桜を蕾から撮り続けました。(3月28日からの続きです)

 

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ある日、私たちは、赤カブを取って来るように命じられました。そんな寒くない時期だったと思います。
 
姉は、なぜか、包丁を隠して持っています。
赤カブって、甘いんですよね。
畑に行って、カブの皮をむいて、何個か食べて、葉っぱや、皮は、土に埋めて、何事も無かったように、帰りました。(やばい子でしたね)
 
最初に、引き取って貰った叔母の家での私たちがやった
事です。
山の実も食べましたが、こうして、畑の物も食べていたんです。
 
鯉なんて、小さいジャガイモを茹でたのが餌でしたが、私が食べておりました。鯉にあげたものは、皮ばかり。
その後、鯉は、高く売れたでしょか? 売れる時まで、私たちは、おりませんでしたので。
 
家の前にある大きな池は、町のある人の、持ち物でした。
なぜか、「マンザイセ」と呼ばれておりました。
その池で、マンザイセさんが、趣味で、ガチョウを一匹、放し飼いにしていた事がありました。
 
卵をどこに産むのか、見つからないんだと言って、町に連れ帰りました。
 
m(__)m 私たちが茹でて、食べていたんです。ガチョウの卵は、大きくて食べごたえが有りました。m(__)m
 
叔母は、黄身が二つ入った卵を、女の子は、双子を産むから、食べてはいけないと言って、お米の中に隠すんです。
 
それも、食べてしまい、町から帰った叔母は、沢山ある、米の入った袋を、これかな?これかな?と言って探します。
私たちも、命令されて、探しますが、ある訳無いんです。でも、探さないと叱られますから。
 
こうやって、私たちは、ひもじいのを満たして居たんでが、泥棒ですよね。
 
いい訳が許されるなら、スピッツを飼っていたんですが、犬の方が、しっかり食べているんですから。
私の家など、雑種で、それも、濡れ衣を着せられ、食べられてしまったんです。
 
あの頃、スピッツなんて、そんな贅沢な犬を飼っている家など、有りませんでした。
母は、憤慨しておりました。
仕送りをしていたのに、娘たちに、十分に食べさせないで、その、お金は、どこに使ったんだと。
どれくらいの金額かは、聞いておりません。
 
おしろい、紅をして、山の中の畑に行く人でしたから。
女性らしいえば、女性らしい? 
変なオバサンと言えば、変なオバサンでしたね。
 
という訳で、今日は、私たちのズルの連発の話でした。
因みに、私たち、双子は、産みませんでしたよ。(笑)