「オールタイム・グレイテスト・ソング100選 5/100 『街路樹』 尾崎豊 V1.1」S2542/R
 

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松山千春2017秋のツアーで聴きたい歌 16 曲ランキング


◇更新履歴
V1.0:2016.12.22  初稿

V1.1:2017.09.12  是正

■「街路樹」

 アーティスト名:尾崎豊
作詞:尾崎豊リリース:1988年9月1日
 

作曲:尾崎豊
編曲:樫原伸彦

 収録:4枚目のオリジナルアルバム『街路樹』の9曲目

 

◆夢野旅人 2016.12.22  

尾崎豊が他界したとき、生前にリリースしたアルバムがすべてチャートインした。

今まで、彼の音楽を耳にしたことない周囲のひとたちがこぞって口にした言葉。


近年の作品より10代の作品のほうがいい。

やっぱり才能に行き詰っていたんじゃないの。


尾崎本人が行き詰っていたかどうかは知らぬが、自分は彼の10代の作品よりも、4枚目となる『街路樹』や、5枚目の『誕生』のほうがはるかに好きである。

特に、タイトルナンバーである「街路樹」や、遺作となった『放熱への証』に収録されている「闇の告白」は今聴いても感嘆なため息をもらします。

一曲選ぶとなると、迷いなくこの「街路樹」です。


~甘えるのが下手な 優しさに似た Rock'n Roll

誰ひとり抱きしめられず 歌ってる


Oh!・・・答えておくれよ これは愛なのか 

Oh!・・・運命のいたずらと 泣けるかな

別々の答えが 同じに見えただけ

Oh!・・・過ちも 正しさも 裁かれる~

~足元に降り注ぐ心もよう 

つかまえて街路樹たちの歌を~

このフレーズを、メロディーを聴いたとき。

彼は天才と思えた。


あの衝撃似たものは、

後に中島みゆきが女神に思えた「誕生」だけ。


この曲の初演は1987年のツアー「TREES LINING A STREET TOUR」だが、ベストパフォーマンスは1988年9月12日の一夜限りの東京ドームのコンサート。 

本編ラストで歌われた。

~足元に降り注ぐ心もよう つかまえて・・・~

と、数秒、声を詰まらせる。


その数秒が、前年に倒れてツアーが飛び、覚せい剤所持で逮捕されてから復帰までの、空白の時間を物語っているようだった。

「街路樹」だけではなく、あの日のコンサートは、デビューから自分が見てきた彼のライブで一番、まっとうで、歌声が伝えるべき相手に届けられていた。


有明コロシアムでの「街路樹」。

映像(BS)を見ると、引き込まれるものはある。

だけど、あの日、観て、聴いて思ったのは、いったいだれに向かって歌っているのだろうという問いだった。

音は風に流され、映像のような音ではなかった。

メンバーの演奏力もにも疑念があった。

周囲の女性客は、おざきぃーーーーと、きぃーきぃー煩いと思ったのも確か。

でも、そんなことはささいなこと。

詞や曲やメロディーは半端なくいいのに、何かが足りない。

表情などまったく見られない距離で、そう思った。


久しぶりに、映像を見て思った。

尾崎自身、だれに向かって歌っているのか、分からなかったんだろうなと。

自分自身でも、360℃取り囲む客でもない。

すべてを見失っていたように思える。


それでも彼の大切な人生のワンシーンのだから、

貴重なパフォーマンスでもあり、だからこそ感じるものもある(その有明からすぐにツアーは中止、年末には覚醒剤所持で逮捕)。


1988年9月12日の東京ドームでの「街路樹」がベストパフォーマンスだといえるのは、あの日、この歌に、一筋の希望の光を感じられたから。


あのとき。 

初めて彼が観ているものに本当の意味での希望をみせることができた瞬間だったと思う。

この曲は自分にとって不朽と思える名作です。


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