第21回楠公研究会「後醍醐天皇と京都」を京都市の歴彩館にて開催致しました。

今回は、格別なご配慮をいただき、歴彩館の学芸員の若林正博先生に一つ一つの資料の解説をいただきつつ、国宝の東寺百合文書、重要文化財の東寺観智院伝来文書、京都府行政文書、革嶋家文書などの指定文化財をはじめとした貴重な史料を拝見させていただき、京都の歴史や南北朝時代の時代背景等について、学ばせていただきました。

南朝の事を知る為には、北朝についての正しい認識も必要となります。
また、楠公研究会では、地元の寺社等の方々から現地のお話をお教えいただく事が多いのですが、今回のように専門家のお話を聞く事により、史料の読み解き方の要点を詳しくお教えいただく事もまた、歴史顕彰に必要不可欠な事であると捉え、今回の勉強会を企画させていただきました。

何事も陰陽両面で成り立っており、歴史もまた、表の歴史もあれば裏の歴史もございます。
そのどちらに偏ることなく、いずれをも重視させていただきつつ、連綿と繋がる縦糸の全体像を広い視野で俯瞰していく事が大切です。
本日は、誠に有意義な学びとなりました。
大変ご丁重にご教授下さいました若林先生に、心より深謝申し上げます。

館内の資料室は写真撮影不可ですので、詳しい御写真等のご紹介はできませんが、特別なご配慮をいただき、ラウンジに掲げられている「京の鳥瞰図(複製)」の前で記念撮影をさせていただきました。
嘗て、この鳥瞰図の前で鳩山一郎氏が記念撮影をされたとの事で、素敵な思い出の1枚となりました。




戦前の皇室典範では、即位礼は京都で挙行することが定められており、昭和天皇の即位礼も京都で行われました。

即位礼は3週間程度続くために、その間、首相以下政府要人は京都に滞在するので、京都府庁は臨時内閣府となり、閣議や政務次官会議も行われました。

今回、私どもの記念写真の折に参考とさせていただいた下の写真は、当時の府庁に掛けられていた昭和大礼記念として制作された吉田初三郎鳥観図の前で政務次官会議の記念に写されたものです。

当時と同じポージングで御写真を撮らせていただき、参加者の皆様もまた、歴史の1ページに立たれたような感慨深い記念の写真になられたと思います。





勉強会の後は、恒例の懇親会を行い、皆様それぞれのご感想や相互の親睦を温めておられました。


本日も皆様のお陰にて、素晴らしい会となりました。
遠路お越し下さいました皆様に、心より厚く御礼申し上げます。