1.はじめに
2.道具
3.材料
4.作り方
(1)事前準備 と 卵黄生地を作る
(2)メレンゲを作る
(3)生地を完成させる
(4)型に入れ、焼く
(5)生地を焼く
(6)型から外す
5.片付け
1.はじめに
~ノンオイル米粉シフォンに
挑むにあたり~
これまで180個近く作り、
ようやく固まってきた
私流プレーンの
ノンオイル米粉シフォンケーキの
作り方をまとめました。
詳しい作り方をお伝えする前に、
初めて「ノンオイル」で「米粉」の
シフォンケーキを作りたいと思い、
訪問してくださった皆様に、
まずは前置きを・・・
【米粉の場合、小麦粉で
作るのとどう違うのか?】
まず、一般的なシフォンケーキとは、
主に、小麦粉、卵、水、砂糖、油で
作られるケーキ。
特徴的なのが、卵黄と卵白を分け、
卵白を泡立てメレンゲにし、
その泡で生地を膨らませるところ。
通常小麦粉を使い、小麦粉に
含まれるグルテンと油が
混ざり合うことで、
あの柔らかい弾力を生まれると
されています。
一方、米粉で作るシフォンケーキは、
当然グルテンなし。この時点で、
もはや「シフォンケーキ」では
ないのですが、製菓用の米粉を使い、
オイルを入れ、2、3度作れば、
グルテンの力がなくても
しっかり膨らみ、しかも柔らかい
口どけの米粉シフォンを作るのは、
そこまで難しいことではありません。
※製菓用の米粉の紹介は、
材料のページで。
このブログでお伝えするのは、
さらにハードル高く、+ノンオイル。
ヘルシーさを追求しつつ、
でもシフォンケーキ特有の
あのふわふわしっとりした生地を
実現したい!という思いで、
今日まで作り続けております。
【ノンオイルでふわふわしっとり
シフォンはできるのか?】
・・・正直、それはそれは大変です。
まず、なぜか世の中に
ノンオイルシフォンのレシピ本が
一冊もないので、指針がない。
ゆえに、オイル入りシフォンの
レシピを参考に作らざるを得ない
のですが、そのままオイルの分を
抜くと、もちろん分量も
大きく変わりますが、それ以上に
食感が大きく左右されます。
半端ないパサつきと、ぼそぼそ感・・・
一方、オイルを抜いた分、
水分を足してみると、
べっちゃべちゃに・・・
レシピ通りオイル入りで作れば
2、3回試作を重ねたところで、
それなりに上手にできることが
5、6回は焼かないと、
光が見えてこない・・・
・水分を変える
・卵の量を変える
・混ぜ方を変える
・道具を変える
・麹をいれてみる
・・・などなど、微調整を入れれば
数えきれないほどの苦労。
しかも、オイルを入れると
生地が安定するそうで、
成功したレシピの再現がしやすい。
ノンオイルだと、やっとまずまずの
シフォンができ、次回、意気揚々と
同じ分量でやってみても
なぜかイマイチな出来に・・・
これもつらかった(泣)
ということで、ノンオイルで、
あのシフォン特有の食感を
出すのは、本当に大変です。
あまりに過酷で苦しんでいる時、
ちょっとオイル入れて作ってみたら、
あっさりと口の中でとろける
しっとりふわふわのシフォンが
完成し、
・・・もうノンオイル、やめようかな・・・
と本気で考えたこともありました。
正直、時々作るシフォンケーキに
オイルが多めに入っていても、
そんなに気になりません。
だいたい、1ホールに
大さじ3杯ほどのオイルが
標準ですので、
1カットで小さじ1杯強。(約50kcal)
今後シフォンケーキを
「楽しく」「手軽」に作ってみたい
と考えている方は、このブログで
紹介してますので、
オイル入りで作ってみてください。
慣れれば、オイル入りの
米粉シフォン作りは
そんなに難しくありません。
ただ、
・頻繁に作って食べたい
・子供のおやつにあげたい
・小さじ1杯とはいえ、
オイルのカロリーは気になる
と思った方は、どうぞ、
こちらのブログを参考に果敢に
挑戦いただければと思います。
毎日のようにノンオイルシフォンを
食べている相方曰く、
ノンオイルシフォンのいいところは
アレンジシフォンになると、
別物の食感になるところだそうです。
確かにオイル入りだとオイルが
しっとり感を生み出すので、
アレンジシフォンにしても
食感は大差なく味が変わるのみ。
その点、ノンオイルは材料全てが
融合し力になって、
食感を生み出しているので
例えば、
・珈琲だとシュワとっした食感
・レモンだとスフレのような食感
など、味以外の変化もあって
飽きないそうです。
これは作り手側だと
なかなか見えない発見なので
嬉しい声でした。
【最後に、一番大事なこと】
それは、最初でも、途中でも、
いつでもいいので、必ず目指す
理想のシフォンケーキ像を持つこと。
よく言われるのが、シフォンは
材料がシンプルゆえに、
アレンジもさることながら、
作り方のバリエーションも無限大。
分量一つ、混ぜ方一つ変える
だけでも、けっこう出来上がりに
差が出ます。
(ノンオイルシフォンは特に)
そのため、目指すべきゴールが
定まっていないと、
終わりなき旅をひたすら進む感じ・・・
実際、私はしばらくそうで、
「もっと美味しくなるはず・・・」
「もっとしっとりするはず・・・」
と漠然と先が見えない中、
作り続けている期間が結構長く、
これがけっこうしんどかった。。。
理想があると、何が足りないのか?
であれば、どの工程を
どう改善すべきか?が
わかりやすくなるので、
ぐんと、改善されるスピードが
速くなり、今回ちょっと失敗しても、
次作るのが楽しみで、
待ち遠しくなります。
・お店で食べたシフォン
・お取り寄せで美味しかったシフォン
・お教室で習ったシフォン
・自分作ってたまたま美味しく
できたシフォン
など、理想のシフォンとの
出会いは人それぞれ。
ただ闇雲に作り続けるより、
ずっと楽しいシフォン道に
なるはずです。
前置きがだいぶ長くなりましたが、
いよいよ本題へ!
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