ピスコとはブドウから作られた蒸留酒です。
透明で薫り高く、アルコール度数は42度ほどで、
焼酎の25度と比べるとかなり高めです。
近年ピスコの元祖はどこだ?と
チリと論争になっています。
しかし、ペルーの首都リマから200Kmのところにある町「ピスコ」が
発祥の地というのが定説です。
「ピスコ」とはピスコの町の付近に多く生息した鳥のケチュア語、「ピスク」が語源です。
「ピスコス」と呼ばれた町人の手によって作られた大壺がブドウの蒸留酒の保管に使用され、
いつしかそのブドウの蒸留酒も「ピスコ」と呼ばれるようになったとのことです。
ペルー文化省作製のピスコ紹介ビデオに在日ペルー大使館が日本語で
字幕を入れてくれました。
13分ありますが、ピスコの歴史やペルー料理の紹介もあります。
ぜひ、ご覧ください。
ピスコを使ったカクテルもいろいろあります。
その中で最も有名なカクテルが
「ピスコサワー」です。
本来は
ピスコ、卵白、砂糖、レモン、氷、水
で作るのですが、
この”レモン”が日本では手に入りません。
日本のレモンと違って、
ぺルーのレモンは小さくて丸くて緑で、キリっと酸味があります。
なので今宵は
ペルーで購入した即席ピスコサワーの素で
ピスコサワーを作ってみました。
ピスコサワーの素、氷、ピスコ、水をミキサーで
ガッーーーーと混ぜるだけ。
おいしいピスコサワーができました。
簡単!
ピスコは日本でもKYODAIマーケットで手に入ります。
この”WASSKA”は売っていないようですが、
KYODAIマーケットのサイトにレシピがあります。
シェーカーがなくても、ミキサーでガッーと混ぜれば出来上がりますよ。
他に、ジンジャエールで割る
”チルカーノ”も手軽に楽しめるカクテルです。
もちろん、ストレートで芳醇な香りを楽しみながら
ちびちびと飲むのもGOOD!
ただし、アルコールが強いので、
十分お気を付けください。
熱いペルーの夏に思いをはせて、
寒い日本でぬくぬくにして、ピスコサワーの日を祝いました。