Rさんの続き③
翌週のデートまでは、両想いな感じで順調そのもの。
平日夜には「ちょっと電話してみない?」と言われて、初めての電話で1時間以上も喋ってしまったり
次のドライブデートをどこにするかという話題を中心に盛り上がりました
初対面まで6回も延期になり、どちらかが“もういいや”ってなってもおかしくなかったよね〜と話したり。
そしてデート当日
私の自宅近くのコンビニまで来てもらい、行き先は候補に挙げていた海の方面へ
Rさんの車は仕事兼用のようで、相当な距離を走らせているためか、上り坂になるとやたらと縦揺れして頑張っている感が
海辺にある道の駅のようなところで昼食を取り、
それから砂浜へ。
階段へ座り、密着した状態で込み入った話までしました。
私の離婚理由から、性事情まで…。
Rさんは直近の彼女が毎日求める方だったそうで、年齢も10歳ほど若くなかなかしんどかったそうですが、週2〜3回はしたいという積極派。
(結婚予定で1年同棲してご両親への挨拶まで済ませていたが、彼女に仕事スイッチが急に入り、事情が変わって解消したらしい)
デリケートゾーンがデリケート過ぎる私は
「カンジダを起こしやすくて…」と、薬剤師さんだから素直に伝えてみた
昼間っから堂々とで驚いてはいたけれど、パートナーはそこを気を付けなきゃいけないんだねと納得をされた。
少し移動をし灯台へ。
恋人の聖地でもあり、鐘があります
結婚式の前撮りをされているのだろうか?タキシード&ドレス姿のカップルもちらほら。
そんな場所だからか、目の前の駐車場は料金がかかる。30分なら300円とのことで、Rさんが30分と返答し前払いを…
「Chieちゃん、200円ない?150円でも後で返すから」
「いっ…いいよ…」と、返されることを遠慮しながら、財布に200円があったため渡す。
一応、プロフィールに書いておいた必須条件を守ってくれているのだろう。
結局返ってくることはなかったけれど、返されても気まずいよねとも思う
Rさんは基本カード支払い派のようなので、現金はあまり持っていないのかな。昼食を取った場所もきっとカード不可だったのでしょう。
風が強かったけれど、灯台で何枚か写真を撮り、最後には2人で一緒に鐘を鳴らした
そして車へ戻る
あれっここは絶好の告白タイムだったのでは
それから街中へ戻り、ショッピングセンターでペットショップを眺めたりスタバでお茶したり。
ショッピングセンター内で久々に手を繋ぎました私も奥手だし、お酒の入っていないRさんも奥手だ
それから夕食で、ファミリー向けの焼肉チェーン店へ行くことに
そこでも将来的な話はすれど、決定的な言葉がなかなか…
そこで私が突っつき始めた
急に不安げになるRさん。
「これだけいい感じにしておいて、急に落とすようなことはないよね?」
私、どんだけ小悪魔を疑われてるんだ
「お付き合いしませんか?」
もう少し言葉があった気がしますが覚えていない
そして私「Rさんと一緒に歳を重ねていけたらいいなと思います」
やっと交際の言葉を交わせた
それからRさんは「俺、タイミング間違えたよね灯台で言うべきだったよね」と我に返る
お互いに40歳。
いい年だし、焼肉チェーン店で交際始めるのも味があっていいじゃないか
食事を終え、キスがしたいと言い出した。
また車を走らせ港の方へ
暗く人気のない公園を見つけ、ベンチへ座る。
そしてキス…
最初はフレンチだとばかり思っていたら、いきなりディープ見た目は可愛いけど大人だ…
数回したら、胸まで触られた
キスの相性は良く感じた。心地良かった。
初対面の日は7時間半、2回目は11時間半も一緒に過ごしたけれど、全然苦にならない。自然体でいさせてくれるというか、前から知っていた人のような感じがする。
私の自然体=メンヘラ気質が思いっきり出てしまいそうで不安だ
つづく