楠公研究会特別企画・幻の空母「笠置」模型進呈。




「幻の艦」と称される空母「笠置」。




完成を見ぬままに終戦を迎え、その就航を見る事がなく静かに役目を終えた戦艦でした。




その艦に命を吹き込み、「幻」から「現実」へ、史上初の空母「笠置」就航を、その名の発祥地・笠置町にて現実のものとさせていただきました。





当日は、笠置町長室にて、西村町長・青柳副町長お立会いのもと、楠公研究会会員有志と共に、空母「笠置」模型を進呈させていただきました。







笠置は、大楠公が歴史の表舞台に押し上げた地であり、日本で「皇居」が置かれた数少ない聖蹟。

また、平安時代には、末法思想のもと、世界を救う弥勒信仰の聖地とされ、後醍醐天皇もまた、世界人類の平和を願い、この地を皇居と定められました。

その史上稀に見る歴史的背景から、嘗ては、多くの日本人から尊崇されてきた地が、ここ「笠置」なのです。




嘗て、空母「笠置」が果たせなかった就航を、今、笠置皇居のお膝元にて現実のものとする事により、再び、笠置が隆盛し、世界が平和でありますよう願いつつ、この度、進呈をさせていただきました。

製作者は、多度大社神職でもいらっしゃる伊藤様で、神々の御神霊への祈りを込められつつ、製作下さいました。





類まれなる笠置の歴史が、これからも子々孫々に語り継いでいかれる事を願ってやみません。







また、進呈後は、後醍醐天皇が皇居とされた笠置寺を参拝させていただき、小林前住様からの格別のご配慮を賜り、皇居跡の本堂を特別に開けていただき、笠置寺の歴史についてご丁重なる御教授をいただきました。

お立会いをいただきました皆様、そして、笠置寺の歴史について大変ご丁重なる御教授を賜りました小林前住様に、心より厚く深謝申し上げます。