カレコ…から名称が変わった三井のカーシェアーズを利用してトヨタ・カローラクロスに乗りました。
今回のカローラクロスはマイナーチェンジ前のガソリンモデルです。
エンジンは2ZR-FAE、排気量1,797cc、最高出力は103kW(140PS)と1800ccの自然吸気エンジンとしては結構パワフルなものとなっています。
現行モデルのカローラクロスはM20A-FKS(排気量1,986cc)、ハリアーやRAV4にも採用されているダイナミックフォースエンジンに変更されています。
いわゆるZRエンジンは2006年頃から使われ続けており、2ZR-FAEは2009年のウィッシュから採用されているなど、良く言えば信頼性が高く、悪く言えば10年以上前の基本設計となる古いエンジンです。
その代わり、2021年当時、このカローラクロスはベースグレードGXが1,999,000円と200万円を切る驚きの価格で発売されたのが今でも記憶に残っています。
全長4,490×全幅1,825×全高1,620mmと日本では使いやすいサイズに収められています。
カローラという車名で全幅1800mm超えは幅広に感じるかもしれませんが、前に乗ったハリアーが全幅1,860mmと機械式駐車場にも載せられないサイズかつ細い道で気を使わないといけなかったので、狭い道でもスイスイ行ける1,850mm以下は使いやすいと感じられるギリギリなんだと感じます。
昨年乗った現行プリウスに比べて、死角が少ないので左折時や駐車時のストレスはかなり少なかったです。
(プリウスの見切りが悪すぎたとも言えます)
また車高が高いことからアイポイントがちょっと高いのも運転しやすいと感じる要因だったと思います。
さすがカローラという事で実用性や使い勝手を意識している車だと感じさせましたが、1点だけ気になる点を言えば、後席がちょっと狭めです。
現行カローラ全てに言えることですが、足回りや乗り心地がかなり改善された一方で後席空間はやや犠牲になっているので購入を考えている方は実物を見るべきだと思います。
仙台市内から旧花山村まで下道(山道多め)を片道90kmほど走って、燃費は13km/Lくらい、そんなには良くなかったです。
高速道路に乗れば15km/Lはいけそうで、燃費計には最高で19km/Lと記録がありました。