【母の心】今日は、おしゃべり会開催でした〜いつかこんな日もあったと思いたい

カウンセラー菊井です

今日は、ライフワークとしてのお仕事になります。

子育ておしゃべり会、不定期開催ですが　参加者様にとってはいつも待っていてくださるひととき、ありがたいことです。

今日はどんなお話が出ることやら・・・久々の方、ご新規の方、のご参加でした。（地元中心ではありますが・・）

お茶菓子と、アクリルボードで準備完了です

今日は、直接お会いしての会は久しぶりでした。その分、近況報告の状況も随分変わっていて・・・それは、良き方向へ落ち着いている方から、一進一退を繰り返す方、そして逆行しているかのような日々に苦悩される方まで・・・・

なかなかうまくいかない時間を過ごしていると、親も気持ちが煮詰まってきます。そこから、「もう、十分待ったのだから」とつい、出した言葉が地雷となって、また返ってくる、そうなってはじめて、しまった〜ということの繰り返し。

何度も、繰り返しながら　タイミングをつかむコツを見つけていくのかもしれません。

今日の中で、印象的だった言葉・・・

「どうしたら、いいのか、ということには、それぞれのお子さんの状態によって違うから、正解を求められてもそれは違って、自分の場合はどうだろう？と結局は我が子の様子をみて、見極めていくしかないのですよね」という参加者さんからの言葉・・・

まさに、そうなんですよね。人によってそれぞれなんです。

でも、皆でシェアする話の中に、何かヒントがあるかもしれない、そこでまず試してみる、失敗しながらも繰り返していく、時にうまくいき、コツをつかむ、そんな繰り返しのような気もします。

皆で集まると、元気をもらえる時もありますが、逆に自分の状態が変わらぬと、なんでこんなことに・・・どうすればいいのか、何が自分は間違っているのか、と自分を責めたり、起きている現実を恨みたくなったりします。良くなる人がうらやましくもなる辛さもあります。

それでも、そこから何を気付けるか、と問われる現実、があります。

こちらも耳障りの良い言葉で、片付けてしまいたい気持ちになりますが、それではいつまでたっても変わらないことにもなります。あなたのお子さんは、何を辛いと感じているでしょう、何を母に感じて欲しいと訴えているのでしょう。そこを気付くためには、あなたは何を感じ取らないといけないでしょう。ちょっと耳が痛くなるような言葉かもしれません。それでも、そこにきっと道が開けるヒントがあると思えるのです。

現実には、こんなレベルで解決には程遠い方もいます。医療の力を借りないといけないときは、心の面だけではどうしようもないことがあることも事実、発達障害にしてもそうです、こじれて二次障害的な状態になっているとき、正攻法ではどうにもならないこともあります。

基本は待つことになりますが、待っているだけでは出口が見つからないことも・・・・この出口に見えるひとすじの光を見つけるために彷徨ってしまうのですよね。

彷徨っている、と感じた時こそ　待つことが大事、だと今一度原点に返って欲しいと思います。（ま・・でも、本当にケースバイケースなのが正直なところですが・・・）

こんなことを思う、本日のおしゃべり会でした。

不登校を抱えて、悩んでいたときは、発達障害はグレーゾーンだろうな、と思っていた人も、現実に社会に出るようになると、学校という枠のなかで過ごしていたようにはいかず、困りごとがそれまでよりも、ぐんと大きくなることがあります。

そして、せまる８０５０問題

今日のメンバーでは、うちも含めて大人になってから、手帳の取得をしたメンバーも数名・・・勉強ができる、できない、とは全く別次元の話が発達障害。

生き辛さ、としか言えないけど、そこを克服するためのベースが、自己受容、障害受容、自己認識、自己肯定感、なんだなと感じます。　

親は、ここのあたりを　どう受容と認識へつなげていけるのか、と突きつけられます。同時に、親自身も受容と認識を問われるのです。

最後に、「いつかこんな日もあったな〜と思い出話ができるのが夢です」という言葉が今の抱えている重さを感じる言葉でした。

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問題の本質は、何なのか・・・