作り方の前に、まずは道具の紹介。
たかが道具と思われますが、
個人的には、作り方と同じくらい
何気に侮れないのが
「道具の準備」
だと思っています。
ですので、一つずつ丁寧に紹介します。
■シフォンケーキ型
■ハンドミキサー
■オーブン
■オーブンメーター
■ボウル
■ホイッパー
■ゴムベラ
■シフォンナイフ・パレットナイフ
■デジタル秤
■計量カップ
■エッグセパレーター
■粉ふるい
■シフォンケーキスタンド
■パン切りナイフ
■ケーキカット用メジャー
■スクレッパー
まず絶対に必要なのが、
シフォンケーキ型。
作りやすいのは一般的な大きさの
底面直径17cmシフォン型。
(写真左)
隣が、底面の大きさは同じで
高さが2cmだけ高い
17cmトールシフォン型。
トールシフォン型は合羽橋の老舗
浅井商店のオリジナル商品なので
ここでしか買えませんが、
17cmシフォン型は標準的な
サイズなので、
アマゾンや製菓用品店などでも買えます。
※詳細レビューは、こちらをご参照ください。
次に大事なのは、ハンドミキサー。
こちらは私の持っているもの。
卵白を泡立てたメレンゲの力で
膨らませるシフォンケーキにとって
何より大事な道具になります。
五段階調節できるものなら
ご自宅にあるもので大丈夫です。
型同様、シフォン作るには
必ず必要になりますので
作る前に絶対用意してください!
※おすすめのハンドミキサーの
レビューはこちら。
あと、できれば用意して欲しいのが、
多少本格的なオーブン。
ノンオイルの場合、水分を生地に
保つのがオイル入りより
格段に難しいです。
そのため、電気オーブンで
かまわないので、水分が
蒸発しすぎないよう
温度調節が細かくできる
オーブンが必要だと思います。
私が使っているのは、こちら。
東芝 スチームオーブンレンジ
31L 石窯ドーム
オーブンを用意する場合、
庫内の大きさは17cmの
シフォンケーキ1台焼くのであれば
そこまで大きい必要はありませんが、
高さがあまりに低いと膨らんだ時に
天井に生地がついてしまうので
そこだけ注意。
※レシピ本もそうですが、
このブログで作り方に載せている
焼き温度、焼き時間は
あくまで我が家のオーブンを使い、
我が家の好みに合わせ
焼きあがるよう作っています。
まずはこちらを作り方を参考に、
数回試しながら、ご自宅の
オーブンのくせを知りつつ、
お好みの焼き具合を見つけください!
電気オーブンの場合は、
最新のものでも20℃くらい
設定温度より低いようなので、
一度庫内の温度を計っても
いいと思います。
(参考までに私が購入したものは
こちら。)
他、シフォンケーキを作るうえで
意外に大切な道具のポイントが
「ボウルの深さ」と
「ホイッパーの目の粗さ」
最初に、ボウルの紹介。
※左が24cmボウル(1台焼き用)、
右が27cmボウル(2台焼き用)
ボウルを選ぶ際はぜひ「深型」を
購入してください。なぜか?
まず深型の方が
メレンゲの泡立てがしやすい。
それ以上に役立つのが、
シフォン型に流し入れやすい所。
下の写真でわかるように
深型でなく、横広がりのボウルだと、
同じ直径でも洗面器のようになり、
生地を型に流し入れる時、
大量の生地が一気に押し寄せてきて、
もともと底面積の少ないシフォン型に
入れるのはかなり難易度が高く、
慣れないうちは、外にこぼれます。
※27センチボウルの場合の比較。
左が深型、右は普通。
同じ直径でも、普通だと高さが低く、
その分、全体的に横広がりな作り。
ボウルはもちろんどこでも
買えますが、少なくとも2つは
必要になるので、まとめて購入する
のが良いと思います。
私はこれも、浅井商店で購入しましたが、
色々買ってみて、ここの深型ボウルは
大きくても軽くて使いやすい上、
お手頃で、おすすめ。
次に、意外に大事な道具
「ホイッパー」ですが、
このブログの基本のレシピの場合
・卵黄生地を作る時
・メレンゲのキメを整える時
・卵黄生地にメレンゲを混ぜる時
と、ホイッパーは合計3本必要になりまして、
私はそれぞれ目の粗さを変えています。
詳細レビューは、こちらを参照ください。
なお、混ぜるときにゴムベラも
使いますが、こちらは特に
こだわりはありません。
よく見かける標準的なものを
使えばいいと思います。
私が持っているのはこちら。
シリコンゴムベラ
その他、シフォンケーキならではの
必須アイテムといえば、
シフォンナイフ。
※上:シフォンナイフ
下:パレットナイフ
シフォンケーキはアルミでできた型に
油やバターなど何も塗らずに使うため、
きれいに型から外すためには
ナイフなどの道具が必要となります。
私は、上の2本のナイフを
使っていますが、その使い分けなど
詳細レビューは、こちらにまとめてます。
その他の道具は以下の通り。
【作る前に必要になる道具】
(あくまで参考までに、
私が使っているものを載せています)
・デジタル秤
タニタ デジタル
クッキングスケール
2kg(0.1g単位/200gまで)
・計量カップ(大:200ml、小:50ml)
パール金属 耐熱計量カップ200ml
貝印 プチ計量カップ(50ml)
※小さい計量カップは
いくつかあると便利。
【卵黄生地を作るために必要な道具】
・エッグセパレーター
【業務用】 18-0 黄身 取り 器 C-9613
※なくても可だが、あると便利!
使い方の詳しいレビューは、こちら。
・粉ふるい(なくても可)
パール金属 粉ふるい
ストレーナー13cm
※小さ目で、取っ手がついている
のが便利。
(粉がボウルの外に出ないため。
ただ、2台焼きだと粉の量も
多くなるので、少し大きめの15cmの
粉ふるいでもいいと思います)
ビニール袋同様米粉に空気を含ませ、
生地を膨らみやすくし、
キメを細かくするるために
使用していますが、薄力粉と違い、
米粉は粒子が細かいので
ふるいは使わない先生も多いです。
【生地を冷ますための道具】
・シフォンケーキスタンド(代用可)
田中糧機製作所
アルミ シフォンケーキ型
クールスタンド
シフォン型を逆さにして冷ますため
の道具。
安定感抜群なので、あると便利かと
思いますが、ない場合は、
シフォン型の筒にぴったりはまる
瓶などが必要。
ぴったりでないと、冷ましている途中で
傾いてしまい、いびつな形のシフォンに
なってしまうので注意。
(かつては、底が大き目のグラスを
逆さまにし、その上に置いてましたが
どうしても不安定になるので、
おすすめできません)
【シフォンケーキを切る道具】
・パン切り用ナイフ
ウェーブ細目ナイフ 30cm
【型をきれいに掃除する道具】
・スクレッパー(スケッパー)
貝印 エンボススクレッパー
シフォン作りではテフロン加工など
全くないアルミ型を使用するので、
型外し後どうしても型の内側に
生地が張り付きます。
水洗いの前にその生地を
はがすために使います。
水につけ、しばらく置いた後
スポンジの固いところや
アクリルたわしを使って落とすと
きれいに落ちますが
少しでも手間を減らして掃除する
ためには大変有効な道具です。
以上、全工程にて
必要となる道具の紹介でした。
「はじめに」でもお伝えした通り、
シフォンケーキは材料が
シンプルゆえに、
作り方一つ変えても、
生地に差が出る
大変繊細なお菓子です。
ゆえに、道具も多少こだわって
購入することをおすすめします。
その際、こちらのレビューが
少しでもお役にたてると嬉しいです。
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