●「野草を喰らう」第1話

    -スギナのパスタ-


先日、うちのすぐ裏に、
スギナが群生している空き地を発見。
その日のうちに、
さっそくハサミ片手に「刈り入れ」となりました。


これがスギナです。


すぎな2


スギナは杉の葉に似ているから「杉菜」と書く。
日本では雑草というイメージが強いけれど、

実はその正体は立派な薬草で、
ヨーロッパでは昔から、
ちゃんと薬として用いられてきた植物です。
体内の毒を洗い出す、今でいうところの
デトックスの働きがあるのですね。
漢方でも問荊(もんけい)と呼んで、
腎臓炎、利尿などに用いています。
スギナにはミネラル類やビタミン類が実に豊富で、
特にカルシウムは、

ほうれん草の155倍も含んでいるのです。
お風呂に入れるとアトピーによいとされるし、
最近ではガン細胞の成長を抑え、壊滅させる力を認める学説が
海外で出たという話も聞いています。

目立たないけど、実はとんでもない実力者。

なんだか活劇ドラマの主人公みたいで、

思わず、おぉーっ!て、叫んじゃいそうです。

(なワケないか。てへ。。)

でも、スギナの一番いいところは

なんといっても、

ウマイ!ということでしょう。

食べ方は天日に干して、食材として用いるのが最適です。

干したスギナは噛みしめると味がじわっと濃くて、

野草なのに、なぜか青海苔のような風味があります。

塩気もほど良くて、料理の食材としてはピッタリです。

(日に干すのは1日でOK。写真は↓うちのベランダで干しているところ)


スギナを天日干し

昨日の朝食はというか昼食は、
(うちは1日2食で朝昼兼用)
先日刈り入れたあと天日に干したスギナを使って
僕がパスタを作ってみました。





スギナのパスタの調理時間は約10分。
主役の干したスギナは、
あらかじめ、もみもみして粉にしておきます。

さて作り方です。

まず麺を鍋で茹でる。
茹で上がる間、
中華なべで今が旬のタマネギ半個を、
透きとおるまで炒めます。
炒めたら今度はお湯を差して煮込み、

煮立ったら、 適当に切ったナスを放り込んで

トロトロになるまでいっしょに煮込みます。
味付けはバルサミコとジャコで。

これがソースです。
パスタの茹で汁はいい塩味なので
これも常套どおりに調味料代わりに(少量ね) 。
麺が茹であがったら、お湯を切り、
粉にしたスギナを麺にまぶします。
先のタマネギとナスのソースを麺にかけ、 よくあえます。
好みによってはオリーブオイルをかけてもOK。
(オイルはダウロがやっぱりおいしいです。少々高いけどね)。
皿に盛ったら、干したスギナを麺の上に飾ってフィニッシュです。
塩味がうすかったら、醤油を若干差してもおいしいですよ。


さて、味の方はというと、
うちの法定同居人からも絶賛でした。
われながらよくできました!クラッカー


なお天日干しにしたスギナはそのままお茶にして、

薬草茶で飲むといいです。

ちょっと苦いな、というひとは麦茶で割るとGood。

うちではスギナ、ナズナ、ビワ、イチョウと、

近場でとっておいた薬草を使った

自家製薬草ブレンド茶を楽しんでいます。


スギナ茶

スギナのパスタ、

暇な人はぜひぜひためしてみてチョ。


★最後に注意。スギナは薬草なので収斂性があります。

そのままめちゃくちゃ大量に食べるのはよしましょう。

食材やお茶に使う程度がいいようです。これくらいならぜ~んぜん問題なしですニコニコ