「松山千春 『あの日の僕等』に思うこと~松山千春 全作品解説133」S2628
 

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◇更新履歴

V1.0:2014.09.24 初稿
V1.1:2018.09.24 最新エディタにて作成、旧記事と差し替え及び 2018.9.24放送のコメントを掲載

V1.2:2020.10.19 追記及び是正 

V1.3:2021.03.15 記事及び歌詞等の追記

V1.5:2022.06.26 追記

 

 

■ 「あの日の僕等」編曲者:夏目一朗

2014年10月8日発売の74枚目のシングル

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2018年10月17日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結14』3曲目(全13曲)に収録

 

◆公式ミュージックビデオ

 

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記予定)
01. ドラム:

02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:

06. パーカッション:

 

◆2022.6.26 夢野旅人

2022年6月26日放送のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」

26日から長崎放送でも放送が始まったということで、オンエアの曲は自身の楽曲から全曲、選曲され、4曲目、番組のラストに「あの日の僕等」がかかりました。

 

◆2021.03.15 夢野旅人

コロナ禍2年目 感染者数の下げ止まりなか、東日本大震災から10年が過ぎて3日後の、2021年3月14日放送「松山千春のON THE RADIO」。

番組のラストに「あの日の僕等」がかかりました。

 

◆2020.10.19 夢野旅人
2020年10月18日放送「松山千春のON THE RADIO」の番組の最後に「あの日の僕等」がかかりました。


◆2018.9.24 夢野旅人

2018年9月23日放送「松山千春のON THE RADIO」でのコメント

さて今回はですね。

私、10月17日に『起承転結14』。 

な、そして新曲「ことば」を出すわけでありますけどね。


考えてみたらお前、『起承転結』。
Ⅰ、Ⅱとか言ってたときは俺も髪の毛があってだぞ。

ワン、ツー、ワン、ツーつとか言ってたけどさ。

14になるともうビックリですね。

これは、ま、今回ね。

ここ数年のシングルA、Bをずっとこう集めたものですけどね。

 

「歩き出してくれないか」~「原風景」。

うーん。

な。 それぞれに思い出のある曲だったりなんかしますけどね。


うーん。 

ま、特にあの地震を経験した今ですね。

「あの日の僕等」。

あ、俺にとっては・・な。

自分でな。

ね、色々聴いていますからね。


そうだよな。

と思いながら聴いていました。
 

『起承転結14』の中から松山千春「あの日の僕等」。

 

◆2014.9.24 夢野旅人

◇2014年8月3日 松山千春ON THE RADIO

レギュラー番組であるラジオ「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」FM NACK5(エフエムナックファイブ)。

日程とともにツアータイトル「あの日の僕等」が発表された。

7月1日、春のツアー最終日の打ち上げから、コロムビアの涌井に「新曲を書いてください」と言われたという。 

「ここへきてギターを持って曲が出来た」。 

それがツアータイトルでもある「あの日の僕等」。

「(タイトルから)皆が想像したのとは全然違う曲だと思う」と話していた。

 

◇2014年8月31日~9月7日 松山千春ON THE RADIO

8月24日、31日の放送でレコーディング中、9月7日の放送で歌入れが終わったと話した。


そして、「感傷的になって~帰ろう あの日の僕等へ~と始まる曲だが、後ろ向いて悲観的になるという歌ではない。 俺たちはきっと忘れてきたものがある。

逆に色々なものを得たけど失った、失いかけているものがある。
それに、おれたちは気づいているんじゃないか。

気づいているのに、どうして実行にうつすことができないんだ、という思いを込めた曲。
58歳になった松山千春が、年を取ったからこそのメッセージソング」だと語った。


◇2014年9月21日 松山千春ON THE RADIO

9月21日にカップリングの「生活の中」とともに初O.A。

「『あの日の僕等』。 これが今回のシングルになる。 今までの曲とは違うなと印象をうける人もいるかもしれない。 

この曲を作ってよかったなと。

『生きて』、『歩き出してくれないか』とかね、そういう曲を作りながら、ここで「『あの日の僕等』。 

要はな、我々色んな物を・・・、時代がそうさせたのか。
あっという間の10年。

10年経ったらいろんなものがガラッと変わっている。

便利にもなっているし、しかしそれを使いこなせているのか。
それを使うことによって、大切な物を失っているんじゃないか。
それで、『あの日の僕等』が浮かんできた」


と語り、放送の最後に「あの日の僕等」が流れた。
正直、一聴したときはカップリングの「生活の中」のほうがいいと思った。

楽曲、歌詞の内容よりも、
58歳の千春のざらついたような枯れた声が気になった。

その千春の歌声に月日を感じた。

昔は否定的だったが、もっとエコーをかけたほうがいいと思った。

 

◆2014年9月23日 夢野旅人

気持ちのいい秋晴れの下。

役割を終えた東京タワーを見上げながら、「あの日の僕等」を聴いた。

三度目のリピート。

 

~帰ろう あの日の僕らに

誰もが 素直だった

悲しみも 喜びも まぶしいと思えた~

~見上げた空は 青く

貧しさも 将来も 気にせずにいられた~

 

歌詞を書き起こしながら涙が溢れた。

幼かった日の、匂いや風景、情景がよみがえった。

家族の顔が姿が輝いてみえた。

すべてが愛しく思えた。

58歳の千春の枯れた声も、何もかも。

 

作品に派手さや艶はないけれど、ポピュラリティーを得られる作品ではないけれど、

「生きている」と「生きて」「歩き出してくれないか」 ときて、「あの日の僕等」へ。 

フォークシンガーとして、至極まっとうで評価される作品だった思った。

年相応に、自然の摂理に抗わずに、まっとうに枯れいく松山千春の底力を感じた一曲です。

 

◆歌詞

帰ろう あの日の僕等に 

全てが輝いてた 

純粋に 毎日が 楽しいと思えた

 

帰ろう あの日の僕等に 

幼い心で見た 

どこまでも 続いてた 道はまだあるのか 

 

僕等は何をつかんだ 

思えば何をなくした 

にが笑い するけど 心には 涙 

 

帰ろう あの日の僕等に 

誰もが素直だった 

悲しみも 喜びも まぶしいと思えた 

 

帰ろう あの日の僕等に 

見上げた空は青く 

貧しさも 将来も 気にせずにいられた 

 

僕等は何を求めた 

思えば何をなくした 

ため息を つくたび 瞳には 涙 

 

僕等は何をすべきか 

多分気付いているよね 

新しい 一日 迎えれば 涙 

 

帰ろう あの日の僕等に

 

◆松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説11~ インデックス (2010~2020) 

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