ビッグアイランド2日目-1
ビッグアイランド2日目は、コナコーヒーとアサイボウルからはじまった。
コナのホテルの近くの、海のみえるカフェで食べたアサイボウルは、
豆乳だけじゃなくて、
ココナッツミルク、ヘンプミルクなど
ちょっとかわったミックスもできて、味もなかなかのもの。
あおみちゃんとまさえちゃんも大満足でよかった!
二人の行きたい場所ということで、ポロル渓谷までドライブ。
コハラコーストからは、くっきりハレアカラが見えた。
昔、マウイに、ヒロの友達と遊びに行ったとき、
マウイのビーチからこのコハラコーストを見て、
「ヒロが恋しいね~。」と、みんなで言い合っていたことを思い出した。
ハヴィよりさらに北に向かう道って、
ちょっとハナに似てるかもって、ふと思った。
なんかのどかでいいんだよねえ~。
私もいつか馬に生まれたら、ここで育ちたいよっていうくらい
馬たちはおいしそうに草を食べていた。
ポロル渓谷は、ビーチまで降りてゆく道は
15分から20分くらいなので、軽めのトレッキングとしておすすめ。
ビーチに着いたら、二人の笑顔がキラキラ輝いていて
とっても嬉しかった。
ただいま、ビッグアイランド!
日本からあおみちゃんとまさえちゃんが遊びに来てくれたので、
週末、コナに一泊旅行。
コナは1年ぶりくらいかも!
(自分ひとりだと、つい友達のいるヒロのほうに行くので。)
久々にコナに着いて、
溶岩大地を見渡すハイウエイの脇に
咲き乱れているブーゲンビリアを見て、
懐かしすぎて涙がでそうだった。
強い光、青い空、
溶岩の黒とブーゲンビリアのピンクとオレンジのコントラスト、
このくっきり感、コナだ~
友達が遊びに来てくれると、
なじみの島を新しい目線でめぐることができてドキドキする。
二人はデフスターレコード時代に、
毎日、オフィスで顔を合わせていた仲間なのに、
今は、いっしょに溶岩大地を裸足で歩きながらおしゃべりしてるなんて、
人生って、すばらしいなあ
5年ぶりのビッグアイランドグリルでロコモコを食べる。
ロコ腹と自負していた私でさえも、
ロコモコ1人前を3人で分けて、夕方までお腹がいっぱい!という
巨大サイズ!
さすがビッグアイランド
スーパーで二人のスノーケルグッズを買って、
のんびりドライブでホナウナウに向かう。
ビーチに着いたら、いきなりドルフィンがジャンプしていた!
かわいい~
みんなで準備して、さっそく海へ。
こんなに澄んだ水色を見るのは久しぶり!
やっぱりこの場所って、いろんな意味でスペシャルだ。
ドルフィンはスピンしながら沖のほうへ行ってしまったけれど、
信じられないくらいたくさん魚が、キラキラと群れをなしていて
なんともピースフルだった。
二人を群れの場所まで案内したところでいったん別れて、
私はもうちょっと沖のほうまで潜りに行った。
潜るとすぐそばに、まだらもようのかわいいエイがいて、
しばらくずっと一緒に泳いだ。
エイと並んで泳ぐのは楽しい。
水のなかでひらひらと飛ぶのをずっと見ながら泳いでいると、
なんだか自分も水の中を飛んでいる気分になる。
ちょっと寒くなってきたので、浅瀬のほうに移動すると、
なんとサメがいた!!!
最初にこのビーチに来たときに、
「この穴にサメが住んでるんだよ。」
と地元のダイバーに教えてもらったことがあった。
でも、そのときもサメはいなかったし、
そのあと何度も潜ったけれど、本当にこの場所で
サメに出会ったことは一度もなかった。
最初見つけたときは、
「あれ?ドルフィン?」という感じで少し近づいてみたら、
途中で「動きがサメ」ということに気づき、
おっ、と思った。
ゆったり泳いでても、動きに切れがある。
かっこいいなあ~!!!
たった一時間ほど、普通に人が海水浴してるくらいの範囲で
海中散歩しただけで、こんなに多様な生き物が暮らしている。
自然のなかで遊ぶと、そういうことが言葉ではなく
体にすっと入ってくる。
そういう実感は消えない。
最近、マノアの学校のスタジオにこもって作業するばかりで、
そっちが楽しいものだから、
自然の中で遊ぶことに、時間を費やしていなかった。
でも海に入ると、体がすっと海の生き物モードになって、
水の中で、体の感覚がばあっと開いてゆくのがわかる。
水の中にいるときは、
音もほとんど静かだし、
息も止めているし、匂いもしないし、
そのぶん、他の部分が敏感になるのかもしれない。
私は水の中で、光が揺れるのを見ていたり、
泳ぐときに、体にそって水が流れてゆくスピード感を
ただのんびりと味わっているのが好きだ。
いつもただそれだけのことが、
どうしてこんなに楽しいのだろうと思うくらい
いつまででもこうしていたいと思う。
ありがとう、海
いつも心に、この海を持っていたい。
大好きな二人と一緒に、この場所にくることができてよかった!