は間違いなくあり、GⅠ戦で大崩れしない点も魅力的である。そして、前走1,2着馬とは斤量差が縮まり、逆転してもおかしくない。

血統面でも兄弟には全兄に皐月賞2着馬ワールドエース、半弟にはダービー3着馬ヴェルトライゼンデと母親も海外で活躍した優秀な競走馬で良血である。体質の問題もあり、中々順調に使えない一面もあったが、前走ではかなり充実してきた様に見えた。上位人気2頭にどこまで近づけるか見物だ。

さて、阪神芝3200mについて、データが殆どないだけにあまり参考にならない可能性もあるがスタート後直ぐにコーナーがあることから前半ペースが速くなることは考えにくい。1週目の外回りを走ると2週目は内回りとなり、最後のスタンド前の直線も短い距離となるため先行勢が有利と考えられる。

同コースで開催された松籟ステークスでは、やはり1、2番手で進めた競走馬が1、2着となった。GⅠ戦なので、前を楽にさせるとは考えにくいが先行勢が有利なのは、間違いなさそうだ。

また、阪神芝コースなのでスタミナは京都芝コースよりも求められる。ここは先行力があり、スタミナ豊富なオーソリティに注目したい。オルフェーヴル産駒は阪神芝コースとの相性も良いだけに阪神芝初出走でも問題なさそうだ。

今年は参考となるデータが少ないだけに、波乱の可能性もありそうだ。

 

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