一昨日のブログで・・・
二胡の伴奏合わせの時に、Tさんにピアノを聴いてもらってめっちゃ緊張した!
誰か聴きに来て~!
と書いたら、それを見てくださったMさん、
「わたすも緊張しときたいっす!」(笑)
ってことで、今朝はお出で頂き、お互いリハのリハ(笑)。
やはり緊張はしたんですが、一昨日ほどのバクバク感じゃなく、いくらか「緊張感を味わえた」感じ。
でも、もちろん、ミスの小技(笑)はてんこ盛り。
はー、止まらなかった!弾きなおさなかった!
これで第一関門突破!
なんつて、バーが低いったら(笑)。
Mさんは・・・
私が弾き終えてから彼女に弾いて頂くまで、あーだこーだと話しまくってしまったので、ちょいとリラックスしちゃった模様。
すみまセ・シ・ボン。
Mさんのラヴェルは・・・
ゾクゾクしちゃいました。
久々鳥肌です。
私、この曲好きなのよね~。
美しく弾くのって難しいのよね。
で、ラフマニノフ。
曲の構成を大きく捉えていて、彼女の構築が見事でした。
もしも、私なら、はじめからガンガン飛ばして息切れしちゃうところです。
(よく先生に言われること=最初から盛り上げすぎて、
後の山場の盛り上がりに欠ける・足りない感を与える。)
もうそれはそれは、見事でしたよ。
ミス・タッチなんて、しないで弾く方が無理ってもんだい(って開き直りじゃないですが)。
彼女のラフマニノフも私のリストも、ミスなんか気にせんと、
1フレーズでも楽しんで弾きたい、その楽しんでる様を
お客様に伝えたい、感じ取ってもらいたい。
せっかくなので・・と、Mさんが来月の発表の場のために練習されているリスト「パガニーニ大練習曲第6番」も弾いて頂いた。
あー、すご。
いやぁ、私には、太刀打ちできません。
このエチュード6番ってば、跳躍は多いは、アルペジオの嵐だわ、
変奏曲だし、それが良くもあり、大変でもあり、どっちとも取れるけど、ひゃあ、私にはパワーないですよ。
リハのリハの後は、二人で近所のイッタリア~ン・レストランに行って
「ペンネ・アラビアータ」を食してきました☆
美味、満足なり。
して、午後。
日本から出演に来てくれる友人(二胡)のCちゃん。
待てど暮らせど、来ない。
うーーーん・・・飛行機遅れてるのかな?
うーーーん・・・何かトラブルかな???
・・・・ひょっとして、彼女、私の連絡先を忘れてきたとか?
空港でトラぶっていたのと、どうやっても、ホテルから我が家に電話が通じなかったらしく、いきなり
「♪ぴんぽ~ん♪」
と現れた。
5ヶ月ぶりだ~ん♪
変わってないな~。
積もる話しは後で♪ってことで、早速合わせ。
おおおお!
5ヶ月前まで二胡は一緒に習っていたCちゃん。
Cちゃんは帰国してJ先生に師事。
私もこっちで別の先生に師事。
お互い、同じようにレッスンを受けていたので、矯正すべきところも同じだったし、腕も同じようなものだったけど、フォーム、良くなってるし、フォームが良くなっているから、音程も安定している。
上達してるな~。
Cちゃんが弾く曲は、3分程度なのだけれど、もう彼女は、それ!と思うと一極集中型なので、ひゃーもう、一回合わせると
「もう一回!」
って、エンドレスで(笑)、2時間たっぷり合わせました。
合わせるたびに音がよく出る・鳴るようになってくる。
馴染んでくるんだね。
ちなみに、二胡は蛇皮を使っているので、彼女がなんとか日本へ持ち帰った二胡は今回、国外持ち出しができず、私の二胡を使って舞台に立つことに。
Cちゃんとは、前の先生に師事していた時の発表会で一回、一緒にステージに立っただけ。
今後、二胡を一緒に奏でることはないだろう。
(お互い、二胡を国外持ち出しできないので)
今回は、Cちゃんの二胡と私のピアノという初共演。
でも、もしかしたら、それは二度とないかもしれない二人の共演。
この共演は、Cちゃんと私の友情の証。
Cちゃんは、元々、市響でコントラバスを弾いていた。
学生時代から吹奏楽でコントラバスをやっていて、社会人になっても市響でコントラバスを続けていた。
だから、コントラバスでは何度もステージに立っているけれども、それはいつも団体さんだったので、たった一人(ソロ)でステージに立つのは今回が初めてだそう。(子供時代のピアノの発表会を除いて。)
でも、大丈夫だよ。
後ろで支えてるから。
顔、険しくならないように、大らかに弾こうね!って。
Cちゃんが弾く曲は、中国福建省の民謡で、
「採茶撲蝶」という曲。
茶摘をしている少女たちのところへ、美しい蝶が舞ってくる。
その蝶は、美しい少年の化身・・・
といった感じのお話がある曲。
「わ~いわ~い茶摘楽しいな~♪
あら~ん、キレイな蝶ね~
茶摘もノッてきたわ~ん♪」
って思ってたら終わっちゃうのよね、とCちゃん(笑)。
そそ、あっという間に終わっちゃうんですよ。
加油(ガーヤウ=がんばれ)!です。