「2017年秋 松山千春東京公演2daysを見て思った、考え込んだこと その1」S4849-1

 

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 ・松山千春ツアー2017秋の演奏曲で聴きたかった、感動した歌を10曲教えてください。 NEW


◇更新履歴

V1.0:2017.11.19 初稿
 

2017年秋 松山千春東京公演2daysを見て思った、考え込んだこと その1


1. 客席からの「政治の話してんじゃねーよ」に感じたこと。

本編後半。 本編ラスト前のMC。

憲法の条文の話の最中。 


一階後方席あたり(おそらく)から

政治の話してんじゃねーよ

男性の叫び声がきこえた。、
 

瞬時に、

うるせえ 黙ってろ

と、叫び返そうと身体が反応したが、ぎりぎり堪えた。

 

千春の言葉が数秒止まったが、ラストの曲につながる話を続け、歌い本編は終了した。

 

終演後。

皆、男性の叫び声を野次と言っていたが、彼にとっては素直な心の叫びだったのだろう。

 

過去、何度か似たような場面に居合わしたこともある。

分からないこともない。


長年ワンツアー一本以上ライブに足を運ぶフリークの中にも、

話よりも歌を聴きたい。 特に政治の話はコンサートで聞きたくない、

と思っている人たちは少なくとも半数以上はいるのだろう。


でもね、自分が知る限り、

皆、納得していなくとも、惚れた弱みとして、

歌を聴きたい。 話はもっと少なくしてほしい。

もうライブに行くのよそうか。 

だけど千春以上のシンガーはいない。 


そんな想いを抱いたシーソーの繰り返しの中で、

それぞれに折り合いをつけるように努めている。

 

ましてや、一時期のように一回のMCであれも、これもと45分間、テーマを絞らずに話し倒しているわけではない。

憲法の話から、:現在の世界情勢に触れながら最後の曲のテーマにつながっている話である。

 

松山千春の歌はフォークソング。

デビュー前から生活に密接した歌を歌い続けたいと云っている。

家族や友人、故郷、自然、恋、愛と同様に、生活に密接している政治。

ゆえに通常、コンサートでタブーとされている政治を語るのは、

千春にとって至極当然である。

 

コンサートで戦争や政治の話が前面に出てきたのは30年前の1987年春。

時事的、直接的に一歩踏み出して語るようになったのが1989年春。

もう30年。

そのスタンスでコンサートツアーを続けている。

 

誰がなんて言おうと、そのスタンスは変わらない。

それらが分かっているからこそ、長年のフリークたちも納得しているし、

納得がいかなくてもそれぞれに折り合いをつけている。

 

千春本人だって、それらの話が受けないというのも理解しているし、

今回のように反感を買うことも重々承知していて常に覚悟している。


(ライブは語らいと語る千春。

都合のいいことだけに喜び、悪いことに激怒するような器の小さいシンガーではない)

 

だから、繊細でウェットな人だけど、

決して動じない(スタッフは敏感に反応し過ぎてたが)。

千春なりのフォークシンガーとしてのプライド、信念は決して曲げない。


ここまで話して、それでも納得がいかないというのなら、

郷に入っては郷に従え。

早々に場外へ立ち去るべきだと思います。

 

そう言いたかった。

 

だけどこの日。

自分にとって、危惧したのはこのことではない。

大した問題とも思っていない。
 

それは千春の歌声と体調でした。

 

その2に続きます。

 

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