今日も暑かったですねぇ。皆さんは夏バテせず、元気に過ごせてますか？

私は今日、「八月納涼歌舞伎」を森尾由美ちゃんと観てきましたよ。

最近、由美とよく一緒にいる〜。

83年デビュー同期、同じレコード会社（ポニー・キャニオン）の元アイドル2人。41年前はこんなに仲良しになるとは、お互い想像もできなかったなぁ😆。

いつもは昼夜2部制だけど、八月の納涼歌舞伎は3部制。

私たちが観たのは午前11時からの第一部で、

1幕目が

人情喜劇の傑作「ゆうれい貸屋」。

2幕目が

ユーモラスな舞踏劇「鵜の殿様」。

どちらもマジで面白かった！

歌舞伎でこんなに笑ったの初めてかも〜。

江戸は京橋。仕事もせず、すっかり酒に溺れているダメ男の弥六（坂東巳之助）が芸者の幽霊に見初められて、幽霊との奇妙な暮らしを始める…というお話。

（歌舞伎においては一目惚れする場面を見染めと言って〝染〟の方の字を使うそうです）。

成仏出来ない幽霊たちが、次々と出てくるんだけど、まったく怖くない。

どころか、みんな愛嬌があって可愛らしい。

言葉も現代風で分かりやすく、途中、弥六とのやり取りが

「これはドリフか？」「吉本新喜劇か？」というくらいのコメディっぷりで、手叩いて笑ろてしまいました🤣。巳之助さん、芸達者や〜！

2幕目の舞踏劇も、幸四郎さん、染五郎さん親子の息ぴったりのコミカルな舞踏が会場を笑いで包み込みます。

殿様（染五郎）と太郎冠者（幸四郎）の鵜飼ごっこ、最高です😆！

実際に縄は無いのに縄で操られているようなパントマイム、まるでタップダンスのようなリズミカルな足拍子。

途中、あれはアドリブなのかなぁ、ムーンウォークまで観せてくれました。

夏の暑さを笑いで吹き飛ばす。

これぞ納涼歌舞伎！

楽しませていただきました。

納涼歌舞伎で暑さぶっ飛ばす！